JOURNEY

聖地を駆り五感を揺さぶる富士スピードウェイの旅(前編)

2024.01.24 WED
JOURNEY

聖地を駆り五感を揺さぶる富士スピードウェイの旅(前編)

2024.01.24 WED
聖地を駆り五感を揺さぶる富士スピードウェイの旅(前編)
聖地を駆り五感を揺さぶる富士スピードウェイの旅(前編)

クルマを愛する大人の遊び場、社交場。富士スピードウェイを中心に広がる富士モータースポーツフォレストを舞台に初開催されたTOUCH JAPAN JOURNEY by LEXUS富士・FSW。この旅の魅力を全2回でお届けする。

LEXUSが鍛え上げてきた走りを楽しむプログラム

Lexus Circuit Experienceと初コラボレーションとなるTOUCH JAPAN JOURNEY by LEXUS富士・FSW。

そのスタート地点は“F”発祥の地、富士スピードウェイだ。冬の青空にくっきりと映える富士山が、モータースポーツの聖地を見守っている。

Lexus Circuit Experienceは、LEXUSが鍛え上げてきた走りを普段お乗りのクルマで体感していただく、スポーツ走行体験プログラム。

今回は、どんな車種でも、どんなスキルでも楽しんでいただけるレッスンが用意された。まずは富士スピードウェイの中にあるトヨタ交通安全センター「モビリタ」で、「スポーツ走行基礎講座」を受講する。

ここではスポーツドライビングを安全に楽しむための基礎知識を学ぶ。この講座の特別講師はレーシングドライバーの影山正彦選手。
1998年ル・マン24時間レースで日本人チーム初の3位入賞、2015年ニュルブルクリンク24時間レースではLFA Code Xで参戦し、クラス優勝を果たしたレジェンドドライバーだ。

影山選手は、スポーツ走行と街中での運転との相違点を挙げながら、わかりやすくクルマの運動特性や、ドライバーが心がけるべきことを解説する。

「ステアリングを手のひらでやさしく包み込むのが大事です。僕の場合、右の手のひらで右フロントタイヤの、左の手のひらで左フロントタイヤの接地感を感じ、路面とのコンタクトをとっています」と、ステアリングの握り方ひとつとっても、レーシングドライバーならではの丁寧な解説がうれしい。
そのほか、FFとFRの特性にも触れながらアクセルオン/オフによる荷重移動で、タイヤのポテンシャルを引き出すタイヤのマネージメントなど、「走る、曲がる、止まる」ための知識が伝授された。

スポーツ走行の基礎知識を学んだゲストは、各自のLEXUS車に乗り込み、モビリタの特設コースへ向かう。「スポーツ走行道場」のスタートだ。走行直前にはインストラクターによる指導があり、走行中も無線を通してリアルタイムで行われる。各エリアには、富士スピードウェイのスタッフに加え、トヨタ自動車評価ドライバーのなかでもトップガンといわれる評価ドライバーが所属する凄腕技能養成部や、レクサスインターナショナルのスタッフがスタンバイ。万が一のマシントラブルに対応するメカニックも帯同するという安心の布陣だ。
まずは特設のパイロンコースで全開加速の後、指定エリア内での停止を目標に、高速域からのブレーキングを体験。止まるためのブレーキングに加えて、曲がるためのブレーキングも体感しながら学んでいく。

散水された路面で水しぶきを上げ、ゲストたちのLEXUSは威勢のいいエンジン音を響かせる。あるゲストは「ABSを効かせるところまでの強いブレーキングができなかった」と次の周回にリベンジを誓い、初めて助手席でフル加速、フルブレーキングを体験したというゲストは、「すごいすごい、興奮しますね」と高揚感を味わっているようだ。
次のコースは低ミュー路。車両にGフォース計測機器を取り付けて走行し、計測されたデータを基にインストラクターによるアドバイスを受けられるセクションだ。
はじめに影山選手がRC Fで行うデモ走行を見学する。流れるようにスムーズなライン取りと加減速を生で見てイメージトレーニング。すぐに各LEXUSに乗り込み、インストラクターの車両に続いて走行パターンをなぞりながらの慣熟走行を行った後、1台ずつ走行してデータ計測をしていく。
フロントウィンドウの上に付けられている黒い装置により走行データを計測する
11
計測した走行データの解析に使用するのが、「G-Gダイアグラム」だ。前後方向を縦軸に、左右方向を横軸として、車両に発生したGフォースを図形化したもので、理想的な走行の図形パターンと比較すると運転のクセやスキルが一目瞭然。G-Gダイアグラムを基にひと組ずつインストラクターからのアドバイスを受け、課題を明確にしていく。

この低ミュー路では影山選手が終始トレーニングの様子を見守っていて、質問を受けて細やかなアドバイスをするなど、ゲストたちとコミュニケーションをとっている。ドライブ好きのお父様に誘われて同乗枠で参加したという息子さんは、レース観戦が趣味とのことで、お父様の助手席よりレジェンドドライバーとの会話を選んだ様子。気さくな影山選手と一緒に、来季のSUPER GTのマシンについての話題などで大いに盛り上がっていた。
そして、ドライ路に移動してモビリタ内最後のトレーニング。コーナリング時のライン取りやスムーズなステアリング操作を練習するとともに、ラップタイムを取ることで、心理状況による運転操作の変化もチェックする。
すぐ上に隣接するレーシングコースからは、甲高いマシンの音が響いて来る。いやが上にもこの後のレーシングコース走行への期待と興奮が高まる中で、午前中のプログラムは終了した。

ランチ会場は富士レクサスカレッジ

モビリタでのスポーツ走行道場を終え、午後のレーシングコース走行を控えたゲストは、富士スピードウェイ内にある「富士レクサスカレッジ」へ。普段はLEXUS関係者のみが利用できる研修施設が特別に開放され、ここでランチが提供される。
11
メインエントランスを入ったホールでは、世界限定500台の希少なスーパーカー、LFAが待ち構えていた。発売から10年以上を経てなお色褪せぬ“F”の頂点たる佇まいにロックオンされたゲストたちは、空腹にもかかわらずしばし足を止めた。

“F”発祥の地、国際レーシングコース体験走行

ランチを楽しんだゲストは、いざレーシングコースへ。「このコースのおもしろさは、ひとことで言って最高速ですね。約1.5㎞の直線が一番の特徴なので、直線スピードを楽しんでいただきたいです。もちろん低速、中速、高速コーナー、すべてが織り込まれたコースなので、クルマのポテンシャルを充分感じてもらえるコースだと思います」と、影山選手はいう。
注意事項を聞き、指定されたピットでスタートの指示を待つゲストたちは、ちょっと緊張した面持ちだ。

レーシングコース体験は、1台の先導車につき3~4台のグループに分かれ、隊列を組んでレーシングコースを走行する。「おおむね5台分の車間距離を保って走ってください。付いて来れそうであれば、先導車は徐々にペースを上げていきます」と、影山選手からも声がかかる。

ピットレーンに並んだLEXUSの隊列は、ホームストレートで120km/h程度まで加速。数々のレースでスリリングなブレーキング勝負が見られる第1コーナーに吸い込まれていった。熟練のドライバーが駆る先導車はスムーズに、模範的なライン取りを披露しながらゲストのLEXUSを引っ張る。日本一道幅が広いサーキットである富士スピードウェイで、この見事なライン取りを体感できるのは貴重だ。
後続車もさすがはドライブが好きなゲストばかり、そしてまた午前中のトレーニングの成果を披露して、きれいに先導車のラインをトレースし、ペースを守って付いていく。
順調にペースを上げたグループは、富士スピードウェイ名物のホームストレートで、時速180kmに達し、スピードリミッターが効いたそうだ。ヘルメットもグローブもなく、多車種がこのスピード域で安全にサーキット走行を楽しめるのは、富士スピードウェイによる安全管理の下、熟練ドライバーの先導でペースコントロールがされているからこそだ。
11
ピットに帰ってきたドライバーたちは、「ダンロップコーナーからの区間は先が見えなくて難しかったですね。どこを走ってるのかわからなくて」という方もいれば、「いやあ、楽しかった。SUVでサーキットを走れるなんて思ってなかったから、最高です」という方も。

また助手席から降り立ったゲストは「助手席でも力が入っちゃって、ドアグリップを握りしめてました」「座ってるだけで手に汗かいて」という方もいれば、「富士山がきれいでした。サーキットって広いせいか、スピードのわりに怖くないんですね。スピードメーターを見てびっくり」とほがらかに楽しまれた方も見受けられた。

ドライビングテクニックを鍛えることは、究極の安全運転

今日1日のLexus Circuit Experienceを終え、影山選手は、「みなさん愛車LEXUSとより一層、仲良く、愛を持って接することができたんじゃないかなと思います」と振り返った。
「ご自分のドライビングテクニックを鍛えることは、究極の安全運転。安全なクルマの使い方と限界の引き出し方っていうのは、まったく同じ延長線上にありますから、もっともっとスポーツドライビングを楽しんでいただきたいですね」
そして、「今日はみなさんLEXUSを選んでよかった、という裏付けを感じていただけたと思います」と、笑顔で語った。

<関連リンク>
聖地を駆り五感を揺さぶる富士スピードウェイの旅(後編)
スコット・プルーエット氏を講師に迎えた特別なドライビングレッスン
富士24時間レースで走るLEXUSのクルマ

この記事はいかがでしたか?

ご回答いただきありがとうございました。

RECOMMEND

LATEST