点検整備の時期と種類

レクサス車の点検整備・検査

自動車は多くの部品からなり、ご使用中に各部が摩耗したり、劣化します。

定期的に点検を行い、その結果必要となった整備や部品交換を実施いただくことは、末永くお車をお使いいただく上で大切なことです。

レクサス車の点検整備・検査には、法令で定められた点検整備(法定点検)・検査と、レクサスが指定・お勧めしている点検整備がございます。レクサスでは、「レクサス ケア メンテナンス プログラム」として、初回車検前までの3年間の定期点検整備および指定部品の交換を無料で実施いたします。

法令で定められた点検整備・検査

お車を常に安全な状態でご使用いただけるように、道路運送車両法で定期的に実施することがお客様に義務付けされた点検整備および検査です。

日常点検

エンジンオイルの量、灯火類の作用など

定期点検*1整備

(12ヶ月点検)

ブレーキの液漏れ、ファンベルトの緩み・損傷など

(24ヶ月点検)

ブレーキディスクの摩耗・損傷、燃料装置の燃料漏れなど

継続検査(車検)

保安基準に適合しているか、テスターや目視によって検査

定期点検整備は、劣化した部分を整備するとともに、今後の変化も予測して必要な整備(予防整備)を行い、故障を未然に防ぎ、次の点検までの安心を提供するものです。継続検査(車検)は、その時点で国の基準(保安基準)に適合しているかどうかを検査するものです。

*1 定期点検項目は、点検整備方式をご参照ください。

レクサスが指定・お勧めしている点検整備

通常より厳しい条件で使用される場合の点検整備や油脂類、部品の定期的な交換および、安心して快適にご使用いただくための点検整備です。

シビアコンディション*2 時の点検整備:
一般的な使われ方よりも厳しい状態で使用される場合は、通常より短い期間での点検整備が必要になります。

*2 シビアコンディション

悪路(凸凹路、砂利道、雪道、未舗装路)
  • ・運転者が体に衝撃(突き上げ感)を感じる荒れた路面

  • ・石をはね上げたり、わだち等により下廻りを当てたりする機会の多い路面、ホコリの多い路面
    (目安:走行距離の30%以上)

走行距離が多い
  • 走行距離が多い場合(目安:20,000km以上/年)

山道、登降坂路の頻繁な走行
  • 登り下りが多く、ブレーキの使用回数が多い場合
    (目安:走行距離の30%以上)

短距離走行の繰り返し
  • 1回の走行距離が短く、水温(各部の温度)が低い状態での走行が多い走り方をする場合(目安:8km以下/回)

長時間のアイドリングまたは、多頻度の低速走行
  • ・1回の運転で走行頻度に対しアイドリング時間が長い場合
    (目安:1日のアイドリングでの累積時間が2時間程度)

  • ・1回の運転で低速での走行頻度が多い場合
    (目安:1日で車速10~15km/hでの走行距離が30km程度)

上記よりさらに厳しい条件で使用される場合は、より短い期間での点検整備が必要になります。

レクサスケア:
安心して快適にご使用いただくための点検
レクサスケア1ヶ月点検-新車登録後1ヶ月(または1,000km走行時の早い方)に実施
レクサスケア6ヶ月点検-新車登録後6ヶ月及び法定点検と法定点検の間で実施

油脂類、部品の定期的な交換:
外観の点検では劣化の判断が困難な油脂類、部品