LEXUSならではアウトドアを目指すOVERTRAIL PROJECT
カーボンニュートラル社会の実現と、多様化するお客様のニーズに寄り添うクルマづくりを進めるLEXUS。
「自然を理解し、楽しみ、守っていくアウトドア体験をお届けしたい」という想いのもと、大自然と共生しながらアウトドアライフスタイルを彩る「クルマの楽しさ」と、「自然の魅力に触れる様々な体験」を提供する「OVERTRAIL PROJECT」の推進を2023年1月13日~15日で開催されたTOKYO OUTDOOR SHOW2023(千葉県 幕張メッセ)で発表した。
「自然を理解し、楽しみ、守っていくアウトドア体験をお届けしたい」という想いのもと、大自然と共生しながらアウトドアライフスタイルを彩る「クルマの楽しさ」と、「自然の魅力に触れる様々な体験」を提供する「OVERTRAIL PROJECT」の推進を2023年1月13日~15日で開催されたTOKYO OUTDOOR SHOW2023(千葉県 幕張メッセ)で発表した。

LEXUSは、この「OVERTRAIL(オーバートレイル)」という言葉には、気軽に楽しむ近所の公園でのピクニックやキャンプなどのカジュアルな「アウトドア」から、山道・雪道・砂漠などの「オフロード」、アクセスしにくいエリアを自由に旅する本格的な「オーバーランディング」まで、幅広いアウトドアライフスタイルに寄り添う想いを込めているという。

この「OVERTRAIL PROJECT」でプロジェクトリーダーを務める水藤崇司は、豊田章男社長から「LEXUSのアウトドアを考えながらやってみよう!」と想いを受け開始したこのプロジェクトについてこう話す。
水藤プロジェクトリーダー
多様化するお客様のニーズに寄り添うクルマづくりを進めるLEXUSとしては、世の中のアウトドアに対する関心が高まっているので、そのようなアウトドアのニーズにもお応えしたいと考え『まずはやってみよう』ということでプロジェクトを開始しました。
“OVERTRAIL”という言葉には、OVERLAND(オーバーランド)とTRAIL(トレイル)を結び付けた造語です。OVERLANDとはアメリカを中心に流行している、道なき道をクルマで移動しながら野宿をするような過酷なアウトドアになります。
多様化するお客様のニーズに寄り添うクルマづくりを進めるLEXUSとしては、世の中のアウトドアに対する関心が高まっているので、そのようなアウトドアのニーズにもお応えしたいと考え『まずはやってみよう』ということでプロジェクトを開始しました。
“OVERTRAIL”という言葉には、OVERLAND(オーバーランド)とTRAIL(トレイル)を結び付けた造語です。OVERLANDとはアメリカを中心に流行している、道なき道をクルマで移動しながら野宿をするような過酷なアウトドアになります。

それに対してTRAILは、トレイルウォーキングのように、どなたでも楽しめるカジュアルなものです。この二つの言葉を結びつけることで、多様なアウトドアライフスタイルのニーズにもお応えしていきたいと思っています。
お客様に寄り添ったアウトドアの提案
会場にはコンセプトモデルとして22年11月に発売されたばかりのRXをベースとした「RX OUTDOOR CONCEPT」、昨年のオートサロンで初公開された水素バギーの進化版となる「ROV CONCEPT 2」、日本未発売モデルGXをベースとした「GX OUTDOOR CONCEPT」が展示されアウトドアファンからも注目を集めた。
水藤プロジェクトリーダー
今回展示した3台それぞれのコンセプトですが、GXは、本格的なオフローダーで、ソロキャンプや二人で行くようなキャンプをするような本格的なアウトドア体験を希望されるお客様、一方でRXは家族で気軽に行くようなアウトドアでの使用を想定しています。
今回展示した3台それぞれのコンセプトですが、GXは、本格的なオフローダーで、ソロキャンプや二人で行くようなキャンプをするような本格的なアウトドア体験を希望されるお客様、一方でRXは家族で気軽に行くようなアウトドアでの使用を想定しています。
RXのプロジェクトチーフデザイナーを務めた草刈穣太は「RX OUTDOOR CONCEPT」についてイメージした世界観についてこう続ける。
草刈プロジェクトチーフデザイナー
キャンプでテントを張ることや、使用後のメンテナンスなどは、意外とハードルが高いため、最近では、ルーフトップテントを積む人が増えてきています。
キャンプでテントを張ることや、使用後のメンテナンスなどは、意外とハードルが高いため、最近では、ルーフトップテントを積む人が増えてきています。
このルーフトップテントの利点は、場所を選ばない、天候に左右されないことです。例えば、雨が降った直後でもクルマの上に搭載しているため、設置場所の水たまりなどを気にせずテントを張ることができます。
さらに、テントをラゲッジスペースに積む必要がないので、その分荷物を多く載せることもできます。
さらに、テントをラゲッジスペースに積む必要がないので、その分荷物を多く載せることもできます。

ただ、RXにはスタイリッシュさは外せないので、テントを載せている時もカッコ良くありたいとの想いから、ソフトタイプではなくハードタイプのテントを採用しました。
このテントは大人2人と子ども1人が寝られるので、ハードな山奥のキャンプではなく、気軽にキャンプに行って、夜空を楽しむといったアウトドアシーンをイメージしています。
水藤プロジェクトリーダー
今回展示したGXの様な本格的なオフローダーを好むお客様だけじゃなく、RXに乗ってカジュアルなファミリーキャンプを楽しむようなお客様も、それぞれのお客様のニーズを捉えて一緒に活動していきたいです。
水藤プロジェクトリーダー
今回展示したGXの様な本格的なオフローダーを好むお客様だけじゃなく、RXに乗ってカジュアルなファミリーキャンプを楽しむようなお客様も、それぞれのお客様のニーズを捉えて一緒に活動していきたいです。
一方で、「ROV CONCEPT2」は前述のGX、RXとは想定する使い方が異なるという。
水藤プロジェクトリーダー
ROVは、オフロード走行を楽しむクルマになっています。運転するとメチャクチャ面白いです。
ROVは、オフロード走行を楽しむクルマになっています。運転するとメチャクチャ面白いです。
その楽しいクルマをガソリンエンジンではなく、水素エンジンで走らせることで、CO2を出さずに環境負荷に考慮しながら、オフロード走行を楽しめるようになっています。環境意識を持ちつつも運転も好きというようなお客様にマッチすると思います。
昨年の東京オートサロンで公開された「ROV CONCEPT」からクルマを鍛え、今回出展した「ROV CONCEPT2」に進化しているという。この進化のポイントについて、開発を担当した山本晴之に聞いた。
ROV担当エンジニア山本
前回のモデルから、より悪路走破性を高めるための低重心化とタフネスさを両立したデザインと構造に進化させました。
ROV CONCEPT2は低重心化のために、エンジン上方にある水素タンクの搭載位置を可能な限り下げ、水素供給システムのレイアウトを変更しています。
前回のモデルから、より悪路走破性を高めるための低重心化とタフネスさを両立したデザインと構造に進化させました。
ROV CONCEPT2は低重心化のために、エンジン上方にある水素タンクの搭載位置を可能な限り下げ、水素供給システムのレイアウトを変更しています。

また、今回の変更点の検証のため、実際に富士スピードウェイの敷地内に造成したオフロードコースでテスト走行を繰り返し、コース走行時のダメージ測定や効果確認、フロントに追加したスキッドプレートの強度や取付構造などを改良してきました。
アウトドアにマッチするLEXUSらしいボディカラー
ROV Concept2とRX OUTDOOR CONCEPTで今回採用した「Regolith(レゴリス)」。このボディカラーにもLEXUSのこだわりが詰まっている。
草刈プロジェクトチーフデザイナー
去年の東京オートサロンに出展したNX PHEV OFFROAD CONCEPTとROV CONCEPTで採用したIron Oxide(アイアンオキサイド)と同様に、LEXUSのボディカラーは金属調の光沢感を大切にしてきています。
ただ、より自然の中でマッチするように茶色やベージュ系の色相を使い、そこにLEXUSがこだわる金属調表現を加味したセミグロスカラーで、OVERTRAILの世界観を表現しています。
“Regolith”という言葉の意味は惑星に積もったチリや粒子のことを意味しています。壮大なのですが、ある星に積もったチリを巻き上げて走っているような世界をイメージしてネーミングをしています。
去年の東京オートサロンに出展したNX PHEV OFFROAD CONCEPTとROV CONCEPTで採用したIron Oxide(アイアンオキサイド)と同様に、LEXUSのボディカラーは金属調の光沢感を大切にしてきています。
ただ、より自然の中でマッチするように茶色やベージュ系の色相を使い、そこにLEXUSがこだわる金属調表現を加味したセミグロスカラーで、OVERTRAILの世界観を表現しています。
“Regolith”という言葉の意味は惑星に積もったチリや粒子のことを意味しています。壮大なのですが、ある星に積もったチリを巻き上げて走っているような世界をイメージしてネーミングをしています。

水藤プロジェクトリーダー
LEXUSがやる「OVERTRAIL PROJECT」なので、アウトドアでも上質な体験をしていただきたいと思っています。ですから、機能性だけではなく、デザインにもこだわりたいです。
自然が好きだ、自然を楽しみたい、自然を守りたいと思っているお客様が、自然に溶け込み、あるいは自然に映える色のクルマがお好みなのではないかと思います。
一方でそれが、マットなアースカラーだと上質感やラグジュアリー感が無くなってしまうので、セミグロスで光沢感を出しながら高級感を感じられるものをつくっています。
LEXUSがやる「OVERTRAIL PROJECT」なので、アウトドアでも上質な体験をしていただきたいと思っています。ですから、機能性だけではなく、デザインにもこだわりたいです。
自然が好きだ、自然を楽しみたい、自然を守りたいと思っているお客様が、自然に溶け込み、あるいは自然に映える色のクルマがお好みなのではないかと思います。
一方でそれが、マットなアースカラーだと上質感やラグジュアリー感が無くなってしまうので、セミグロスで光沢感を出しながら高級感を感じられるものをつくっています。
クルマだけにとどまらないOVERTRAIL PROJECT
LEXUSのアウトドアはクルマづくりだけではなく、ギア、体験と広がる予定だという。
水藤プロジェクトリーダー
今回のTOKYO OUTDOOR SHOWに出展したCONCEPTは、お客様の声を伺いながら将来的には商品化を考えたいと思っています。
もし、『このようなモノが欲しい』といったご意見をいただければ検討をしますので、ぜひ、皆様からのご意見をお聞かせいただきたいです。
今回のTOKYO OUTDOOR SHOWに出展したCONCEPTは、お客様の声を伺いながら将来的には商品化を考えたいと思っています。
もし、『このようなモノが欲しい』といったご意見をいただければ検討をしますので、ぜひ、皆様からのご意見をお聞かせいただきたいです。
また、クルマだけではなく、今回、クルマと一緒に展示をさせていただいたアウトドアギアも、アウトドア専門ブランドの皆様と協力しながら、独自の商品をつくっていくようなことも、これから進めていきたいと思っています。
そして、アウトドアのコト体験も大切だと考えています。昨年はLXの納期待ちのお客様に富士モータースポーツフォレストにあるオフロードコースで走行体験していただくイベントを実施しましたが、大変ご好評をいただきました。
今後もお客様に体感していただくイベントをオフロード走行だけではなく、キャンプだったり、その他アウトドアのいろいろなアクティビティについて、まずはLEXUSのお客様にご体感いただくイベントとして展開していきたいと思っています。
将来的には、『LEXUSのアウトドアがすごく面白いから…』とアウトドアから入ってLEXUSのクルマを買おうというようなお客様に出てきていただけるといいなと思っています。
そして、アウトドアのコト体験も大切だと考えています。昨年はLXの納期待ちのお客様に富士モータースポーツフォレストにあるオフロードコースで走行体験していただくイベントを実施しましたが、大変ご好評をいただきました。
今後もお客様に体感していただくイベントをオフロード走行だけではなく、キャンプだったり、その他アウトドアのいろいろなアクティビティについて、まずはLEXUSのお客様にご体感いただくイベントとして展開していきたいと思っています。
将来的には、『LEXUSのアウトドアがすごく面白いから…』とアウトドアから入ってLEXUSのクルマを買おうというようなお客様に出てきていただけるといいなと思っています。

LEXUSがお届けするアウトドアライフスタイルの今後に注目していただきたい。
<関連リンク>
24時間レースで見たLEXUSの「NEXT CHAPTER」への挑戦
自然と共生しながらアドベンチャーを可能に — LEXUSが東京オートサロン2022で提案したこと
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