夢見華蝶図
沈む影から、浮かぶ影へ。
蒔絵に光を当てると、
蝶が舞い、踊る。
漆・本金・本銀・螺鈿・アクリル・木材・和紙を使用し、異素材と漆芸の融合を実現したUrushiArt「夢見草蝶図」。日本古来から伝わる伝統技術はそのままに、蒔絵の裏側にできる影も一つの作品として眺める。
1982年兵庫県姫路市生まれ。学生の頃から家業を手伝い、重要文化財の修復・個展などを行いながら2013年香川漆芸研究所研究院を卒業。2014年日本伝統工芸近畿展「新人奨励賞」、兵庫工芸展「大賞」など受賞。各地で金継ぎ・漆教室の講師を務める。2018年「江藤漆美術工芸」「Urushi Amuse」設立。