CRAFTSMANSHIP

日本ならではの感性を、
手作業とテクノロジーで新しく

テクノロジーと感性と
日本古来の技が融合

LSの革新的なインテリアには、随所に日本古来の感性や技が息づいています。レクサスならではの斬新な発想を、長い年月を経て磨かれてきた日本の技と現代の先進テクノロジーで実現しました。メーターフードから助手席の端まで伸びるレジスターのフィンが描く優美かつシャープなラインは、「琴」や「茶道具の茶せん」からインスピレーションを受けました。低い位置から柔らかな光でほのかに照らすアンビエントイルミネーションは、「行燈」のように、感性豊かに室内空間に奥行きをもたらします。切子の職人と共同開発したドアトリムオーナメントの切子調カットガラス*1、手作業で折り紙を折るように形作るドアトリムのハンドプリーツ*1などもまた、お客さまからアートピースとして認めていただき、オーナーとゲストがクルマ談義と共に交わす文化論のきっかけともなれば、レクサスにとって望外の喜びです。
アートウッド (オーガニック)*2と名付けたパネル。この生命感溢れる木目は、自然界にはなく、デザイナーと生産現場のTAKUMIが試行錯誤の末に作り出したレクサスオリジナルのデザインです。その生産方法は、まず素材となる木材をミリ単位でスライスした後、黒に染色したものと白に漂白したものを、400枚ほど積層し木材のブロックを作ります。そしてTAKUMIが、起伏に富んだオリジナルの「型」にはめ、絶妙な角度でスライスすると、黒と白のストライプの無機的なブロックが、エモーショナルな色気を放つアートウッド (オーガニック) に生まれ変わるのです。
仕上げの作業は、ブラウンにカラーリング後、グランドピアノ品質の鏡面加工を施し高級感を醸成。さらにアルミニウムと木材を重ね合わせて強度を高めると、完成です。木材のスライスから始めて約3ヶ月、ようやくLSの生産ラインに運ばれます。

シート縫製のTAKUMIたちの
高度な技で創造したシート

LSのシートを目の前にした時、まず、シートの縫い目を指先で撫でてみてください。幅の狭いピッチによるステッチ、凹凸を極力減らした革と革の合わせ部分、シート表皮の品質の高さが、指先を通じてあなたの心に刻まれるでしょう。高度な技術が求められる縫製の数々を、シート縫製のTAKUMIたちが手間も時間もかけて仕上げました。
革は生き物であり、一度裁断した革でも、温度や湿度の変化によりカタチが変わるため、そのまま縫い合わせるとシワやズレが生じることがあります。そこで、縫製する直前にもう一度裁断する「2次裁断」という手法でより精度の高い形状にしてから縫製を行いました。
さらなる難所は縫製ラインをまっすぐきれいに通すこと。きめ細かいシルキーな質感を実現するために、通常の「5mmピッチ縫製」より目の細かい「3.5mmピッチ縫製」を採用。縫製スピードが30%遅くなり、ラインを通すのも難しくなりますが、手間をかけることで緻密で滑らかなラインを作り出すことができました。
また、シート表皮の裏側には、ソフトな座り心地を実現するウレタンを貼っていますが、縫い代 (しろ) に残るウレタンの厚みで、革と革を縫い合わせる部分が盛り上がってしまいます。解決する方法は、その部分だけウレタンを薄く削り取る「ラミ漉き (すき) 」。この技により、滑らかな縫い合わせを実現しました。部位によっては「革たたき」という、縫い代が一定方向を向くように縫い代部分を叩いてクセをつける手法も駆使しています。
LSのシートは、オーナーの邸宅、旅先で滞在したホテルのソファと並び、オーナーお気に入りのシートのひとつになることでしょう。

「レクサス匠認定者」によるLS品質

レクサスは、生産工場で匠制度を導入しています。先進の生産設備を整えた田原工場では、組み立て工程に対する深い知識とすぐれた技能を持つ「レクサス匠認定者」がLSの生産ラインに立ち、熟練した技によりフラッグシップセダンを生み出しています。

*1.
“EXECUTIVE”にメーカーオプション。
*2.
“EXECUTIVE”、“version L”、“I package”にメーカーオプション。