パーティーバッグ「てまり」
ココロまで弾みだす、
手毬を模した
竹のパーティーバッグ。
竹製品に馴染みのない人にも使いやすい球体型のバッグ「てまり」。パーティー時の服装や周囲との調和を意識したデザインとなっている。編み目や形状の美しさからは、竹工芸の文化も垣間見られ、利便性と文化の継承を見事に融合させた。
1983年に生まれる。28歳のときに竹工芸師になろうと愛媛の伝統工芸師、倉橋澄夫氏に弟子入りし、竹細工を学ぶ。その後、大分県竹工芸訓練センターに行き1年学び、愛媛に帰ってきて開業する。県内を中心に教室の講師や商品の卸、展示会を行い、クラフトフェアや百貨店の催事で県外にも出展し、活動してきた。作品は炙って油抜きした真竹を主体に部分的に黒竹を用いる作風と、青竹をそのまま使用した青物の2方向で展開している。