雪どけ

              大切な人へ指輪を贈る。
              からくりは解けても、
              愛は解けない。
              小田原・箱根地域で発展してきた「からくり箱」。パズルマニアなど、限られたファンが多い中「記念日の贈り物」というコンセプトで開発。仕掛けを解くと収納部が雪どけ水のようにゆっくり下がり、中の指輪が姿を現す。湿度変化に弱いからくり箱に漆を施す、という挑戦も、試行錯誤しながら乗り越えた。
              川島英明

              川島英明

              KAWASHIMA HIDEAKI

              からくり箱職人

              神奈川 / KANAGAWA

              1985年神奈川県横浜市保土ケ谷区生まれ。幼少の頃より物作りに没頭する。2007年、武蔵野美術大学空間演出デザイン学科卒業(照明専攻)。就職活動中にからくり箱の世界と出会い、職人になることを決意。卒業と同時にからくり箱の第一人者、亀井明夫氏に弟子入りし、からくり創作研究会に参加。以降、立方体をベースとしたからくり箱の創作を精力的に続ける。

              3月26日 神奈川新聞社 新聞紙面(PDF)

              SPECIAL

              • LEXUS DESIGN AWARD
                次世代クリエイター向け
                国際デザインコンペ

              • CRAFTED SALON by LEXUSで、“知的発見”に満ちた豊かな時間との出会いを。

              • LS 穏やかに輝く月と波を、日本の伝統文化とTAKUMIによる緻密なモノづくりで表現

              • 江戸小紋を未来へ。
                老舗・廣瀬染工場の若き4代目の挑戦

              • TAKUMI CRAFT CONNECTION - KYOTO