DRIVING
DRIVING
- TOP
- コンセプト
- RC F “Final Edition”
- テクノロジー
- サスペンション
- 空力性能
- その他の走行性能
サーキットで鍛え抜いた 上質な走り
サーキットでは、特に限界域での車両コントロール性に取り組み、「意のままに走る歓び」を得るため、空力性能や軽量化を徹底しました。エクステリアデザインは「機能をどうカタチにするか」がより重要となります。日本のSUPER GTや米国のデイトナ24時間レースなどモータースポーツで蓄積したノウハウを最大限デザインに落とし込みました。空力性能に特化した、言うなれば「レース育ちのスタイリング」です。軽量化は、新たに設計するすべての部品を対象とし、レーシングカーさながらグラム単位で軽さを追求しました。結果、約ー20kg*の軽量化を実現。アクセルワークで荷重をコントロールするスポーツ走行を自在に楽しめます。操縦性にも大きく手を加えています。限界域でのグリップ性能にすぐれるタイヤを採用し、さらにサスペンションの横剛性を高めたことで、ダイレクトなステアリングレスポンスを獲得しました。開発の舞台となったToyota Technical Center Shimoyamaで徹底した走り込みを実施し、コーナーから立ち上がる際の加減速への応答性、直線での雑味のないシルキーな加速感を磨き上げることで、“F”ならではの力強く、伸びやかな走りはそのままに、より上質な乗り味を実現しました。
“F”の走りにさらなる 軽やかさと上質さを生み出す 製造工程へのこだわり
エンジン製造工程では熟練工の手により加工精度をより高めながらミクロン単位でベアリングを選定することでフリクション低減を狙い、コンロッドは小端側で質量合せを行いインジェクターの選定と併せて気筒間バランスを揃えることで、スムースかつ上質なエンジンの吹け上がりを実現しました。デフ製造工程では一度組み上げたパーツを分解し、熟練工の手によるシム選定によりバックラッシュをより高いレベルで調整。軽やかで上質なドライブフィールを生み出しています。
スポーツモード付VDIM
ドライブモードセレクトのモードに連動して、通常走行でスムーズな走りと高い予防安全性を確保するNORMALモードと、サーキット走行に最適なVSC/TRC制御を行うSPORTモードを設定。一般道でもサーキットでも、状況に合わせた走りを安心して楽しむことができます。さらに、サーキット走行でのスキルアップなど、走ることの楽しさをより追求したEXPERTモードを設定。基本的にVDIM制御OFF状態としながら、万一の際には車両挙動の乱れを緩和する制御が働きます。
エンジンサウンド
アクセルを踏み込むほどに音程が高まっていく昂揚感。どこまでも加速していくような飛翔感。低速域から高速域へと変化していく音程を明確にチューニングすることで、聴覚によって回転数と駆動力の状態を判断できるエンジンサウンドを実現。さらに、高精度チューニングがもたらす滑らかな回転フィールにより、エモーショナルなエンジンサウンドを実現しました。アクティブサウンドコントロール*は、クルマの加速や減速によって生じるエンジン音などを整えることで、より力強くリニアなサウンドに補正。エンジンサウンドをよりスポーティに響かせます。
ハブボルト締結構造
ハブベアリングとホイールの締結にハブボルトを採用しました。高剛性化とばね下の軽量化により、すっきりとした手応えのある操舵フィールと質感の高い乗り心地に貢献します。
RC F専用チューンド サスペンション
ステアリングラックブッシュの剛性を高め、ドライバーの意図がよりリニアに車両に伝わるようセッティング。高強度材を使用したコイルスプリングやハブボルト締結構造などで軽量化を実現しました。市街地やワインディングロードでは軽快なドライビングフィールや安定したステアリング操作を確保し、サーキットでは限界域でのコントロール性を追求しました。
ハイグリップタイヤ& “Final Edition”軽量鍛造アルミホイール
専用設計したハイグリップタイヤは、構造、パターン、コンパウンドをゼロから見直し、限界域でのレスポンスとコントロール性の向上をめざしました。高負荷や高Gがかかるサーキット走行、市街地やワインディングロードで、機敏な走りを楽しめます。また、軽量な鍛造アルミホイールはハンドリングにシャープさをもたらし、鍛造ならではの造形美と、グロスグラックで引き締めたスポーティさが、“Final Edition”の躍動感を強く印象づけます。
ブレーキシステム
フロント/アルミ対向6ピストン、リヤ/アルミ対向4ピストンモノブロックキャリパーに高摩擦パッド*を採用し、高い制動性能と耐フェード性を確保しました。さらに、大径マスターシリンダーやペダル比の最適化などにより、高い応答性とリニアな効きを実現。コーナー進入時のハードなブレーキングや、車間距離調整の速度コントロールも意のままです。
ダウンフォースを生み出す
エアダム
フロントスポイラーの下部に取りつけ、床下への空気の流れをスムーズにすることでダウンフォースを生み出し、すぐれた操縦安定性に寄与します。
“Final Edition”
ローンチコントロール
スポーツ走行での発進時に、エンジンのトルクを制御。タイヤのスリップを抑制し、最適な発進加速を実現します。
LEXUS Recorder
走行時のアクセル開度やステアリング・ブレーキ操作といった、車両内部情報と高精度GPSによる走行軌道情報をSDカードへ記録し、タブレット端末などで表示できるシステムです。
ご留意事項・補足事項について