CAR

新型「RX」を世界初公開 ――

オンライン発表会 全文書き起こし

2022.06.01 WED
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新型「RX」を世界初公開 ――

オンライン発表会 全文書き起こし

2022.06.01 WED
新型「RX」を世界初公開 ―― オンライン発表会 全文書き起こし
新型「RX」を世界初公開 ―― オンライン発表会 全文書き起こし

5代目となる新型ラグジュアリーSUV「RX」を世界初公開しました。日本での発売は、2022年秋頃を予定しています。本記事では、Lexus International President Chief Branding Officerの佐藤恒治による発表の全文を書き起こし、次世代LEXUSの目指す走りやデザインを追求し、全面刷新を遂げた5代目「RX」の情報について皆様にお届けする。
※本記事は6/1に開催されたLEXUS 5代目「RX」オンライン発表会の書き起こし記事です。

Youtube映像(リビール)

変わることのない、たったひとつの原点

佐藤:
『もっといいクルマをつくる』
LEXUSのクルマづくりは、このひとつの想いを胸に行われます。

いいクルマには 素性の良さや基本性能の高さが求められます。
Lexus Driving Signatureの秘訣はここにあります。

ブレーキに安心感があること。4つのタイヤを感じて走れること。ステアリングを切ったら 切った分だけ曲がれること。
いずれも当たり前のことですが、これがLEXUSのマスタードライバー 豊田章男のクルマづくりなのです。

LEXUSはこれらの想いを今後もブランドの中心に据え、開発現場で最も大事にしていきます。

100の説明よりも乗ったら違いを分かっていただける1台をつくりたい。そしてお客様に豊かなライフスタイルをお届けしたい。
Lexus International President Chief Branding Officer佐藤恒治
Lexus International President Chief Branding Officer佐藤恒治

届けたいのは「運転が楽しい」というピュアな喜び

運転が楽しい。
そう感じる理由は 人の数だけあると思います。

クルマは 自分を少しずつ成長させてくれるパートナーです。そして 自分と大切な人をつないでくれる存在です。

走りたい時には、思い切り運転を楽しませてくれる。リラックスしたい時は さりげなく運転をサポートしてくれる。

つまりクルマとは 常に自分に寄り添い、守ってくれるという安心感を与えてくれる存在なのです。

そして何より 運転そのものが楽しくて心躍る体験です。

そんな運転の楽しさを全ての人にお届けしたい。LEXUS ELECTRIFIEDという電動化への取り組みも、運転の楽しさを高めるためにあります。

私たちはクルマが大好きです。そして 運転を楽しむ人の笑顔も大好きです。

多様なお客様のニーズにお応えするクルマづくり

私たちのゴールは お客様の笑顔です。誰もが幸せを感じられる社会 そしてサステナブルな社会を実現するために、LEXUSにできることは何か?

大切にしていることは、自分以外の誰かの気持ちに寄り添うことです。

世界には 多様な価値観を持つお客様がいて、様々な環境の中で、多様なライフスタイルを送られています。

私たちがクルマの電動化を進める時には 一人ひとりのライフスタイルを想像し、お客様が自分に合った電動車を選択でき、喜んでいただくことを目指します。

LEXUSの使命は多様なお客様のニーズにお応えするクルマづくりです。その根底にあるのは、「人を中心に考えて価値を提供する」という信念。

それはこれからも忘れてはいけないLEXUSの本質的な価値観です。

挑むなら ど真ん中から

全ての人に運転の楽しさをお届けしたい。

そう考えた時 「RXでやろうじゃないか」と決意しました。

なぜなら ブランドのコアモデルであるRXを変えることこそがLEXUSの進化を示す最善の方法だからです。
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新型RXの変革こそが、私たちの決意と挑戦の証しです。
私たちは 夢と希望を胸に抱き、ワンチームでクルマづくりに取り組んでいきます。
チーフエンジニア 大野貴明氏
チーフエンジニア 大野貴明

チーム一丸となって目標を達成する

大野:
気持ちを盛り上げると言うか、みんなを同じ方向に向かって、ひとつの気持ちにさせていくみたいな。
佐藤:
そういう意味では、チームワークって共感だよね。同じ目標に向かって、みんなが共感で動くというのがLEXUSのチームワークなのかなって。

大野:
トヨタ自動車九州工場の第2ライン、RXを製造しているラインになります。
いいクルマを作りたいという思いを共有しながら、みんなの思っている方向はいいクルマ、完成度の高いクルマにしたいよね。同じ思いで。
川越:
自分たちの持ち場、立場で今自分が何をやるべきかっていうのをしっかり考えてですね。そこをみんなで共有することで、「いいものを後工程に流すぞ」と。

目指すところは、本当にいいクルマを作るっていうところが目的と思いますのでプロ魂を持ってですね。クルマを作り込んでいます。

大野:
LEXUSのコアモデルだからこそ留まっていてはだめなので、RXらしさに固執せずに保守的に開発をするのではなくて、しっかりと挑戦をしたいと考えています。

笑顔をもたらす走り

大野:
LEXUSのNEXT CHAPTERからの走り。
今回の新型RXでは、リヤにマルチリンク式サスペンションを使い上質な乗り心地といった素性をしっかり、まずここが一番大きいポイントかなと思います。

ワンモーターハイブリット(2.4-T HEV DIRECT4)という新たにリヤにeAxleという高出力モーターを付けていることによって、さらに2.4-Tのエンジンと合わせて伸びやかな加速自体を演出できるっていうところがあるので、アクセル操作の加速に対してすごく気持ちいい。

アクセルペダルと足がくっついているかのように自分の足をぐっと踏み込んだ時に、まさにクルマと一体になる感じが加速してるときに笑っている感じだと思うんです。

このクルマ、どんどん見れば見るほど私も愛着が沸きますし我が子を世の中に出していくというか、お披露目していくような、そんな感じですかね。
RX プロジェクト チーフデザイナー 草刈穣太
RX プロジェクト チーフデザイナー 草刈穣太

RXを変革するデザイン

草刈:
ラグジュアリーSUVのパイオニアで、ど真ん中なんですよね。
チャレンジを続けながらも、ど真ん中にいるためにはどうしたらいいのか。

チャレンジしての失敗は許されるんですけど、チャレンジしない失敗は絶対許されないと思ったので。
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今回はリヤのトルクを感じさせる造形を目指しました。

デザインを見て「あ、このクルマ走るんだな」っていう風に感じていただければと思います。

電動化に向かう中でグリルが無くなっていく方向なので、その中で“スピンドル”
というものをどう表現していくか。

“スピンドルボディ”という形で呼んでいます。

全体の立体として支配するような魂を表現したいということで、“スピンドルボディ”という言い方をしています。

冷却開口の穴が変化して魂になっていく“シームレスグリル”、穴からレリーフに変化していく、変化の具合っていうのはかなり試行錯誤をして何回もトライをしました。

速い動物って綺麗じゃないですか、馬にしても、チーターにしても。やっぱりそこに通じるものはあるんじゃないですかね。

強さを磨いていって綺麗になる。美しさを追求していって強く見えるっていうところは今回追求したところでもあります。
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操る楽しさと安らぎを両立する空間

広く感じながらも包まれる安心感。
ドライバーから見ると、すっきりと視界が感じられるとか。

自然と「運転しやすいね」という風に感じられる。

あと僕がもう一つ好きなのはカバーを掛けるとすごくシンプルな立体が見えてくるんですけど、
このラインですね。
お客様には洗車を自分でしていただきたい。実際、触っていただくと、より形というものをわかっていただけるかなと思います。

想いをひとつに、ともに人生を歩む

自分で持っていることが嬉しくなる。お客様に感じてもらえるデザインというものが、やっぱり、いいクルマにつながっていくのかなと思っています。

大野:
見れば見るほど、好きになっていく。走りもそうですし、デザインもそうですけど。
愛着のある人生を共にしていただけるような愛車になりうるんじゃないかな。なってほしいですね。
佐藤:
このクルマに乗って、動くことの歓びを存分に味わっていただきたい。そんな瞬間こそ、真のラグジュアリーがあると信じています。
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THE ALL NEW RX
NEXT CHAPTER BEGINS

・トヨグローバルニュースルーム
https://global.toyota/jp/newsroom/lexus/37367329.html

・LEXUS ELECTRIFIED
https://lexus.jp/magazine/technology/electrified/

・The New RX
https://lexus.jp/models/rx/worldpremiere/

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ご回答いただきありがとうございました。

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