DRIVING
- コンセプト
- 走行性能
- LS500h
- LS500
- プラットフォーム
- 静粛性
- その他の走行性能
DRIVING
「上質な走り」の
絶え間ない進化
無駄や遅れのないスムーズでエレガントなレスポンス。同時に感じさせる、体幹の強さ、懐の深さ。すっきりと奥深いパフォーマンスは、アドレナリンが湧き出るような体験をもたらし、レクサスの独自性を印象づけます。LSはつねにLSの原点を見つめ、アイデンティティである「上質な走り」を進化させ続けています。エンジン音などをさらに低減した静粛性、乗員に伝わる振動を抑えた、ラグジュアリーを感じさせる乗り心地、アクセルを踏み込んだ時だけでなく、日常の走りから心地良い加速感を生む走り。レクサスのフラッグシップにふさわしいLSらしい走りの味をさまざまなシーンで体感していただけます。
操縦安定性と
上質な乗り心地の
さらなる向上
Lexus Driving Signatureを深化させるべく、ラジエーターサポートブレースを追加することでボディ剛性を高め、ドライバーの操舵に対する応答性を向上させ、優れた操縦安定性を実現しました。また、操舵および旋回時に発生する荷重や路面からの入力を支えるフロント、リヤサスペンションなどの締結において、締結工程を高精度化することで締結トルクを高め、締結部位のより高い剛性と、上質な乗り心地の向上に寄与しました。その他、排気管サポートゴム(排気管を支える部品)の角度を見直し、走行中の排気管の振動を抑制することで、より優れた乗り心地を実現しました。
LS500h
パワートレイン
V6エンジンと2基のモーターで構成するレクサス・ハイブリッド・システムに変速機構を直列に配置したマルチステージハイブリッドシステム。エンジン回転数を広範囲で使用できるシステムに10段変速制御を採用することにより、心地良い走りのリズムを実現しています。このシステムにより、発進加速時はもとより、あらゆる車速域からのアクセル操作にダイレクトかつ応答性の良い駆動力を発揮。さらに、バッテリー出力がもたらす余裕のあるモータートルクを積極的に活用する制御により、軽くアクセルペダルを踏むだけで滑らかに加速する、心地良い走りを生み出します。また、緩やかな発進時、高速走行時、下り坂走行時、EVドライブモード走行からの復帰時などでエンジン回転数を抑え、低燃費で静かな走りを実現します。
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力強い加速性能を実現した
V6 3.5L エンジン
伸びのある加速フィーリングを磨き上げた自然吸気V6エンジン。軽量の動弁系パーツおよびピストンなどの往復運動系パーツにより、最高出力回転数6,600r.p.m.を達成しました。さらに、吸排気バルブの開閉タイミングを最適に制御するDual VVT-iや、クールドEGR、筒内直噴と吸気ポート噴射の2つのインジェクターを持ち、高い燃焼効率を可能にするD-4Sを採用。全域にわたり高トルクを発揮し、力強い加速と優雅なドライバビリティを体感することができます。
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燃料消費率
LS500h 2WD 燃料消費率(国土交通省審査値)
13.6km/L (WLTC MODE)
10.4km/L (市街地モード)
14.2km/L (郊外モード)
15.2km/L (高速道路モード)
LS500h AWD 燃料消費率(国土交通省審査値)
12.5km/L* (WLTC MODE)
9.8km/L (市街地モード)
12.5km/L (郊外モード)
14.2km/L (高速道路モード)
LS500
パワートレイン
静かで素早いレスポンスのツインターボエンジンと、リズミカルで上質な走りを生む10速ATを搭載。日常の上質な走りと、アクセルペダルを踏み込んだ領域でエンジンパワーを活かしたアクティブな走りをめざし、ドライバーの意図に即応するレスポンスを追求。常用域の滑らかな加速とともに、始動時の静粛性を進化させています。
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レスポンスと
走り心地を追求した
V6 3.5L エンジン
マルチホール直噴インジェクター付D-4STおよび高効率ターボチャージャーを採用したツインターボエンジン。ウェイストゲートバルブ開度を緻密な制御によりアクセルオン時のエンジントルクの応答制御を最適化し、早期に応答させることでドライバーの意図通りの駆動力を生み出し、日常の走りでレスポンスにすぐれた加速を体感できます。また、高剛性クランクシャフトの採用や、始動直後の燃焼を安定化させることで、フラッグシップにふさわしい静粛性が始動直後から体感できます。先進の10速ATと組み合わせることで意図通りのレスポンスとリズムをドライバーに提供し、クルマを走らせる歓びをより一層高めます。
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走りのリズムを生み出す
Direct Shift-10AT
アクセル操作に即応するダイレクト感とスムーズな発進を両立するトルクコンバーター式ATを採用。MT車のようなダイレクトなフィーリングを実現しています。10速化によるクロスステップの変速が作り出す走りのリズムに加えて、ドライバーの意図を読み取って最適なギヤ段を選択する制御により、Dレンジで思いのままの気持ち良い走りを楽しむことができます。さらに、発進時や再加速時のエンジントルクを素早く立ち上げ、ダイレクトなレスポンスを実現する制御、およびシフトスケジュールの最適化により、常用域でよりスムーズな走りをもたらします。また、10速のハイギヤ化によりエンジン回転数を低く抑え、低燃費で静かな高速クルージングを実現しています。
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燃料消費率
LS500 2WD 燃料消費率(国土交通省審査値)
10.1km/L (WLTC MODE)
6.5km/L (市街地モード)
10.1km/L (郊外モード)
13.2km/L (高速道路モード)
LS500 AWD 燃料消費率(国土交通省審査値)
9.5km/L (WLTC MODE)
6.2km/L (市街地モード)
9.6km/L (郊外モード)
12.2km/L (高速道路モード)
FRプラットフォーム
レクサスが追求する「すっきりと奥深い走り」を世界に示すこともまた、フラッグシップの使命です。LSのFRプラットフォームでは、重量物の配置で決まる前後配分や慣性モーメントを最適化し、旋回時や加速・減速時において自然で滑らかな車両挙動を実現しています。ボディ剛性向上や軽量化の追求、さまざまなドライビングサポートテクノロジーとの相乗効果により、レベルの高い走りを提供します。
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ドライビングポジション
ドライバーズセダンとしてパフォーマンスを高めるために、ドライビングポジションを低くし、車両の重心点とドライバーのヒップポイントを近づけた近接配置としました。ドライバーとクルマの旋回中心が近づくことで、クルマとの一体感を味わうことができます。慣性諸元を突き詰めたパッケージングにより、コーナーを走り抜けていく一連の動きにおいて操作に対する応答性の良さと、スムーズで正確な姿勢変化を実現。リズミカルなドライビングを楽しむことができます。
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サスペンション
フラッグシップにふさわしい上質な走りと乗り心地を進化させました。AVSの減衰力の応答性を向上し、スタビライザーバーの剛性を最適化。リヤサスペンションメンバー取付部を補強し、剛性を高め、すぐれた乗り心地・操安性能を実現しました。さらにはタイヤの上下方向の剛性を低減。ショックや振動を効果的に抑制し、すぐれた静粛性と快適な乗り心地を確保するとともに、操舵応答性と車両姿勢の安定感を実現しています。電子制御エアサスペンションでは、NORMALとHIGHに切り替えられる車高選択機能に加え、乗降モードを搭載し、乗降時に乗り降りしやすい車高に自動で調整します。
高剛性ボディ
高いボディ剛性と軽量化、軽量化と安全性の両立という課題に対し、ロッカー、ピラー、ルーフなど主要骨格部材にホットスタンプ材やハイテン材を含む高張力鋼板を最適配置。さらにフロアメンバー、ピラー、リヤバンパーなどで荷重を分散する衝撃吸収構造とし、全方位からのすぐれた衝突安全性を確保しました。また、ドアパネルの剛性確保と制振材の最適化により、重厚感のあるドア閉まり音を実現。ドアを閉めるたび、心地良い余韻に浸ることができます。
すぐれた静けさをもたらす
遮音・防音対策
ウインドシールドガラスからドア側へ風の流れを沿わせるカウルルーバーに整流リップを設置、ドアガラス面と窓枠の段差をフラットに近づけることで風切り音を低減させました。フロントドアとリヤドア、リヤクォーターガラスを遮音タイプ*とし、かつ、インナーウェザーストリップにガラスとの摺動性と密着性を両立する材質を採用し、高い遮音性を実現。さらに、ドアの全周に見切りウェザーストリップを設定するなど、レクサスの遮音・防音への知見を惜しみなく投入しました。
後輪の切れ角を制御するダイナミックリヤステアリング
後輪転舵角を拡大したダイナミックリヤステアリングを採用し、車速に応じて後輪を前輪と逆相/同相に転舵することでシームレスかつ自然なハンドリングを実現しました。低速域では最小回転半径の低減に寄与し、高い取り回し性を実現。また、中速域ではドライバーの意図通りの気持ちいいコーナリングを、高速域では高い車両安定性をもたらします。さらに、ドライブモードセレクトやVDIMとも連携し、最適な車両挙動を実現します。
“EXECUTIVE”
“version L”
“F SPORT”
“I package”
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高速域
前輪と同相にし、どっしりとした高い車両安定性を実現
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Comfortモードにおける
乗員の動かされ感を抑制
ドライブモードセレクトでComfortモードを選択すると、DRS制御により車両姿勢や挙動をコントロール。後席も含めた乗員の方の動かされ感を抑制し、快適性との両立を図りました。
「走る・曲がる・止まる」を
統合制御するVDIM
エンジン、ブレーキ、ステアリングなどの機能をひとつのシステムとして統合制御し、理想的な運動性能がもたらす走りの楽しさと、危険な状況に至らせない高い予防安全性を両立します。例えば濡れた路面のコーナーや雪道で車両が横滑りしそうな状況において、車両が不安定な動きをする前から制御を開始。ドライバーが制御されていることを感じることなく、イメージした走行ラインをスムーズに安定して走れるよう支援します。
VDIMが統合制御する主なシステム
●アクティブステアリング統合制御*1
●VSC
●電動パワーステアリング
●電子制御ブレーキ*2
●ダイナミックリヤステアリング*1
●ABS(電子制動力配分制御付)
●TRC
ランフラットタイヤ
ランフラットタイヤは、万一、タイヤがパンクし、空気圧がゼロの場合でも、時速80km/h以下で最長80kmまでの走行が可能です。
“F SPORT”
“EXECUTIVE”
“EXECUTIVE Advanced Drive”
“version L”
“version L Advanced Drive”
“I package”
動画内の車両は実際の仕様と一部異なります。
Advanced Drive搭載車の各モードの燃費はWLTC:12.6km/L、市街地:9.9km/L、郊外:13.0km/L、高速道路:13.9km/Lとなります。
燃料消費率は定められた試験条件のもとでの値です。お客さまの使用環境(気象、渋滞等)や運転方法(急発進、エアコン使用等)に応じて燃料消費率は異なります。
WLTCモードは、市街地、郊外、高速道路の各走行モードを平均的な使用時間配分で構成した国際的な走行モードです。市街地モードは、信号や渋滞等の影響を受ける比較的低速な走行を想定し、郊外モードは、信号や渋滞等の影響をあまり受けない走行を想定、高速道路モードは、高速道路等での走行を想定しています。
燃料消費率は定められた試験条件のもとでの値です。お客さまの使用環境(気象、渋滞等)や運転方法(急発進、エアコン使用等)に応じて燃料消費率は異なります。
WLTCモードは、市街地、郊外、高速道路の各走行モードを平均的な使用時間配分で構成した国際的な走行モードです。市街地モードは、信号や渋滞等の影響を受ける比較的低速な走行を想定し、郊外モードは、信号や渋滞等の影響をあまり受けない走行を想定、高速道路モードは、高速道路等での走行を想定しています。
リヤクォーターガラス(遮音タイプ)は“EXECUTIVE”/“EXECUTIVE Advanced Drive”に標準装備。
“EXECUTIVE”/“EXECUTIVE Advanced Drive”、“version L”/“version L Advanced Drive”、“I package”に標準装備。
1.“EXECUTIVE”、“version L”、“F SPORT”、“I package”に標準装備。
2.電子制御ブレーキ[ECB]は最適なブレーキ制御を行うため、ブレーキ操作時にモーター音が聞こえる場合があります。
“F SPORT”のランフラットタイヤは、時速80km/hで最長160kmまでの走行が可能です。
気候や走行状況などによっては、80km/hまで速度を出せない場合があります。走行可能距離は条件によって異なります。なお、パンク走行後の再使用はできません。