N E W L S

L S   H I S T O R Y

レクサスのフラッグシップセダンLS。
このクルマは、1989年の誕生以来、世界を驚かせてきた。
ドライバーの感覚を拡張させる走り。
日常を発見に満ちたものに変えるデザイン。
最先端のテクノロジーや匠の技。
初代から現在の5代目に至るまで、
そのクルマ作りの根底にあるものは「CRAFTED」だった。

  • 1st MODEL
    1 9 8 9

    #

    #

    1989年10月、初代LSが北米でデビューした。妥協を許さず矛盾する要素をも両立させる「Yetの思想」の下、エンジンからプラットフォームまですべて新規開発。250km/h以上の走行試験が可能な士別テストコースで走りを磨く一方、問題が生じればその根本までさかのぼって解決する「源流対策」を徹底し、ノイズの発生源を突き止め一つひとつ潰していくことで、パワフルで伸びやかな加速と心地よさを感じる静けさを、かつてない次元で両立させた。当時、速度無制限のアウトバーンを舞台に行われた試乗会では、約240km/hでも余裕を持って走り、しかもクラシックミュージックをストレスなく鑑賞できたことに、招かれた米国のジャーナリストたちに驚きを与えた。

    #

    #

  • 2nd MODEL
    1 9 9 4

    #

    #

    1994年、2代目LSが誕生。初めてのフルモデルチェンジであったが、あえて見た目を大きく変えず、中身を大幅に進化させた。車両重量を初代より約120kg軽量化することで、走行性能や燃費性能が向上。共振点をチューニングし音を分散させるなど、評価の高い静粛性をさらに高めた。さらにホイールベースの拡大などで、後席乗員の快適性も強化。1997年のマイナーチェンジでは、VVT-iエンジンや5ATの採用などで走行性能に磨きをかけた。走りの進化に合わせるように、フロントグリルやヘッドランプを変更。躍動感を感じるフロントマスクに変貌した。

    #

    #

  • 3rd MODEL
    2 0 0 0

    #

    #

    2000年、3代目LSがデビュー。「先進技術を駆使したパッケージで居住性/快適性を高める」「工芸品のような質感や本物の素材感を大切にする」などをテーマに新しいスタイルを創造。車高を2代目より50mm高くするなど、2代目で広げた室内空間を、全長はそのままでさらに拡大。また、中低速トルクを向上させたV8 4.3ℓエンジンにより、ゆとりの走りとなめらかなドライバビリティを実現。カーテンシールドSRSエアバッグ、スマートキー、ヘルプネットなどの当時レクサス初搭載の先進技術をふんだんに取り入れた。2003年のマイナーチェンジでは、フロントが精悍なデザインとなりイメージを一新。新開発の6ATを採用し、燃費性能を高めた。

    #

    #

  • 4th MODEL
    2 0 0 6

    #

    #

    2005年デビューの4代目では、デザインフィロソフィ「L-finesse(エル・フィネス)」の具現化により、品格のある存在感と美しさを融合。走行性能では、吸気側にVVT-iEを採用したV8 4.6ℓエンジンと8ATの組み合わせにより、スムーズな走りと低燃費・低排出ガスを実現。さらに、2007年にはV8・5.0ℓエンジンとモーターによるハイブリッド車を追加。これにより「ラグジュアリーカーに環境性能」という新たな価値観を提供した。2012年のマイナーチェンジでは、新しいLEXUSの顔となる「スピンドルグリル」を採用し、また、スポーティグレード“F SPORT”の追加設定。さらに衝突回避支援型プリクラッシュセーフティシステムを採用するなど、フラッグシップにふさわしい進化を遂げた。

    #

    #

  • 5th MODEL
    2 0 1 7

    #

    #

    世界中で自動運転の実現をめざした研究・開発が本格化するなど、クルマを取り巻く状況が大きく変わろうとするとき、LSは11年ぶりにフルモデルチェンジし、デザインも性能も一新。GA-Lプラットフォームで低く構えたクーペシルエットを創造。パワートレーンは、V6 3.5ℓツインターボエンジンとV6 3.5ℓマルチステージハイブリッドシステムを採用し、LSのDNAである静粛性と快適性を継承しながら、エモーショナルな走りを実現。そして、ドライバーの運転意図と調和した操舵支援、レーンチェンジの運転支援を可能とする機能により、カーブが多い高速道路や渋滞時でも途切れのない運転支援の実現や、早期の歩行者検知から操舵回避支援まで実現するプリクラッシュセーフティなど、フラッグシップならではの先進の予防安全システム「Lexus Safety System+A」を搭載。

    #

    #

S T O R Y   O F   L S

LSならではのクルマづくりや
あらゆる方法でCRAFTEDを追求するレクサスの思い。
そしてレクサスが描く未来の姿を、
LSの開発責任者、旭 利夫チーフエンジニアに聞く。

# #

5代目LSチーフエンジニア
旭 利夫

初めてのLSとの出会いは?

「実は初代LSとの出会いが
開発の道へ導いた」

旭CE:初代LSとの出会いは大学院生のころでした。
こんなにエレガントで美しい高級車が日本のカーメーカーでもできるのか、と衝撃を受けたことを今でも覚えています。
また、圧倒的な静粛性はもちろんのこと、そこにNakamichiの高級オーディオを組み合わせたことで「走るオーディオルーム」という新しい概念を作ったことにも感銘しました。
そんな初代LSに衝撃を受けてこの会社に入社した私が、20数年後、このクルマのチーフエンジニアになっているなんて、その時は全く想像できなかったです。

#
#
#

受け継がれてきている思いは?

「LSにはLSたらしめる、哲学がある。」

旭CE:LSほど、独自の考え方を大切にしながら進化し続け、新しい価値観を提供しているクルマはない、と確信しています。
初代ですと「優れた動力性能」と「圧倒的な静粛性」という相反することを高い次元で両立させた「二律双生」。振動や騒音を事後処理ではなくその発生源を特定し、原因を元から絶つ「源流主義」という考え方。
そしてかつてレクサスブランドのタグラインとして用いられた、「The Pursuit of Perfection」という完璧、完全を追求する姿勢。
このような哲学に基づき初代LSは生み出されましたが、これは今のLSにも受け継がれていますし、レクサスブランドの根底にしっかり流れています。

#

CE就任時に目指したことは?

「LSの新たな価値を作り出すこと。
それが使命と考えた。」

旭CE:エレガントなデザインや圧倒的な静粛性で世界を驚かせ、最先端のプリクラッシュセーフティで衝突安全から予防安全への社会の流れを作り、このクラスにいち早くハイブリッド車を導入し「環境」の概念を提示するなど、いつの時代も新しい価値を創造してきました。
2017年のフルモデルチェンジでは、デザインから、走り、快適性、安全性まで、数多くの世界初・レクサス初の機能とともに、さまざまな新しい価値を提示できたかと思っています。
そのころは、レクサスブランドがLuxury Life Style Brandとして、よりエモーショナルに、より大胆に、より先進的に、大きくジャンプアップするときでした。
だからこそ、LSもモデルチェンジで大きく変えるチャレンジをした。
しかし、LSには変えてはいけない部分もあります。
それは、今まで積み重ねてきたLSのDNAです。
このDNAとは、今回の一部改良にもつながっている、上質な走り、静粛性、乗り心地、快適性。
これらはLSのアイデンティティ、LSらしさです。

#
#
#

改良し続けている理由は?

「理想に向けて、進化し続けるため。」

旭CE:今回の改良では、特に企業の経営に携わる方々に思いを馳せました。
お忙しい経営者の方々にとってLSが「自分だけの唯一無二の時間と空間」であってほしい。
その理想を追い求めるためには、LSを進化させないといけない。
例えば、LSをご自身でドライブする瞬間も心地よく過ごせるよう、静粛性や乗り心地など、さらなる上質な走りにこだわって改良しました。
そして後席に座る際には、ゆったりと過ごせる空間であってほしいということを追求しました。今回の改良で、LSらしさが進化したね、と評価されたらうれしいですね。
私は、理想があれば、できないかもしれないけど、まず始めます。
そして、簡単にくじけたりめげない。その気持ちがまわりに伝わった時、共に開発をしているチームの熱量もあがります。
これからもお客様が真に求めるものに、その人以上に思いを巡らせて、粘り強く改良を続けたいと思います。

#

NEW LSが改良で追求したポイントとは?

01 ハイブリッドならではの静かで滑らかでパワフルな上質な走りの追求
LSのドライバーが、アクセルを、どれくらいの割合で、どれくらい踏んでいるか。
実は、90%くらいの割合で、アクセルの踏み込みは半分くらいなのです。
そこに着目し、バッテリーのアシスト量を増やしてモーターの駆動力を高め、アクセルの踏み込み量に対する加速を向上しました。
結果、モーターのアシストがしっかり感じられ、より先進的でパワー感のある走りを味わえます。
また、このバッテリーのアシスト量を増やしたことは、パワーを得るという以外にも、走りの質感も向上します。
それは「上質な走り」につながるということです。
 具体的には、アシスト量を増やしたことで、エンジン回転数を低く制御することができ、滑らかなギアの繋がりやエンジンノイズの低減にもつながりました。
それにより静かでありながら、滑らかで気持ち良い加速を感じることができる。
そんなLSらしい「上質な走り」を今回の改良で実現することができました。
02 ショックや振動への緻密な対応による、上質な乗り心地を提供
LSの魅力の一つはラグジュアリーさを感じることができる「上質な乗り心地」です。
今回の改良では、そこをさらに追求しました。具体的には、標準設定のランフラットタイヤの、縦バネ(上下方向)を柔らかくしました。FR車もAWD車同様、エアサスペンションに伸圧独立オリフィス、これはショックアブソーバーの伸び縮みでそれぞれに適したオイル流路=オリフィスを設定するバルブ機構なのですが、それを採用し、減衰力の可変幅を拡大し摩擦も減らしました。AVSのロール制御や、リヤサスペンションメンバーのマウント特性も調整。これらのショックや振動への対策により、LSらしい上質な走り、乗り心地が向上しました。
03 優雅に過ごせる、後席の空間設計
LSはショーファーカーとしてご利用するお客様もいるので、後席の空間で優雅に過ごして頂きたいと思っています。そこで、“EXECUTIVE”のリヤシートエンターテインメントシステム装着車のエンターテインモードを改良しました。足元と前方視界を広げる空間づくりをすることで、助手席の位置を問わず優雅に後席ディスプレイの映像を楽しんで頂くことができます。また、後席マルチインフォメーションパネルでは、よく使う機能を1画面に集約し、画面の階層を可能な限り減らしました。これによりさらに、直感的に素早く操作できるようになりました。

LSで考える安全への思いは

「テクノロジーありきではない、
人に寄り添う先進安全。」

旭CE:多くのクルマで様々な「先進安全技術」が開発され装着されています。
技術の進化はとても大切ですが、同時にその技術はどのような考えで作られているのか?ということも大切だと思うのです。
私たちの考え方は「人間中心=Human Centered」。
2017年のフルモデルチェンジでもこの考えのもと、人に寄り添う、安全、安心、快適なベストパートナーとなるクルマをめざして、Lexus Safety System +Aを開発しました。
例えば大型カラーヘッドアップディスプレイは、運転中のドライバーが車と会話するかの如くタイムリーに見やすく、分かりやすく情報を得られたらもっと安全に安心して運転できるはず、という思いで開発し誕生に至ったのです。
他にもLSには様々な「高度運転支援技術」を標準装備していますが、それはすべて「人間中心」に設計されています。

#
#
#

技術が進歩する中、LSが目指す未来とは?

「豊かなライフスタイルに寄り添う
パートナーでありたい。」

旭CE:今後様々な技術が進歩し、お客様のライフスタイルも変化していくと思いますが、そんな中でも、LSは、お客様から「愛車」と呼ばれるパートナーであり続けたいと考えています。
それはただのパートナーではだめだと考えています。
お客様が運転を楽しみたいときは、走りたいという思いに応えるように「感性を刺激するドライビングフィール」を感じさせてくれる。
くつろぎたいときは、運転の疲労やストレスから解放されるように自動運転に繋がる高度運転支援技術により運転をサポートしたり、LSならではの静かで快適な空間により優雅に過ごして頂く。
お客様のお過ごしになる様々な瞬間に対しお客様の感性に刺激や安らぎを提供していくそんな心の通ったパートナーでありたい。
そうなることでお客様のライフスタイルを豊かにすることができる。
Luxury Life Style Brandをめざすレクサスとして、LSでそういった世界をぜひ提供したいですね。

#

もっとみるCLOSE

L S

#

見る人を一目で虜にする
エモーショナルな魅力を持つ、
フラッグシップセダン。