ナビゲーションで目的地を設定すると、そこへ向けた本線上での車線変更や本線からの分岐を支援します。車線変更では、システムが周囲の状況を判断し、ドライバーによるステアリング保持と車線変更先の確認後、クルマの流れに合わせてスムーズに車線変更を支援します。また、ドライバー自身のウインカー操作により車線変更の支援を行うことも可能です。
ジャンクションの手前で目的地方面にあらかじめ車線変更し、余裕のある分岐を支援します。
車線減少レーンを走行中、ディスプレイに車線変更をするという表示が出て、車線がなくなる前に車線変更を行います。
前方に遅い車両があるとシステムから追い越しを提案し、ドライバーの承認操作により車線変更を実施。追い越し車線を走行時、元の車線に戻るスペースがある場合にシステムから元の車線に戻るかどうかを提案します。
ドライバーによる安全確認後、ウインカー操作により車線変更を行います。
本線からの分岐では、分岐レーンが始まる手前からウインカーが自動点滅し、車線変更を支援します。例えば、ジャンクション内を目的地方面へ分岐したり、高速道路や自動車専用道路を退出する場合には本線から出口レーンに車線変更を行ったりします。また、サービスエリア・パーキングエリアを目的地に設定した場合も、サービスエリア・パーキングエリアへ入るための分岐を行います。
本線走行中は、ドライバーが設定した車間距離を維持しながら車線内走行を支援します。渋滞などで停止・発進を繰り返すようなシーンでは先行車に合わせて自車の停止・発進を支援することで、ドライバーの運転負担を軽減します。また、自車だけでなく他車のドライバーにも配慮した独自の支援により、安心を感じられるスムーズな走行を支援します。
カーブ手前で車速が高ければ減速し、旋回時の安心感を確保します。
周辺を走行している車両との並走・追い抜き時に、左右の間隔を十分に確保した状態で車線維持を行います。例えば全幅が広い大型車を追い抜く際、右に寄りながら走行するなど、自車線の中央を走行し続けると車両間の距離が近く不安を感じるような状況を回避することができます。
合流地点では、本線に合流してくる車両に対して早めに減速して車間距離を確保。相手車両のスムーズな合流を支援します。
前方に通信可能車両がいる場合、先行車両の加減速情報を通信で取得することにより、スムーズな追従走行を行います。