RINZA-りんざ‐
正座のための椅子、
目線を下げて改めて見える
景色を愉しむ。
正座のための椅子「RINZA」。お寺や茶室など日本の伝統文化を体験するとき、正座をする人にとって少しでも楽に、美しく自然な姿で座ることができる。県産の杉や松を使い一本の木から削り出すことで強度を保ちながら、軽くてより自然で美しい形に仕上げた。表面は漆で仕上げ、途切れのない美しい木目が浮かびあがる。
1980年鳥取県生まれ。16歳の時父から紹介された木工所でアルバイトをし木工に興味を持つ。京都伝統工芸大学校指物科卒業。石川県立輪島漆芸技術研修所そ地科を3年間専攻。2006年茨城県に移住し、いくつもの木工所に勤務し、2011年に独立。展示会などはあまり行わず、オーダーメイドによる直接の制作依頼にて現在の「なかもく」に至る。茨城デザインセレクション2014選定。