次世代のクリエイターを支援・育成する 国際デザインコンペティション
LEXUS DESIGN AWARD 2021
ファイナリスト作品
過去最多となる2,079点の応募作品の中から、豊かな社会とより良い未来を創造する革新的な6作品を選出。
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次世代のクリエイターを支援・育成する 国際デザインコンペティション
過去最多となる2,079点の応募作品の中から、豊かな社会とより良い未来を創造する革新的な6作品を選出。
CY-BO
生物の細胞の接合から着想を得た新しい梱包材で、ピースを組み合わせることで、さまざまな形状に変化させることができる。何度でも組み替えて再利用でき、アイデア次第で小物やインテリアなど、梱包材以外の用途にも活用できる。
阿部憲嗣
日本
多摩美術大学でプロダクトデザインを専攻し、2013年に卒業。東京を拠点に活動するプロダクトデザイナー。映像製品のデザインの仕事を行うかたわら、個人的なデザイン活動も展開。人間、自然、動物、そして地球のより良い未来の創造に関心を持ち、人類が直面している問題に対する美しい解決策を、デザインを通じて提案したいと考えている。
Heartfelt
パンデミックの時代に“人が存在すること”の意味を探求し、相手の体温や鼓動を、遠距離通信デバイスを通じて感じることで、ひとりでいることの不安や精神的なストレスを解消する。
ゲイル・リー&ジェシカ・ヴェア
ニュージーランド&トンガ(活動拠点:ニュージーランド)
オークランド工科大学でクリエイティブテクノロジーの学士号を取得し、同修士号の取得を現在目指すユニット。人々の助けになる意義ある作品の創作や、異なる分野・実践の場を繋ぐコラボレーションの促進に熱心に取り組んでいる。
InTempo
他者の前や公の場での精神的な不安(社交不安障害など)に苦しむ人を支援するための手袋。音楽のリズムに合わせて、手袋の特定の部分に触れることで、今置かれている状況から意識をそらし、気持ちを落ち着かせることができる。
アリーナ・ホロヴァチュク
ウクライナ
キエフの国立大学で建築情報技術の研究を続ける若手建築家。人間の感情と、人間が世界をどう捉えているかを重点に置きデザインにアプローチする。
KnitX
デジタル編み物に光学活性糸、導電性糸、合成糸を組み合わせた機能性テキスタイル。活性繊維と電子繊維を使用することで、人の動作や日光にダイナミックに反応し、テキスタイルの見た目や温度が変化する。この機能は、衣服やインテリアファブリックに幅広く活用できる。
イルマンディ・ウィチャクソノ
インドネシア(活動拠点:米国)
電気・テキスタイルのエンジニア兼デザイナー。現在、マサチューセッツ工科大学(MIT)メディアラボの博士課程在籍中。人間とコンピューターのインタラクションなど、さまざまなアプリケーションに対応するテキスタイルベースの電子工学の開発に焦点を当て、研究を行っている。
Solar Desalination Skylight
海岸沿いの生活インフラが整っていない地域において、豊富な太陽エネルギーと海水を利用し、飲料水と拡散光を生み出す装置。残った塩水からエネルギーを生み出し、装置本体のLEDライトも点灯することができる。
ヘンリー・グロガウ
ニュージーランド-オーストリア(活動拠点:デンマーク)
コペンハーゲンにあるデンマーク王立芸術アカデミーを卒業。修士課程では建築と極限環境を専攻し、さまざまな場所に遠征し現在と将来の地球規模の課題を探求した。現在はコペンハーゲンのデザイン会社GXNで建築家として働いている。
Terracotta Valley Wind
夏場に地下鉄の駅構内を冷却させ、エネルギー消費を削減するテラコッタ製の蒸発冷却システム。地下鉄の駅で、列車がホームに入ってくる際に発生する風力という、これまで利用されていない資源に着目し、安価で入手しやすく、水分を素早く蒸発させるテラコッタを用いて気化熱を活用する。
Intsui Design
(シンガイ・カク、ホカ・セイ、
イチライ・ロ、ウ・チョウ)
中国(活動拠点:日本)
東京を拠点に活動するプロダクトデザイングループ。多摩美術大学・統合デザイン学科で修士課程に在籍中の4名より成る。人々の直感と、モノや環境に対する自然な反応に焦点を当て、人間の潜在意識的な行動とデザインの関係を探求する。