蓮 HASU , SWING CUP
木彫と漆の融合。
重厚な想像を裏切る、
手に取った時の驚き。
蓮 HASUは「古代蓮の里」(埼玉県行田市)の蓮をモチーフに、欅の一枚板から叩き彫り。ユネスコ無形文化遺産にも登録された細川紙を貼り、天目蒔絵で仕上げた。 SWING CUPは和紙の原料「楮」を固めてつくった軽くて丈夫な楮漆器。埼玉で生まれ、育った「命ある素材」の温かさを感じる。
1982年赤塚派江戸蒔絵師十代・三田村有純の長男として、東京都武蔵野市に生まれる。2004年岩手県安代町立漆芸研究所卒業。富山県井波で5年間前川正治氏に木彫師事。2011年NPO法人APOCで木彫指導。展覧会出品多数。個展2回。現在は埼玉県小川町のアトリエにて制作中。彫り塗り蒔絵と和紙で、木や樹液の命を造形に込めた現代漆作品を目指す。