ANEST IWATA Racing with Arnage
リアルのMOTORSPORTへの挑戦
ANEST IWATA Racing with Arnageは1926年に創設された産業機械メーカー、アネスト岩田がメインスポンサーを務めるレーシングチームで、箱根ターンパイクのネーミングライツをきっかけに新事業のプラットフォームとして、モータースポーツへのサポートを開始。リアルの枠を超え、常識を追い越す。No Theory.というステートメントを掲げて、SUPER GTに参戦。
同チームの最大の特徴が、ドライビングシミュレーター / レースゲームでもある『グランツーリスモ』が参戦パートナーとして加わっていることで、参戦車両のデザインもグランツーリスモの開発元であるポリフォニー・デジタル社が担当。ファーストドライバーとして2018年の「FIAグランツーリスモチャンピオンシップ(e-SPORT) ネイションズカップ」の初代チャンピオンが、リアルなモータースポーツでステアリングを握ることも注目だ。
「創業100周年に向けて挑戦の文化を作っていきたい。e-SPORTからリアルスポーツへ挑戦することで社内の雰囲気を変えていきたい」とアネスト岩田の取締役兼チーム総監督を務める武田克己氏はインナーブランディングについても語る。
ANEST IWATA Racing with Arnageは「モータースポーツ」をツールに、バーチャルとリアルをブレンドしながら、新しい技術やムーブメントを生み出していく。
市販車をベースとするFIA-GT3規定に沿って製作されたLEXUS RC Fのレーシングカー。2017年のデビュー以来、SUPER GTのほか、世界のGT3シリーズで活躍。市販車のモノコックでありながら、カーボンパーツを駆使して軽量化を実現。さらに風洞テストを経てエアロフォルムも追求。エンジンはTCD(トヨタカスタマイジング&ディベロップメント)が開発した5400ccのV型8気筒エンジンで、最高出力は500ps以上を発揮。優れた空力性能が特徴となっており、高速サーキットでの高いパフォーマンスを発揮。
ANEST IWATA racing with Arnageの駆るマシンは、鮮やかなブルーがフレッシュな新時代を感じさせる。参戦車両のデザインは、『グランツーリスモ7』(PlayStation® 5/PlayStation®4用ソフトウェア)上でグラフィックデザインされたものを採用している。
- ベース車両名称
- LEXUS RC F GT3
- ボディサイズ
- 4846×2030×1271mm(全長×全幅×全高)
- 車両重量
- 1300kg
- ホイールベース
- 2770mm
- トランスミッション
- 6速シーケンシャルトランスアクスル(パドルシフト)
- 駆動形式
- 2WD
- 乗車定員
- 1人
- エンジン
- V型8気筒
- 排気量
- 5400cc
- 最高出力
- 500ps以上
with Arnage
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