走行性能

走行性能

  • コンセプト
  • 電動化技術
  • プラットフォーム
  • サスペンション
  • その他の走行性能
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  • その他の走行性能

Lexus Driving Signatureを
さらに深化

バッテリーEVシステムを全面刷新し、モーター出力の向上や、航続距離の伸長、充電時間の短縮を実現しました。 加えて、BEV(電気自動車)専用プラットフォームを高剛性化するなどの細部にわたるチューニング、およびドライバーの意図に忠実な走りを支える四輪駆動力システム「DIRECT4」の特性を最適化するなど、走りの基本性能を徹底的に追求し、RZの走りのコンセプト“The Natural”を磨き上げました。 あらゆる走行シーンで減速、操舵、加速がシームレスに繋がる、自然で気持ちの良い走りの味「Lexus Driving Signature」をさらに深化させています。

e-TNGA

クルマがもたらす楽しさ・喜びを提供するため、BEV(電気自動車)専用プラットフォーム「e-TNGA」を採用。バッテリーの車両フロア下への搭載による低重心・低慣性モーメントという運動性能の素性にすぐれた特徴を活かし、操縦安定性と乗り心地を高い次元で両立しました。

eAxle

eAxleは、駆動モーター、トランスアクスル、インバーターを完全一体化し、コンパクト構造にすることで航続距離、広い車内空間、すぐれたデザイン性に貢献するユニットです。RZでは、インバーターの効率を向上したeAxleを車両の前後に搭載。駆動モーターは大容量リチウムイオンバッテリーの採用で前後ともに167kWを出力しつつ、オイル撹拌損失の低減や、低粘度オイルの採用などにより、電力の大幅な損失低減を実現しました。さらに、シンプルかつ最適なギヤトレーンなどにより小型・軽量化も図り、航続距離の伸長にも貢献しています。

航続距離

eAxleによる電力の大幅な損失低減と駆動用電池の大容量化に加え、制御の最適化や、空力性能の追求などをより推進することで、安心感を高めた航続距離を確保しました。
一充電走行距離
交流電力量消費率

DIRECT4

eAxleを搭載したAWDシステムのDIRECT4は、駆動力配分の制御を最適化し、すぐれたトラクション性能と操縦安定性を実現。 気持ちの良い、上質なコントロール性を提供します。 機能解説動画はこちら

RZ500e “version L” RZ550e “F SPORT”

ドライブモードセレクト

複数のシステムを統合的に制御。SPORTモード、ECOモードなど、ドライバーの好みやさまざまな走行シーンに応じてドライブモードをディスプレイ内のソフトスイッチで切り替えることで、さらなる走りの楽しみを提供します。また、RANGEモードでは、航続距離最大化のため、下記制御を一括で切り替えることで電力消費を抑制します。 走行制御:車速制限、最大駆動力制限、前後駆動力配分など 空調制御:OFF*

“F SPORT” 設定装備

RZ550e “F SPORT”は、直感的な操舵感覚のステアバイワイヤシステムやインタラクティブマニュアルドライブの採用、また、空力の追求、専用チューニングなどにより、ダイレクト感ある走りと操る歓びを追求。ドライバーの意思にクルマが即応することで生まれる一体感をあらゆるシーンでご堪能いただけます。 “F SPORT”について詳しくはこちら

高剛性・軽量ボディ

操縦安定性や乗り心地の向上のために、ボディ骨格の接合にレーザースクリューウェルディング(LSW)や構造用接着剤、レーザーピニング溶接技術を積極的に採用。アンダーフロアには高剛性・高減衰の接着剤を塗布することで、フロア振動を抑制します。リヤのラゲージ開口部では、変形を抑えるために、二重環状構造に加え、高剛性発泡剤を取り入れることで歪みにくい構造としました。

最適部位への
ボディ補強の実施

BEV(電気自動車)においても、レクサスが大切にしている対話できるクルマ、すっきりと奥深い走りを追求。eAxleによる制駆動の応答特性と操舵応答特性を合わすべく、ボディの変形シミュレーションと実走行評価を繰り返し、最適部位に最大効率の補強を施しました。

  • ①ラジエーターサポート

    フロントのラジエーターサポート廻りでは板厚、接合の強化を実施。局所的なねじり変形を抑え、ステアリング操作に対するすっきりとリニアな反応を実現し、すぐれた操舵応答性に貢献します。

  • ②パフォーマンスダンパー®
    (フロント)

    「パフォーマンスダンパー®」を設定することにより、乗り心地・ハンドリング性能・直進安定性の向上など、より上質なドライビングが味わえます。

  • ③ステアリングギヤボックス

    ステアリングギヤボックスの取り付け構造を4点式の取付け部のうち、車両前方の2点をブッシュを介さず直接マウントしました。操舵時の応答性と剛性感に貢献します。

    “version L”

  • ④ロアバック補強プレート

    ロアバックに補強プレートを追加することにより、リヤメンバーの上下方向の入力に対してロアバックの変形が抑えられ、リヤのグリップ感やロール感を向上させました。

  • ⑤リヤブレース

    ボディ後端にリヤブレースを追加することで、フロアサイドメンバーの上下変化を抑制。すぐれた操舵応答性に貢献します。

サスペンション
(フロント・リヤ)

路面入力の周波数に応じて伸び側ストロークの減衰力を変化させ、乗り心地を損なうことなく高い操縦安定性を提供する周波数感応ピストンFRD*Ⅱアブソーバーを採用。アブソーバーの減衰力を最適化することで、よりフラットな乗り心地、すぐれた操縦安定性を実現しています。

走行サウンド BEV(電気自動車)においても、クルマと人が対話を通じ運転を楽しめるような音作りを追求しました。車両の走行状態に応じた走行サウンドにより快適なドライブ空間を演出するASC(Active Sound Control / Acceleration Sound Control)により、車両の走行状況をドライバーへリニアに伝えることで、運転感覚に寄り添う空間作りをめざしました。モーター音が乗員へ心地良く響くよう、音色や音響伝達特性にもこだわったチューニングを行なっています。 静粛性 室内の快適性を最大限に高めるために、静粛性も追求しました。床下バッテリーに遮音壁としての機能を持たせたほか、フード開口全周シールの設定による見切り部からの吹き出し抑制で、キャビン周りの風切音の変動感を低減。前後席のアコースティックガラスや遮音性を高めた新断面ガラスランにより高速走行時にも車内の会話を邪魔しない静粛性を実現しています。加えて、ドアトリム、シートサイドガーニッシュ、バックドアトリムに防音性の高い素材を採用したうえ、シートサイドガーニッシュの範囲を拡大。さらに防音性能を持つトノカバーの採用やバックドアトリムアッパー、デッキボックスに防音材を追加するなど徹底した取り組みによりロードノイズ、風切り音を低減しました。またボディフロアパネルに高減衰接着剤を採用し、不快な振動を抑えることで質感の高い乗り心地に貢献しています。

空力性能

BEV(電気自動車)で可能となった意匠造形と空気抵抗(Cd)の低減を追求し、航続距離確保に貢献できる空力性能を開発。エンジン冷却用のラジエーターを必要としないBEVの特徴を最大限に活かした低いフードデザインやフロントグリル開口の最小化、さらにグリルシャッターの採用による風量コントロールで空気抵抗を低減しています。また、ガラス面からドア意匠面までの段差を1段化したフラッシュベルトモールでは、ベルトモール上面に安定した強い渦を発生させることで、風を整流。すぐれた操縦安定性をもたらします。

  • フロントグリル開口部

    バンパーロア部に設けたグリル開口部は、冷却風取り込みに必要な最小限の大きさとし、モーターコンパートメント内に入る風量を最小化しています。

  • フロントバンパー

    段差低減とスリット孔の相乗効果で圧力の高まりを抑制し風を整流します。

  • フラッシュベルトモール

    ガラス面からドア意匠面までの段差を1段化したフラッシュベルトモールで風を整流します。

  • フード開口全周シール

    フードの隙間から吹き出す空気を抑制するため、フードの開口全周にフードシールを採用しました。

車両フロント/サイド部だけでなく、リヤや床下においても空力性能を追求しました。中央でカットされたルーフスポイラーは、車両後流での収束性を高め空気抵抗を低減させています。また、サイド部形状により、クォーターピラーからの風の巻き込みを特に横風発生時に抑制することで、走行安定性に寄与しています。床下ではアンダーカバーのフラット面を拡大し、空気抵抗をより低減しました。さらにフロントアンダーカバーに設置したディンプル形状は接地感を高め、またリヤアンダーカバーの2種類のフィンはタイヤ後方および床下の風流れの変動を抑制することで直進安定性を高めており、これらは空気抵抗を増加させることなく走行安定性へ寄与しています。

乗り心地と操舵フィールに貢献する
素性の深化

  • 回生ブレーキ

    減速度セレクターにより4段階の減速度の中から好みの減速強さを選択可能とし、ドライバーの感覚に合う安心感のある減速感を得られるようにしています。アクセルペダルによる加減速コントロールを可能とすることで、BEV(電気自動車)ならではの走りと、ブレーキペダルへの踏みかえ頻度低減による運転負荷軽減を実現しました。

  • 動的G制御

    ドライバーの加速の意図に応じた伸び感を演出する動的G制御を採用しました。加速の伸びと速度コントロール性をより高次元でバランスさせることが可能です。

  • ハブボルト締結構造

    ハブベアリングとホイールの締結に関して、ハブボルトによる締結構造を採用しています。高剛性かつ軽量のばね下重量により、すっきりとした手応えのある操舵フィールと質感の高い乗り心地に貢献します。またハブボルトの軸力が安定するようにボルトにコーティングを実施。そのコーティングを黒色としボルトを目立たなくすることで、ホイールとオーナメントの見映えにも寄与しています。

RZのご留意事項・補足事項について
映像内の車両は一部実際の仕様と異なります。 画像はRZ500e “version L”。 画像は一部実際の仕様と異なります。 画像はRZ550e “F SPORT”。 画像は一部実際の仕様と異なります。 RANGEモード設定後、空調スイッチを個別に操作することで、空調のみONにすることも可能です。 映像内の車両は一部実際の仕様と異なります。 画像は一部実際の仕様と異なります。 「PERFORMANCE DAMPER/パフォーマンスダンパー」はヤマハ発動機(株)の登録商標です。 画像は一部実際の仕様と異なります。 FRD:Frequency Reactive Damper 画像はRZ500e “version L”。 画像は一部実際の仕様と異なります。 映像内の車両は一部実際の仕様と異なります。 画像は一部実際の仕様と異なります。 画像は一部実際の仕様と異なります。