2020.12.11

スタッドレスタイヤに履き替える際の注意点について

スタッドレスタイヤに履き替える際*1*2、あわせてタイヤ空気圧警報システムの初期化*3を実施していないとタイヤ空気圧警告灯が点灯*4する可能性があります。 その際は、タイヤ空気圧警報システムの初期化を実施してください。

  • *1.ホイールを交換される場合には、元のホイールから空気圧センサーを外し、新しいホイールへ付け替えるか、新しい空気圧センサーを購入いただき、新しいホイールへ装着する必要があります (空気圧センサーはレクサス販売店にてご購入頂けます)。
    また、新しい空気圧センサーを装着した場合はIDコードの登録が必要になりますので、レクサス販売店にご相談ください。
  • *2.純正ホイール以外 (市販品のホイール) を装着されますと、システムが正常に作動せず、システム異常と判断し警告灯が点灯する場合があります。
  • *3.下記の条件においてもタイヤ空気圧警報システムの初期化が必要になります。
    ・タイヤローテーションを実施したとき
    ・指定空気圧が複数ある場合に、タイヤの指定空気圧を変更したとき・IDコードの登録を実施したとき
  • *4.タイヤ空気圧警告灯は、タイヤ空気圧警報システムの異常やタイヤの空気圧の低下時等に点灯します。
    点灯条件の詳細につきましてはおクルマに搭載の取扱書等でご確認をお願いいたします。
(例) LS 2017/10モデル

■タイヤ空気圧警報システムの初期化方法について
(マルチインフォメーションディスプレイによる操作)
※車種により仕様・操作方法が異なる場合があります。詳しくはおクルマに搭載の取扱書等でご確認をお願いいたします。

【初期化方法】

  1. 車を安全な場所に駐車し、20分以上エンジン/ハイブリッドシステムを停止してください。
    車両が動いているときは、初期化できません。
  2. タイヤの空気圧を指定の数値に調整します。
    タイヤ空気圧の調整はタイヤが冷えた状態で行ってください。タイヤ空気圧警報システムはこの空気圧を基準として作動します。
  3. エンジン / ハイブリッドシステムを始動します。
  4. ハンドルのメーターコントロールスイッチを使ってマルチインフォメーションディスプレイを操作して、歯車を選択します。
  5. 「車両設定」を選択し、OKを長押しします。
  6. 「TPWS」を選択し、OKを押します。
  7. 「初期化」を選択し、タイヤ空気圧警告灯が3回点滅するまでOKを押し続けます。
    タイヤ空気圧警報システム設定中のメッセージが表示され、初期化が開始します。
    初期化中はマルチインフォメーションディスプレイのタイヤ空気圧表示が「--」になります。
  8. 約40km/h以上を維持しながら約10~30分走行します。
    タイヤの位置判定が完了するとマルチインフォメーションディスプレイに各タイヤの空気圧が表示されるようになり、初期化が完了します。
    約40km/h以上を維持できない場合でも時間をかけることにより初期化は完了しますが、1時間以上走行しても初期化できない場合は、安全な場所に約20分停車したあと、再度走行してください。