雪の音
刃物の魅力は音にあり。
心に響く音色が、
津軽の雪降る夜を想わせる。
刃物の魅力を余すことなく取り入れたベル「雪の音」。今回着目したのは、切れ味や形の美しさではなく、金属ならではの音色。耳を澄ませて揺さぶると、津軽のしんしんと雪の降る夜の音を想わせる美しい音色が聴こえてくる。さらに、刃物鋼ならではの「ダマスカス鋼」に新しい発色法を取り入れることで、見る角度によって表情を変える、オブジェとしても美しいベルが完成。
1986年青森県弘前市生まれ。350年代々続く刀鍛冶の家系の8代目。2011年後継者として長年培われてきた技術と歴史を守るため入社。家庭用から和食のプロ向けの包丁製造に携わっている。2015年青森県教育委員会より、青森県古式銃砲刀剣類の登録審査委員に任命される。フランス国際見本市メゾンエオブジェ、他海外展示会に出展。OMOTENASHIセレクション2014受賞。