いかご 布裂織込
畳表にならないイ草と、
デニムの残布を合わせる。
モノを大事に使い切るかごバッグ。
国産のイ草を数本撚り合わせ、縄にしたものを編んだかごバッグ。モノを大事にしながら自由な発想で作られた古民具の思想を取り入れた。畳表にならない短いイ草を活用したかごに岡山県産のデニムの残布を合わせ作品に。全てのモノを大事に使い切る、という先人たちの精神がプロダクトに込められている。
1993年岡山県倉敷市生まれ。1886年に創業した須浪亨商店5代目。祖母からかご作りの基礎を習う。学生時代はジュエリーを専攻しており、同時に独学で靴づくりを行う。現在は「いかご」と呼ばれるい草の縄を使用したかごを製造しており、小売店への卸販売をメインとし、個展、グループ展などを年に数回実施している。また、百貨店などでの催事やクラフトフェアなどにも参加。