ソフトウェアアップデートについて
Lexus Safety System +は、G-Linkの通信を用いて遠隔でソフトウェア更新を行う車種があります。
ソフトウェアアップデート機能を利用するためには、G-Link契約を締結していただく必要があります。
※ソフトウェア更新に伴い、Lexus Safety System +の機能が変更・追加された場合にはWeb版取扱説明書が更新されます。ソフトウェアバージョンにあった取扱説明書で必ず内容をご確認いただいた上で機能をご使用ください。
対車両・対歩行者[昼]
ミリ波レーダー+単眼カメラまたはステレオカメラ方式プリクラッシュセーフティは、次のような状況では正常に作動しない場合があります。
- ■きついカーブや起伏がある場所を走行する時
- ■交差点などで、自車の進行方向に急な飛び出しがある時
- ■車両が横から割り込んできたり、飛び出してきたりした時
- ■センサーへの強い衝撃などにより、センサーの向きがずれている時
- ■歩行者が身長約1m以下の時
- ■歩行者が集団でいる時
- ■悪天候(大雨・濃霧・雪・砂嵐など)の時
- ■車が横すべりしている時
- ■トンネル内や夜間など、周囲が暗い時
- ■車両姿勢が変化している時
- ■前方からの強い光(太陽光・対向車のヘッドランプ光など)が前方センサーに直接あたっている時
- ■先行車の後端の面積が小さい(空荷のトラックなど)、後端が低い位置にある(低床トレーラーなど)時
- ■ウインドシールドガラスが汚れていたり、雨滴・結露・氷雪などで覆われている時
- ■前方車両から水・雪・土埃などの巻き上げがある時
- ■前方から自車に向かって車両が近づいてくる時
- ■前方車両が横向きの時
- ■車両前方に水蒸気や煙などがある時
- ■前方車両が特殊な形状の時(トラクター・サイドカーなど)
- ■前方車両が太陽光などを強く反射している時
- ■前方車両が急な動きをした時(急ハンドル・急加速・急減速など)
- ■周囲の明るさが急激に変化する場所を走行する時(トンネルの出入り口など)
- ■周囲が薄暗い(朝方・夕方など)、または周囲が暗い(夜間やトンネル内など)など、作動対象が背景に溶け込んでいる時など
極めてまれですが、衝突の可能性が高くなくても、次のような場合にはシステムが作動することがあります。
- ■カーブで対向車とすれ違った時
- ■カーブ入り口の道路脇に車両・歩行者・構造物が存在する時
- ■道路上方に構造物(天井の低いトンネル・道路標識など)がある場所を走行する時
- ■右左折時に対向車とすれ違った時
- ■先行車に急速に接近した時
- ■車両姿勢が変化している時
- ■濃い霧や煙などがある場所を通過する時
- ■先行車などから水・雪などの巻き上げがある時
- ■路面にうねり・凸凹がある時など、車両姿勢が変化している時
- ■車両や歩行者のすぐそばを通過する時
- ■車線を変更して先行車を追い越す時
- ■車線変更している先行車を追い抜く時
- ■右左折する先行車を追い越す時
- ■右左折待ちの対向車とすれ違う時
- ■ETCゲートや駐車場のゲートなどの開閉バーに急速に接近した時
- ■車両に覆い被さるような障害物(垂れ幕・垂れ下がった枝など)がある時
- ■前方センサーの高さに突き出た障害物がある場所に駐停車する時
- ■センサーへの強い衝撃などにより、センサーの向きがずれている時
- ■道路脇が構造物に囲まれた狭い道(狭いトンネル・鉄橋など)を走行する時
- ■隣の車線の前方車両との位置関係がずれる道(曲がりくねった道など)を走行する時
- ■道路脇の構造物(ガードレール・電柱・木・壁など)に近づいた時
- ■横断する歩行者が車両のすぐそばに近づいた時
- ■路上または道路脇に金属物(マンホール・鉄板など)・段差・突起物がある時
- ■上り坂で道路上方に構造物(看板など)がある場所を走行する時
- ■先行車が急減速した時など
Lexus Safety System +
の「アクティブ操舵回避支援」は、以下のような状況では作動しない場合があります。
- ■ブレーキのみで衝突回避ができるとシステムが判断した時
- ■自車の中心付近にいる歩行者と衝突する時
- ■回避するための十分なスペースがない、または、回避先に物がある時
- ■回避方向の前方、または、後方より移動物が接近している時など
Lexus Safety System +
の「歩行者注意喚起」は、以下のような状況ではシステムが注意喚起の対象と判断し、ヘッドアップディスプレイ表示が、実際の対象方向とずれて表示される場合があります。
- ■路面にうねり・凸凹・轍があり、車両姿勢が変化している時
- ■坂道を走行している時
- ■左右に傾きのある道路を走行している時
-
■運転者の運転姿勢(シート合わせ位置)が標準から大きくずれている場合・ヘッドアップディスプレイの表示位置(高さ合わせ)が標準から大きくずれている場合など
対車両・対歩行者[昼夜]/自転車運転者[昼]
自転車運転者[昼夜]/自動二輪車[昼]
ミリ波レーダー+単眼カメラまたはステレオカメラ方式プリクラッシュセーフティは、次のような状況では正常に作動しない場合があります。
- ■先行車の後端面積が小さい時(空荷のトラックなど)
- ■歩行者・自転車運転者の大きさが約1m以下の時
- ■歩行者・自転車運転者が集団でいる時
- ■車両姿勢が変化している時
- ■車両が横から割り込んできたり、飛び出してきたりした時
- ■作動対象が太陽光などの強い光を反射している時
- ■前方車両の最低地上高が極端に高い時
- ■前方車両・自転車が特殊な形状の時(トラクター・サイドカー・3人乗り自転車など)
- ■作動対象が自車の中心とずれている時
- ■歩行者・自転車運転者の全身の輪郭があいまいな時(レインコート・ロングスカートなどを着用)
- ■歩行者がベビーカー・車いす・自転車などを押している時
- ■悪天候(大雨・濃霧・雪・砂嵐など)の時
- ■きついカーブや起伏がある場所を走行する時
- ■周囲が薄暗い(朝方・夕方など)、または周囲が暗い(夜間やトンネル内など)など、作動対象が背景に溶け込んでいる時ど
極めてまれですが、衝突の可能性が高くなくても、次のような場合にはシステムが作動することがあります。
- ■右左折時に対向車とすれ違う時
- ■上り坂で道路上方に構造物(看板など)がある場所を走行する時
- ■進路変更時や曲がりくねった道を走行する時など、自車前方の隣車線や路側に作動対象がある時
- ■カーブ入り口の道路脇に作動対象や物体などが存在する時
- ■車線変更や右左折している作動対象などを追い抜く時
- ■進路上方に物体(道路標識や看板など)がある場所を走行する時
- ■自車に覆い被さるような障害物(生い茂った草・垂れ下がった枝・垂れ幕など)がある場所を走行する時など
対車両・対歩行者[昼]
対車両・対歩行者[昼夜]/自転車運転者[昼]
自転車運転者[昼夜]/自動二輪車[昼]
次のような場合は、必ずプリクラッシュセーフティをOFFにしてください。
プリクラッシュセーフティが正常に作動しないおそれがあります。
- ■けん引される時
- ■けん引する時
- ■船舶・トラック・カートレインなどに積載する時
- ■シャシーダイナモメーターやフリーローラーなどを使用する時
- ■タイヤチェーンを装着している時
- ■サーキットなどでスポーツ走行する時
- ■車両姿勢が変化している時(メーカー指定のサイズ以外のタイヤを取り付けている時や、サスペンションを改造している時など)
- ■スペアタイヤやパンク修理キットを使用している時など
プリクラッシュブレーキの作動中に次の操作をすると、操作状態によっては作動が解除される場合があります。
- ■アクセルペダルを強く踏み込む
- ■ブレーキペダルを踏む
- ■ステアリングを大きく切る、またはすばやく操作する
- また、プリクラッシュブレーキが作動し、車両が停止した後はプリクラッシュブレーキを解除します。
対車両・対歩行者[昼]
対車両・対歩行者[昼夜]/自転車運転者[昼]
自転車運転者[昼夜]/自動二輪車[昼]
センサーが正常に検知しない場合
- ■太陽光など強い光がレンズに直接あたっている時
- ■悪天候などで視界が悪い時
- ■センサーの温度が非常に高い時
- ■周囲が薄暗い(朝方・夕方など)、または周囲が暗い(夜間やトンネル内など)など、作動対象が背景に溶け込んでいる時
-
■冬季のように、車室内と外気の温度差が大きい時などは、ウインドシールドガラスが曇りやすくなります。ウインドシールドガラスのセンサー前部が曇ったり、結露したり、凍結したりすると、システムが一時的に作動しなくなることがあり、プリクラッシュセーフティ警告灯が点滅または点灯します。その場合は、ワイパーやエアコンで曇りなどを取り除いてください。
- ■カラーコーンなどのプラスチック類は検知できません。
- ■動物・オートバイ*1・木・雪の吹きだまりなどは検知できません。
*1 自転車運転者[昼夜]と自動二輪車[昼]の場合は除く。
VSC*2を停止した時
VSCの作動を停止した時は、プリクラッシュブレーキアシスト、プリクラッシュブレーキの作動も停止します。ただし、衝突警報は作動します。
*2 VSC:Vehicle Stability Control(車両安定制御システム)
歩行者検出について
カメラの歩行者検出には限界があります。歩行者が身長約1m以下、または約2m以上の時、歩行者が直立姿勢以外(屈む、寝そべる等の姿勢)の時は、検出できない場合があります。
歩行者が検出できないケースについては、レクサス販売店におたずねください。
プリクラッシュセーフティ警告灯が点滅または点灯、およびマルチインフォメーションディスプレイに警告メッセージが表示された時(マルチインフォメーションディスプレイ装着車)
システムが一時的に作動しない、またはシステムに異常があるおそれがあります。
- 次の時は、状況が改善されるとプリクラッシュセーフティ警告灯・警告メッセージが消え、作動可能状態になります。
- ■炎天下に駐車した後など、前方センサー周辺の温度が高い時
- ■ウインドシールドガラスが曇ったり、結露したり、凍結したりしている時
- ■ボンネットが開いているなど、前方センサーの前がさえぎられている時
プリクラッシュセーフティ警告灯が点滅したままの時、および警告メッセージが表示されたままの時は、レクサス販売店で点検を受けてください。
対車両(衝突回避支援タイプ)の場合
走行中、システムは踏切の遮断機などの前方障害物を衝突対象物と認識し、プリクラッシュブレーキを作動させることがあります。万一踏切内に閉じ込められた場合などは、以下の操作で車両を前進させ、状況に応じて安全を確保してください。
- ■車両停止後に再度アクセルペダルを踏む
- ■減速中にアクセルペダルを深く踏み込む
- ■プリクラッシュセーフティをOFFにする