2017.06.09
レクサスオーナー様のための特別コンサート 2017 LEXUS Concert Evening
世界最高水準を誇る特別編成メンバーの室内オーケストラ
特別協力:ウィーン国立歌劇場
格調高いホールで優雅で感動に満ちた時間を
今年で11回目を迎えた、レクサスオーナー様のためだけの特別コンサート「2017 LEXUS Concert Evening」。
会場のフェスティバルホールには全国から大勢のレクサスオーナー様にご来場いただきました。
日ごろの感謝の気持ちを皆様にお届けすべく、今年も世界屈指のオーケストラが奏でる音楽をお楽しみいただきました。
世界最高水準を誇る特別編成メンバーの室内オーケストラ
プログラムは、これぞベートーヴェンと言われる「“コリオラン” 序曲 ハ短調 Op.62」のドラマティックな序曲が開演を彩りました。緊迫感も慈愛に満ちた調べも素晴らしい名序曲は、ベートーヴェンならではの緊密なコーダ (終結部) を経て、ハ音のピッツィカートで閉じられました。
続く、ベートーヴェン「ピアノ協奏曲 第4番 ト長調 Op.58」は、国内外で活躍する注目の新進若手ピアニスト金子三勇士(かねこ みゆじ)氏により披露されました。
ピアノと弦楽が哲学的とも言える対話を繰り広げる第2楽章から躍動する第3楽章へ。小気味いいピアノに寄り添うチェロとの協奏と、第1部から聴きどころの尽きない劇的な展開に会場全体が魅了されました。
軽快かつ華やかな世界を堪能
第2部はモーツァルトの名曲「交響曲 第35番 ニ長調 “ハフナー”K.385」をはじめ、オーケストラの盛大な響きがホール全体を満たします。音楽の都ウィーンのメンバー達が奏でる珠玉のアンサンブルが美しい響きで華やいだ雰囲気に包み込みました。
上質なひと時をたっぷりとお楽しみいただいたオーナーの皆様は、心温かくなる余韻に浸り、ご満悦された様子でした。
Program
第1部
Allegro moderato
Andante con moto
(ピアノ = 金子三勇士)
第2部
Allegro con spirit
Andante
Menuetto
Adagio – Allegro
Andante
Allegro moderato
Art director / Concertmaster
フォルクハルト・シュトイデ
Volkhard Steude【ヴァイオリン】
〈ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団コンサートマスター〉
1971年ライプツィヒに生まれ、5歳よりヴァイオリンを始める。88年ベルリンのハンス・アイスラー音楽大学に入学、ヨアヒム・ショルツ、ヴェルナー・ショルツ両教授に師事。大学在学中、エスタ国際ヴァイオリン・コンクール第4位入賞、シュポア国際ヴァイオリン・コンクールにて特別賞を受賞する他、グスタフ・マーラー・ユース管弦楽団の第1コンサートマスターを務める等、オーケストラ奏者としても活躍。94年同大学卒業と同時にウィーンに留学、元ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団奏者であるアルフレド・スター教授に師事。同年コンサートマスターとしてウィーン国立歌劇場管弦楽団に入団、98年ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団に入団、99年よりコンサートマスターを務めている。2002年には自らが主宰するシュトイデ弦楽四重奏団を結成する等、ソロや室内楽の多方面で活躍している。
Soloist
金子三勇士
Miyuji Kaneko【ピアノ】
1989年、日本人の父とハンガリー人の母のもとに生まれる。6歳で単身ハンガリーに渡りバルトーク音楽小学校に入学。2001年、11歳でハンガリー国立リスト音楽院大学(特別才能育成コース)に入学し、06年に全課程取得とともに帰国。東京音楽大学付属高等学校に編入し、清水和音、迫昭嘉、三浦捷子の各氏に師事。08年、バルトーク国際ピアノコンクール優勝の他、数々の国際コンクールで優勝。これまでに、ゾルタン・コチシュ指揮/ハンガリー国立フィルハーモニー管弦楽団、準・メルクル指揮/読売日本交響楽団、ジョナサン・ノット指揮/東京交響楽団、小林研一郎指揮/読売日本交響楽団、新日本フィルハーモニー交響楽団、大阪センチュリー交響楽団(現日本センチュリー交響楽団)等と共演。海外ではハンガリー、アメリカ、フランス、ドイツ、オーストリア、スイス他各国で演奏活動を行なう。東京音楽大学を首席で卒業後、同大学院修了。国内外で活躍する注目の新進若手ピアニスト。スタインウェイ•アーティスト。