STORY OF THE LC SOUND DESIGN

エンジン&オーディオサウンドと
走りのハーモニー。

動と静のサウンドデザイン

気持ち良い走りを五感で感じ取れるように、LCは独自のサウンド哲学を持って音を作り込みました。加速時にはエンジンサウンドに気持ちが高ぶり、クルージングでは静かな室内でオーディオサウンドに浸る。動と静を際立たせることでお互いの印象を高め合い、サウンドと一体となったドライビングを提供します。

高揚感を高めるV8エンジンサウンド

V8エンジンは「天使の咆哮」と呼ばれるLFAのサウンドデザインを継承し、エンジン回転数に呼応して3つの周波数の音を際立たせたサウンドを追求。ドライバーの高揚感を煽る高周波の突き抜けるようなサウンドを奏でます。この高周波サウンドの一部はサウンドジェネレーターで発生させ、インテークホースを介して車内に取り込み、さらにインテークホースの管長・管径をチューニングし、澄み渡る高周波音のハーモニーをエンジンサウンドに付加しています。また、エキゾーストシステムは排気管の共鳴構造を最適化して3,000r.p.m.以下の音圧レベルを高め、躍動感を演出。さらにマフラーバルブの開閉により、加速シーンに合わせてサウンドをコントロールします。LC500の室内は、このフロントとリヤに採用したサウンドテクノロジーにより、音源が切り替わるドラマティックなサウンド空間を実現しました。エンジン回転が高回転になるまでは後方からのエキゾーストサウンドにより加速の押し出し感を、エンジン回転が高回転域に達すると前方からのインテークサウンドにより加速の伸び感を演出します。走りと一体化した、コンサートホールのような広がりを感じるサウンドがドライビングプレジャーをさらに高めます。

ボディ骨格設計とともに開発した
オーディオサウンド

鋭く優雅な走りの個性と、それに適った、すっきりとしたナチュラルサウンド。走りと音楽の高次元なハーモナイズをめざして、車両とオーディオシステムの開発を一体となって進めました。
音響空間となるボディは骨格の設計から検討。なかでも、ウーファーを内蔵するドアパネルは、共振特性を解析し、チューニングを繰り返すことで振動を抑制。密閉度も向上させ、スピーカーボックスとしての低音域再生能力を高めました。これによって、音源の録音現場の床や壁の共振、空気の揺らぎといった低音域の微小信号を忠実に再生し、余韻の広がりや豊かな響きを持つ音場を実現しています。
オーディオシステムは、補正をかけない素の状態でのサウンド品質を高めるため、スピーカー、アンプの基本性能の向上に加えて、その搭載位置も緻密に検証しています。例えば、インストルメントパネルに設置したスピーカーは、位置・角度・開口率をミリ単位で調整。直接音とフロントガラスの反射音が効率良く乗員に届き、広がりと奥行きのある立体的な音場を実現しています。ミッドレンジスピーカーでは、ツィーターとウーファーそれぞれの帯域の一部へも再生域を拡大し、ボーカル帯域をカバー。音像定位を上げて目の前にステージが広がっているかのような臨場感を再現します。
ドライビングのひととき、流れてくる景色に音楽が乗って、自然にすっと心に入ってくるサウンドの心地良さを堪能できます。