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Jul 17,2014. UPDATE

WORKSHOP BY LEXUS vol.9「LEGO MindstormsでMUSIC! 音と身体とプログラミング」開催

6.05 Thu 19:15 START

GUEST:
真鍋大度さん(アーティスト)、江口敬介さん(レゴ エデュケーション セールス&マーケティングマネージャー)

アーティストの真鍋大度さんと、レゴ エデュケーションのセールス&マーケティングマネージャー、江口敬介さんを迎えたWORKSHOP BY LEXUS vol.9。500名を超える応募者から選ばれた約30名のゲストが参加し、時間内にレゴ「マインドストーム」を使って楽器を作り、さらに演奏するというワークショップを実施しました。司会・進行は雑誌『WIRED』日本版の編集長、若林恵さんが担当しました。

まずは、真鍋さんの紹介から。今回のワークショップのテーマに合わせて、「センサーでデータを受けて、サウンドファイルを生成したものを」と前置きをして、スニーカーにセンサーを組み合わせて楽器に仕立てた「NIKE MUSIC SHOE」や光センサーを使用した「scoreLight」といった過去の作品の映像を披露してくれました。

続いて、レゴ エデュケーションの江口さんは、「30年ほど前から、レゴを教育に活かすための活動を続けてきたのがレゴ エデュケーション。ワークショップで使用するマインドストームは、レゴブロックにセンサーやモーターを組み合わせて、ロボットなどを作り動かすことが出来るプログラミング教材です」と解説。「今回は、超音波センサーや、タッチセンサー、ジャイロセンサーを使って、楽器を作ってもらいます」とワークショップの「お題」を説明してくれました。

ここで軽食休憩を挟んで、いよいよ、楽器作りがスタート。ゲストは10チームに分かれ、チームごとに、ドラム、アコーディオン、テルミンといった楽器に似たもの、車輪を転がして演奏する新タイプなど、マインドストームを使った思い思いの楽器作りに取り組みました。真鍋さんは、カラーセンサーを使ったオリジナル楽器を制作。完成後、各チームから選出された演奏者による演奏会を実施しました。最後は、真鍋さん、江口さんと共に全チームによる大演奏会を行なって、ワークショップは終了しました。

参加したゲストは「(カラーセンサーを使うと)色で反応して音階が出来るのがおもしろい。難しかったけど楽しい時間でした」「(楽器の)外身も中身も作れるのが楽しいですね」と感想を寄せました。若林さんは「想像以上におもしろい内容になったようで、僕自身も楽しませてもらいました。また、こういうワークショップ、どうですか?」と訪ねると「次は受講生として来たいですね」と真鍋さん。

プログラミングに触れ、知的好奇心を刺激される。それでいて楽しく、最後まで賑やかなイベントになりました。

このイベントの詳細レポートは、WIREDにてご覧頂けます。