TAKUMI STORY

優れた逸品やロングセラーは、巧みな技と先進の技術でひとつのカタチになる。 私たちのモノづくりのストーリーは、人の手によって紡がれていきます。

新しい魅力と高い品質を備えた製品を実現するために

1枚の布、1本の糸。そこにひとつ手を加えることで、人はいくつもの製品を生み出してきました。大量生産の時代にあって、一見すると遠回りに見える手仕事の中に、モノづくりの原点をしっかりと感じ取ることができます。今回、LCにふさわしい最高品質の純正用品を実現するためにハンドメイドで1点ずつ作られる高級敷物「丹後緞通 (だんつう) 」を採用しました。この製品が作られる場所は京都の北、丹後。私たちは日本海に面した自然豊かなこの地に足を運び、議論を重ねる中で、モノづくりの本質に向き合いました。

丹後緞通は手織りの伝統を組む技と現代の技術を融合した高級敷物です。VIPをもてなす国の重要な施設や有名ホテル、世界的ブランドの店舗など、選ばれた場所で採用されています。この手法の最大の魅力はその自由度にあります。色や柄に制限はなく、毛足の長さにも変化をつけられ、まさにオーダーメイドの一品を作り上げることができます。人の手でひとつひとつ紡ぎ出される製品は、これまでにない新しい魅力と高い品質をきっと実現できる。レクサス純正用品として、LCオーナーにより高い満足をもたらすために、丹後緞通のフロアマットをお届けします。

人の手が主役となって生み出す、丹後緞通のフロアマット

フロアマットにはスポーツウェアや登山用品などに幅広く使われる耐久性に優れたナイロン糸を採用しています。染色はチーズ染めと呼ばれる、糸を巻きつけない束の状態で染め上げていきます。この手法は大量生産に向かないうえ手間もかかりますが、糸本来の風合いを残しながら、ふっくらした色ムラのない状態に染め上げることができます。こうして染め上げた糸をより合わせ、フロアマットを織り上げる工程に移ります。通常の機械製造では一定の規格があるため、糸を打ち込めるスペースは限定されます。しかし丹後緞通ではベースとなる布へフックガンで8本の糸を同時に打ち込み、機械製造では実現することが難しい細部まで高密度に織り上げることができます。糸の本数や長さ、角の丸みに至るまで細心の注意を払い1点、1点、丹念に仕上げていきます。この作業の締めくくりに活躍するのは手のひら。ひと目見ただけではわからない表面のわずかな凹凸を手のひらで感じとり、握りバサミで慎重に刈り取って、丁寧にならしていきます。さらに次のシャーリングという行程で、フロアマットの表面に回転刃の付いた専用器具を押し当て、極限まで表面をなめらかにしていきます。

フロアマット表面の優雅なラインもハンドメイドで描きます。ドアオーナメントをモチーフにしたデザインを忠実に再現するために指先の感覚を研ぎ澄まし、ラインの深さが均一になるよう気を配りながら繊細かつ立体的に仕上げます。こうしてほとんど全ての行程で人の手を経ていくため、一日に製作できる数には限りがあります。しかしハンドメイドならではの優れた品質は高い審美眼をもつオーナー様にも、これまでにない新しい驚きを与えてくれるでしょう。あなたのLCに、もうひとつ上の満足を。レクサス純正用品がお届けする、本物のクオリティをお確かめください。





製品の特性上、毛足が長く非常に密度が高いため、表面の毛足が乱れることによって、カービングラインが曲がって見えることがあります。その際は、カービングラインに沿って毛足を整えていただければ元に戻ります。