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LEXUSのDNAを さらに進化させた 乗り心地と 感性に寄り添った 静粛性

すべての乗員が快適に過ごせるような乗り心地をめざし、新設計のGA-Kプラットフォームを採用。高剛性化や軽量化・慣性質量の低減など次世代LEXUSが一貫して取り組んでいる「素性の刷新」をLMでも実践しました。

①高剛性ボディ

開口面積が広く剛性確保が難しいスライドドアを備えたボディの骨格を強化するために、リヤ床下ブレースを採用。また縦方向の骨格となるロッカーにストレート構造を採用し、剛性を確保しました。スライドドア開口部は、クォーターピラー上下の構造を最適化しルーフリインフォースメント/クォーターピラーガセット/ロッカー断面内を通るリインフォースメントを設置。さらにフロントにはラジエーターサポートサイドブレース、リヤサイドメンバーにリヤクォーターブレース(EXECUTIVE[4人乗り])を追加し、より雑味の取れたすっきりと奥深い味わいのある走りを実現しました。     ②骨格の接合レーザースクリューウェルディング(LSW)、短ピッチ打点技術、構造用接着剤を適材適所に使用。高剛性接着剤を使用することで接合剛性を高めつつ、フロアの着座位置に近い部分は高減衰接着剤に置き換えることで高周波域での振動レベルを低減しました。

③軽量ボディ

車両剛性を確保しながら軽量化も追求しました。主要骨格部材にはハイテン材やホットスタンプ材、スライドドアにアルミ材を採用。外板も含めた軽量化により、ボディ重量を増やすことなく、ボディねじり剛性を大きく向上させました。操縦安定性と乗り心地の向上やNV性能(ノイズ/バイブレーション)の低減に大きく寄与しています。

サスペンション (フロント・リヤ)

サスペンションはフロントにマクファーソンストラット式サスペンションを、リヤにトレーリングアーム式ダブルウイッシュボーンサスペンションを新設計して採用。ジオメトリーの最適化や稼動部の低摩擦化を実施しました。またアルミ鍛造キャリアの採用や、フロントサスペンションロアアームにハイテン材を使用することで、リニアな操舵応答性とバネ下質量の低減に寄与しています。     周波数感応バルブ付AVS路面や走行状態に応じて、より瞬時に減衰力の切り替えが可能な、リニアソレノイド式アクチュエーターと周波数感応バルブを併用した「周波数感応バルブ付AVS」をLEXUS初採用しました。低周波から高周波までの幅広い領域で振動を軽減し、速度を問わず常に上質な乗り心地を提供します。

ブレーキシステム

Lexus Driving Signatureを進化させるブレーキフィーリングをめざし、前後独立油圧制御により前後回生協調が可能な加圧ユニットを採用。より自然で扱いやすいブレーキフィーリングを実現しました。さらに、加圧ユニットによる前後独立の油圧制御により、ドライバーのブレーキ操作量に応じた前後輪の制動力配分を最適化するブレーキ車両姿勢制御を採用。制動によって前後のタイヤに発生する力を最適に利用することで、減速から旋回においてシームレスに繋がる気持ちよさと高い安心感のある走りに貢献しています。さらに停止間際の制動力配分をコントロールするスムーズストップ制御を標準装備。乗員の姿勢変化を抑え、ドライバーの技量に頼らないスムーズな停車を実現します。

ドライブモードセレクト

Sportモード、Ecoモードなど、ドライバーの好みや状況に応じて、さまざまな走行モードを選択可能。さらなる走りの楽しみを提供します。14インチタッチディスプレイ内のソフトスイッチで切り替えることで、複数のシステムを統合的に制御。すべてのモードにおいて制動時の頭部の揺れを低減させることで、後席乗員の快適性も高めています。さらに、後席の快適性を高めるRear Comfortモードをレクサス初採用しています。

  • Rear Comfortモード

    AVSの減衰力特性は後席の乗り心地を優先しつつ、アクセルやブレーキを統合制御することで加減速時の車両姿勢変化がより少なくなるセッティングとしています。

  • Normalモード

    走りと燃費のバランスに優れ、さまざまなシーンでのドライブに適しています。

  • Ecoモード

    Normalモードにくらべて、アクセルペダルの踏み込みに対するトルクの発生がゆるやかになるとともに、エアコン(暖房/冷房)の作動を抑え、燃費を向上させる走行に適した制御に切り替わります。

  • Sportモード

    エンジン、トランスミッション、モーター、ステアリングやサスペンションなどを総合的に制御することで、操縦性および安定性の確保に貢献し、スポーティな走行に適した制御に切り替わります。

  • Customモード

    パワートレーン制御(エンジン/トランスミッション/モーター)、シャシー制御(ステアリング/サスペンション/ブレーキ)、エアコンの各制御機能のモード組み合わせを自由に選択できるCustomモードを設定しました。

森でくつろぐような 心地よさ 自然な静けさを 目指した静粛性

“Natural Quiet”をコンセプトに、音圧レベルだけでなく音色・バランスを重視し「森でくつろぐような心地よさ」「自然な静けさ」をめざしました。ノイズの周波数帯域と発生部位などを解析し、発生するノイズ(源音)を小さくする/車内への侵入を防ぐ(遮音)/車内のノイズを下げる(吸音)の3ステップで静粛性に取り組みました。吸音材/遮音材/制振材の分量や厚みをチューニングしそれぞれの部位に最適配置することで、車室内騒音を大幅に低減しながら心地よい静粛感を実現しています。

  • ノイズ(源音)を小さくする

    源音の低減では、ロードノイズと風切り音に着目。ロードノイズはタイヤ&ホイールの転がり音低減に加え、発音部位として面積の大きいルーフに高減衰マスチックを採用し振動を低減することで静粛性を確保しています。風切り音はボンネットやピラー周りの段差を小さくするなど細部まで対策を施しました。音や振動の発生源のひとつであるエンジン、振動の伝達増幅の原因となるマウント系は徹底したチューニングを実施。ANC(Active Noise Control)によるエンジンにより発生するこもり音のクリーニングも実施しています。

  • 車内への侵入を防ぐ(遮音)

    遮音性を高める新たな取り組みとして、発煙装置を使用したスモークテストとCADツールを組み合わせ騒音の侵入経路を明らかにすることで、ボディシール構造の最適化を実施。フロントウィンドウ、フロントクォーター、フロント・リヤのサイドガラスには高周波の風切り音の低減を狙いアコースティックガラスを採用しました。

  • 車内のノイズを下げる(吸音)

    吸音においては、外部からの音を完全にシャットアウトした無音の空間ではなく、音の適度な反射により空間の広がりを感じさせる工夫を施しました。床下にはフロアカーペットとは別体のフロアサイレンサーを設定しています。

  • パーティション*による 後席静粛性の向上

    リヤ席空間は、前方に配置されたパーティションのトリム全体に吸音材を設定し、透過音低減効果を向上。ガラス部分にはアコースティックガラスを使用し、フロントから発生するエンジン音や前席からの音を遮り、後席の静粛性とプライバシー確保にも寄与します。

身体を腰で支える シート構造

シート開発では、どの座席に座っても心身共に自然体でいられるよう乗員の身体の動きを細かく分析しました。モーションキャプチャー技術をもとにしたデータ解析と官能評価を繰り返し、乗員の体の動きを徹底的に調査。特に頭部の揺れが疲労に大きく影響することに着目し、座面の体圧分散や体幹の保持を追求しました。また、身体を腰で支えるシート構造を採用し、骨盤を少し立て気味にすることで快適性の高いシートとしています。

  • フロントシート

    座面の面圧分布を最適化し、旋回時のGの大小にかかわらず身体をホールド。疲労を軽減する座り心地と、クルマとの対話に集中できる環境を追求しています。また、version L(6人乗り)の助手席肩口にシート調整スイッチを設定。運転席から助手席のスライド・リクライニング調整が可能です。

  • リヤシート(EXECUTIVE[4人乗り])/ セカンドシート(version L[6人乗り])

    特性の異なる2種類の衝撃吸収材と柔らかな表皮を使用することで、停車時から走行時まで乗員を優しく包み込みながら支える構造としました。また路面入力によるシート揺れを抑えるため、クッションフレームとレッグフレームの間に防振ゴムを設定し振動を大幅に低減しました。アームレストは、形状を弓なり型にすることで自然なひじの高さになるよう配慮し、通常使用時もリクライニング時も無理のない体勢でリラックスできます。クッションチルト・ランバーサポートがさまざまな体格の方の好みに合わせた着座姿勢を可能にします。version L(6人乗り)の助手席には可倒式ヘッドレストを採用し、前倒しすることでセカンドシートからより広い前方視界を確保することができます。

LM500h ハイブリッドシステム

高トルクな2.4L直列4 気筒ターボエンジン、6速AT、フロントモーター、そして高出力リヤモーターeAxleを搭載し、車両姿勢や挙動を高次元でコントロールするパフォーマンスハイブリッドシステム。接地荷重に応じて四輪の駆動力を緻密に制御するAWDシステム「DIRECT4」を組み合わせています。それにより、アクセル操作に呼応する高いレスポンスと安定感のあるコーナリング性能を両立すると同時に、ばね上姿勢の変化も抑制し、乗り心地の向上にも貢献。すぐれた環境性能と低燃費でありながら、ダイレクトかつトルクフルな走りと快適な乗り心地を実現しています。

  • 2.4LターボHEVエンジン

    高トルク、高出力を実現する2.4L直列4気筒ターボのT24A-FTSエンジンを設定しました。高トルクを活かした伸び感のあるダイナミックな走りを実現。ロングストローク化、バルブ挟角の拡大や高効率吸気ポートの採用などにより、高速燃焼を実現することで、高い走行性能と環境性能を両立しています。また、ジャーナル軸受部をALLアルミ製のラダーフレームにすることで軽量化、高剛性も実現しています。

  • DIRECT4

    リヤに高出力モーターを持つeAxleを搭載した、モーター駆動式AWDのDIRECT4。さまざまな路面において、シーンに応じた前後駆動力配分と前後制動力配分を行うことで、車両姿勢や挙動を高次元でコントロール。後席にお乗りの方にも姿勢の変化が起こりにくいような制御も行なっています。さらに、加速、操舵、旋回でのすぐれた操縦安定性を実現すると同時に、低燃費にも貢献します。 機能解説動画を見る

  • 燃料消費率

    燃料消費率(国土交通省審査値) EXECUTIVE(4人乗り) 13.5km/L(WLTCモード) 11.7km/L(市街地モード) 13.4km/L(郊外モード) 14.7km/L(高速道路モード) version L(6人乗り) 13.8km/L(WLTCモード) 11.3km/L(市街地モード) 14.5km/L(郊外モード) 14.8km/L(高速道路モード)

LMのご留意事項・補足事項について
動画はEXECUTIVE(4人乗り)。 画像は一部実際の仕様と異なります。 画像は一部実際の仕様と異なります。 画像は一部実際の仕様と異なります。 画像は一部実際の仕様と異なります。 画像は一部実際の仕様と異なります。 EXECUTIVE(4人乗り)に標準装備。 動画はEXECUTIVE(4人乗り)。 画像は一部実際の仕様と異なります。 画像はEXECUTIVE(4人乗り)。 画像は一部実際の仕様と異なります。 動画はEXECUTIVE(4人乗り)。インテリアカラーはソリスホワイト。フロアマットはディーラーオプション。 画像は一部実際の仕様と異なります。 映像内の車両は一部実際の仕様と異なります。 画像はEXECUTIVE(4人乗り)。 燃料消費率は定められた試験条件のもとでの値です。お客さまの使用環境(気象、渋滞等)や運転方法(急発進、エアコン使用等)に応じて燃料消費率は異なります。 WLTCモードは、市街地、郊外、高速道路の各走行モードを平均的な使用時間配分で構成した国際的な走行モードです。市街地モードは、信号や渋滞等の影響を受ける比較的低速な走行を想定し、郊外モードは、信号や渋滞等の影響をあまり受けない走行を想定、高速道路モードは、高速道路等での走行を想定しています。 画像はEXECUTIVE(4人乗り)。 画像は一部実際の仕様と異なります。