DESIGN

レクサスの新たな挑戦から生まれた、
唯一無二のデザイン

フラッグシップセダンの
風格と
エモーショナルさを
両立した
独創的なフォルム

「初代LSの衝撃を超えるクルマを作り上げる」。LSでは新世代レクサスを象徴する新しい存在感が必要でした。レクサスのデザイナーにとって、お客さまから絶大な支持を受けた偉大な初代を超えるには、「欧州の高級車を始めとする、どのクルマの中にあっても独自性を放つ唯一無二の存在感を確立する」ほかに道はありません。そしてLSを取り巻く環境が大きく変化してきたなか、今回挑むべきはフラッグシップセダンとしてのオーラを放ちながら、見る人を一目で虜にするエモーショナルな魅力を持つ、独自のフォルムを創造すること。そのための長い開発の道のりが始まりました。
エモーショナルな魅力を生み出すための地を這うように低く流れるフォルム、あたかもクーペのような流麗なシルエットに、走りの進化を象徴する大径タイヤの存在感。プロジェクトチーフデザイナーは、これまでの経験の延長線上にはない新しいアイデアを出すために、遠目から見ても一目で分かる存在感を表現するべく、試行錯誤を繰り返し、スケッチを描き続けました。そして生まれたのが、タイヤを火の玉に見立てた躍動と官能を内包したアイデア。しかし同時にセダンに求められるゆとりある居住性の確保やフラッグシップとしての風格ある存在感の両立は困難を極めました。流れるシルエットと居住性を満足させるためのブレイクスルーのポイントとなったのは、今までのLSにはなかった、後席ドアの後方にも窓を持つ6ライトキャビンでした。これにより前後に伸びやかなクーペのようなフォルムが生み出され、次世代ラグジュアリーセダンの新しいカタチに辿り着きました。「セダンらしくないセダン」。レクサスは既存のカテゴリーの枠にとらわれず、新たなステージへとステアリングを切りました。

日本の美意識にこだわった
オリジナリティ溢れる
インテリア

乗り込んだ瞬間にこれまでにない極上のくつろぎを感じさせる、レクサスならではの世界観を創造したい。さらには世界最高峰のセダンとして最先端の安全技術を搭載した先進的なコックピットでなくてはならない。LSならではのオリジナリティ溢れる唯一無二のインテリアデザインの実現に向け、インテリアデザインチームは挑みました。
ドアを開けた瞬間に目に飛び込んでくる独創的なインストルメントパネルとドアトリム。横へと広がりながら人を包み込むデザインはクルマとの一体感を感じさせ、ドライビングの高揚感を刺激します。さらに大型カラーヘッドアップディスプレイを内包するメーターフードから流れるような特徴的なレジスターには、琴や茶せんにも通じる日本ならではの繊細でしなやかな曲線美を表現しました。また、極上のくつろぎの実現のため、デザイナーは世界中の秀逸なソファに身を委ね、理想の感覚を探し求めました。そして豊かなくつろぎの感覚とは、座った時のサポート感は当然のこと、何より幅広のアームレストに包まれることでもたらされることに気づきました。クルマのインテリアでどうすればこの感覚を実現できるか。考えた末に辿り着いたのは、ドアトリムのアームレストをシートの一部としてデザインすること。探し求めた感覚に近づきながら、オリジナリティ溢れるものができるはずだと信じ、デザイン開発を進めました。また、十分な居住スペースが確保された後席では、落ち着いてくつろげる感覚を大切にし、ドアトリムから目の前のフロントシートバックへの連続性など空間全体で人を包み込むデザインとしています。