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サーキットで鍛え抜いた 上質な走り

サーキットでは、特に限界域での車両コントロール性に取り組み、「意のままに走る歓び」を得るため、空力性能や軽量化を徹底しました。エクステリアデザインは「機能をどうカタチにするか」がより重要となります。日本のSUPER GTや米国のデイトナ24時間レースなどモータースポーツで蓄積したノウハウを最大限デザインに落とし込みました。空力性能に特化した、言うなれば「レース育ちのスタイリング」です。軽量化は、新たに設計するすべての部品を対象とし、レーシングカーさながらグラム単位で軽さを追求しました。結果、約ー20kg*の軽量化を実現。アクセルワークで荷重をコントロールするスポーツ走行を自在に楽しめます。操縦性にも大きく手を加えています。限界域でのグリップ性能にすぐれるタイヤを採用し、さらにサスペンションの横剛性を高めたことで、ダイレクトなステアリングレスポンスを獲得しました。開発の舞台となったToyota Technical Center Shimoyamaで徹底した走り込みを実施し、コーナーから立ち上がる際の加減速への応答性、直線での雑味のないシルキーな加速感を磨き上げることで、“F”ならではの力強く、伸びやかな走りはそのままに、より上質な乗り味を実現しました。

“F”の走りにさらなる 軽やかさと上質さを生み出す 製造工程へのこだわり

エンジン製造工程では熟練工の手により加工精度をより高めながらミクロン単位でベアリングを選定することでフリクション低減を狙い、コンロッドは小端側で質量合せを行いインジェクターの選定と併せて気筒間バランスを揃えることで、スムースかつ上質なエンジンの吹け上がりを実現しました。デフ製造工程では一度組み上げたパーツを分解し、熟練工の手によるシム選定によりバックラッシュをより高いレベルで調整。軽やかで上質なドライブフィールを生み出しています。

RC F “Final Edition” パワートレーンシステム

  • 高精度チューニングエンジン (専用エンジンカバーバッジ付)/ 高精度チューニングリヤディファレンシャルギヤ

    気持ちの良い伸び感、自然吸気らしいレスポンスの良さ、圧倒的なパワーを追求したV8ハイパフォーマンスエンジンと、リヤディファレンシャルギヤを熟練技術者が特別にチューニングしました。エンジンのチューニングでは、ムービングパーツの質量合わせやシリンダー径のミクロン単位の作り込みによるクリアランスの最適化などにより、伸び感に磨きをかけ、滑らかな回転フィールを実現。またリヤディファレンシャルギヤでは、一度組み上げたパーツを分解し、熟練技術者がバックラッシュの調整を手作業で実施することで、加減速の応答性向上と上質なドライビングフィールを提供します。

  • 8-Speed SPDS

    滑らかな変速で快適な走行をもたらす8速ATは、Mポジションを選択すると最短0.1秒で変速し、MT車のように本格的なスポーツドライビングを楽しむことができるトランスミッションです。Dポジションでもパドルシフト操作が可能で、ドライビングの楽しさがより広がります。さらに、SPORT S+モードには、Dレンジのままでニュルブルクリンクを楽しく走行できるようなシフトスケジュール制御を設定しています。

  • 燃料消費率

    燃料消費率(国土交通省審査値) RC F “Final Edition” 8.5km/L(WLTC MODE) 5.3km/L(市街地モード) 9.0km/L(郊外モード) 11.0km/L(高速道路モード)

スポーツモード付VDIM

ドライブモードセレクトのモードに連動して、通常走行でスムーズな走りと高い予防安全性を確保するNORMALモードと、サーキット走行に最適なVSC/TRC制御を行うSPORTモードを設定。一般道でもサーキットでも、状況に合わせた走りを安心して楽しむことができます。さらに、サーキット走行でのスキルアップなど、走ることの楽しさをより追求したEXPERTモードを設定。基本的にVDIM制御OFF状態としながら、万一の際には車両挙動の乱れを緩和する制御が働きます。

エンジンサウンド

アクセルを踏み込むほどに音程が高まっていく昂揚感。どこまでも加速していくような飛翔感。低速域から高速域へと変化していく音程を明確にチューニングすることで、聴覚によって回転数と駆動力の状態を判断できるエンジンサウンドを実現。さらに、高精度チューニングがもたらす滑らかな回転フィールにより、エモーショナルなエンジンサウンドを実現しました。アクティブサウンドコントロール*は、クルマの加速や減速によって生じるエンジン音などを整えることで、より力強くリニアなサウンドに補正。エンジンサウンドをよりスポーティに響かせます。

ハブボルト締結構造

ハブベアリングとホイールの締結にハブボルトを採用しました。高剛性化とばね下の軽量化により、すっきりとした手応えのある操舵フィールと質感の高い乗り心地に貢献します。

RC F専用チューンド サスペンション

ステアリングラックブッシュの剛性を高め、ドライバーの意図がよりリニアに車両に伝わるようセッティング。高強度材を使用したコイルスプリングやハブボルト締結構造などで軽量化を実現しました。市街地やワインディングロードでは軽快なドライビングフィールや安定したステアリング操作を確保し、サーキットでは限界域でのコントロール性を追求しました。

ハイグリップタイヤ& “Final Edition”軽量鍛造アルミホイール

専用設計したハイグリップタイヤは、構造、パターン、コンパウンドをゼロから見直し、限界域でのレスポンスとコントロール性の向上をめざしました。高負荷や高Gがかかるサーキット走行、市街地やワインディングロードで、機敏な走りを楽しめます。また、軽量な鍛造アルミホイールはハンドリングにシャープさをもたらし、鍛造ならではの造形美と、グロスグラックで引き締めたスポーティさが、“Final Edition”の躍動感を強く印象づけます。

ブレーキシステム

フロント/アルミ対向6ピストン、リヤ/アルミ対向4ピストンモノブロックキャリパーに高摩擦パッド*を採用し、高い制動性能と耐フェード性を確保しました。さらに、大径マスターシリンダーやペダル比の最適化などにより、高い応答性とリニアな効きを実現。コーナー進入時のハードなブレーキングや、車間距離調整の速度コントロールも意のままです。

モータースポーツの 技術を活かした空力パーツ

限界域での車両コントロール性を確保するために、モータースポーツで研究し続けている空力テクノロジーを導入。フロントスポイラーでは接地感を得るだけでなく、両端にカナードを配し、微小な縦渦を発生させ直進安定性やステアリングの手応えも追求しました。また、フロントとリヤにエアアウトレットを設置。ホイールハウス内の空気を効率的に排出し、サスペンションをスムーズにストロークさせ、ステアリング応答性を高めました。さらに、コーナリング時のロールを抑制するロッカーモールのフィン、ストレートでの安定感に寄与するアンダーカット形状など、RC Fのために最適化した空力パーツをまとっています。

  • フロントスポイラー

  • サイドエアアウトレット/ ロッカーモール(フィン&アンダーカット形状)

  • リヤバンパーエアアウトレット

  • リヤバンパーサイド形状/リヤディフューザー

ダウンフォースを生み出す
エアダム

フロントスポイラーの下部に取りつけ、床下への空気の流れをスムーズにすることでダウンフォースを生み出し、すぐれた操縦安定性に寄与します。

“Final Edition”

ローンチコントロール

スポーツ走行での発進時に、エンジンのトルクを制御。タイヤのスリップを抑制し、最適な発進加速を実現します。

LEXUS Recorder

走行時のアクセル開度やステアリング・ブレーキ操作といった、車両内部情報と高精度GPSによる走行軌道情報をSDカードへ記録し、タブレット端末などで表示できるシステムです。

RC F “Final Edition”の
ご留意事項・補足事項について
旧型RC Fとの比較。 燃料消費率は定められた試験条件のもとでの値です。お客さまの使用環境(気象、渋滞等)や運転方法(急発進、エアコン使用等)に応じて燃料消費率は異なります。 WLTCモードは、市街地、郊外、高速道路の各走行モードを平均的な使用時間配分で構成した国際的な走行モードです。市街地モードは、信号や渋滞等の影響を受ける比較的低速な走行を想定し、郊外モードは、信号や渋滞等の影響をあまり受けない走行を想定、高速道路モードは、高速道路等での走行を想定しています。 SPORT S+モード選択時に鳴動します。 車速、制動力や車両を取り巻く環境(気温、湿度等)によってはブレーキノイズや錆によるパッドの貼り付きが発生することがあります。 カーボンフロントスポイラー装着車に設定。 詳しくはレクサス販売店におたずねください。