tension
砥部の砥石から
生まれた、かたい器が、
毎日を柔らかくする。
砥部の砥石を原料にした磁器土で作られた「tension」は、カップ&皿、ソース入れ&皿のセット。砥部焼の伝統を受け継ぎながら、白と黒で構成されたスタイリッシュなプロダクト。「磁器土が持つ固さの表現に一番苦労した」と語る匠。土の素朴な質感を守るため、釉薬を掛けない焼き〆で仕上げた。
1980年生まれ。20歳の頃、父の山本俊一氏が設立した「和将窯」にて手伝い始める。その後、砥部焼の伝統を生かしつつ、白と黒をコンセプトに独自のデザインアートを展開。2007年には愛媛陶芸展で最優秀賞を受賞する。受賞したエチュード模様で、県内では一躍有名になり、エチュード模様をアレンジした新しいデザインを次々に作り上げ、2012年には5年連続受賞を達成。