道の駅 スプリングスひよし
京都市内から、クルマで1時間半足らずの距離にある道の駅「スプリングスひよし」。京都丹波高原国定公園内にある日吉ダムのすぐ下、自然に囲まれた広大な芝生の敷地に、手ぶらでキャンプができるプランも用意された「DOD CAMP PARK KYOTO」がオープンした。
今回訪れた「スプリングスひよし」は、日吉ダムと桂川に隣接した自然豊かな環境にある道の駅だ。レストランや地元の野菜直売所に加え、天然温泉施設やプール、体育館、バーベキューテラス、キャンプエリアなど多彩な施設を擁する点が特徴であり、地元の人だけでなく、ここを目的地として訪れる人も多い。
今回訪れた「スプリングスひよし」は、日吉ダムと桂川に隣接した自然豊かな環境にある道の駅だ。レストランや地元の野菜直売所に加え、天然温泉施設やプール、体育館、バーベキューテラス、キャンプエリアなど多彩な施設を擁する点が特徴であり、地元の人だけでなく、ここを目的地として訪れる人も多い。
道の駅を構成する2棟の建物を結ぶ展望連絡橋は、「土木学会デザイン賞 2002 優秀賞」を受賞している。また、芝生広場の奥にある日吉ダムの直下には、直径75メートル、橋長236メートルという大きな「円形展望橋(ふれあい橋)」が設置されており、ダムを間近から眺めることはもちろん、桂川を一望できる展望台となっている。雄大な自然の中に、堤頂長430メートルを超えるダムだけでなく、建築デザイン的にも興味深い橋が2つもある珍しい場所だ。
初めてでも、子どもや愛犬と一緒でも安心のキャンプ
「DOD CAMP PARK KYOTO」の最大の魅力は、初心者でもキャンプを満喫できること、また人気アウトドアブランド「DOD」のキャンプアイテムを実地で試せることの2点だろう。他のキャンプ場にはない、季節や気候を選ばない天然温泉と温水プールも人気の的だ。
キャンプの準備をすべてお任せできるプランから、キャンプアイテムだけレンタルして自分で設営するプラン、キャンプアイテムは持ち込んで地産地消の食材だけ予約するプランなど、好みに合わせて選びたい。手ぶらでOKのプランなら、自分でテントを設営したり、たくさんの道具を持って行く必要がないので、初心者でも、小さい子ども連れでもキャンプを楽しめる。また、愛犬と一緒にキャンプができるエリアも確保されている。
それぞれのテントの寝室スペースにはインフレーターマットが敷かれ、寝るときだけでなく、靴を脱いでくつろぐときも快適に過ごすことができる。ランタンやブルートゥーススピーカーなどもレンタルアイテムに含まれており、まさに至れり尽くせりといった具合だ。
まずは、到着時に受け取る冊子、『キャンプパークの楽しみ方。』で、キャンプサイトでの過ごし方を確認する。夕食の食材とメニューをチェックして、地元農家から直送される新鮮な食材やワインなど、追加購入するものを探しに行ってみてもいい。野菜直売所「彩花菜園」は18時までなので、買い物は早めに済ませておこう。天気が良ければ、日吉ダムの下に設置された円形展望橋「ふれあい橋」まで散歩しながら、景色を楽しむのもいいだろう。
全部揃ったバーベキューの夕食セットとモーニングセット
キャンプのお楽しみといえばバーベキュー。用意されている食器や調理器具だけでなく、食材と段取りを確認し、さっそく取り掛かろう。
最初に、テントの外でバーベキューグリルに火を熾す。着火剤もあるが、うまく火がつけられないときはスタッフが手伝ってくれるというので、初心者でも安心だ。写真やイラストを多用した説明は分かりやすく、手際よく調理できる。
地元産の食材である丹波赤鶏や野菜をバーベキューグリルで焼くだけでなく、サーモンの杉板焼きなど、手軽でおいしい料理が楽しめる。カセットコンロでクリームパスタを作ったり、固形燃料を使ったゴトク(DODキャンプアイテム:アシュラノゴトク)で日吉産の米を炊くので、担当を決めて準備するとスムーズ。料理に慣れていなくてもおいしくできるので、心配はいらない。
食後の火の始末はスタッフにお任せ、使用済みの食器は、そのまま袋に入れてフロントへ返却という手軽さに驚いてしまう。
早めに夕食を終えて、天然温泉の露天風呂やサウナでリラックスするというのは、有効な時間の使い方のひとつ。22時まではたき火を眺めながら、その後はランタンで照らされるテント内で、キャンプだからこそ味わえる静かな夜を過ごす。
早めに夕食を終えて、天然温泉の露天風呂やサウナでリラックスするというのは、有効な時間の使い方のひとつ。22時まではたき火を眺めながら、その後はランタンで照らされるテント内で、キャンプだからこそ味わえる静かな夜を過ごす。
朝は早起きをして、深呼吸をしながら散歩へ。自然に囲まれているので、春の桜、夏の深緑、秋の紅葉、冬の雪と季節ごとの景色が楽しめそうだ。宿泊した朝は、キャンプサイトから離れたダムの近くにシカの群れがいたが、人の気配に気づいた途端に走り去ってしまった。早起きしたご褒美だったのかも。
朝食はホットサンドと新鮮な地元産野菜のサラダ。ウサギのマークがかわいいホットサンドは、しっかり焼き目をつけて香ばしさを味わいたい。甘さが引き立つタマネギスープも体が温まる。
朝食はホットサンドと新鮮な地元産野菜のサラダ。ウサギのマークがかわいいホットサンドは、しっかり焼き目をつけて香ばしさを味わいたい。甘さが引き立つタマネギスープも体が温まる。
ここでは、テントの撤去や食器の片付けをしなくていいので、朝の時間をゆっくりぜいたくに過ごすことができる。週末なら、キャンプサイトに隣接する桂川でラフティングやSUPなどのアクティビティに参加して、自然を満喫するのもいいだろう。
京都山間部でのキャンプとドライブ
「DOD CAMP PARK KYOTO」の開発責任者であるカトープレジャーグループの松下大輔氏に、このキャンプ場の魅力と近隣のドライブスポットについて聞いた。
「『DOD CAMP PARK KYOTO』の最大の魅力は、初心者からベテランキャンパーまで、手ぶらキャンプが楽しめることと、ネットでも予約抽選でなかなか買えない『DOD』のキャンプアイテムを体験できることだと思います。山間部ならではの四季折々の景観と、地元農家の新鮮な食材をお楽しみいただけますが、特に、水遊びが楽しい夏と、紅葉と旬の食材が豊富な秋がお薦めです」
「『DOD CAMP PARK KYOTO』の最大の魅力は、初心者からベテランキャンパーまで、手ぶらキャンプが楽しめることと、ネットでも予約抽選でなかなか買えない『DOD』のキャンプアイテムを体験できることだと思います。山間部ならではの四季折々の景観と、地元農家の新鮮な食材をお楽しみいただけますが、特に、水遊びが楽しい夏と、紅葉と旬の食材が豊富な秋がお薦めです」
「スプリングスひよし」は、日吉ダム近くの林道が里山ツーリングコースとしても人気が高く、休憩場所としての利用も多い。松下氏がお薦めするドライブスポットは、国の重要伝統的建造物郡保存地区に選定された「京都美山 かやぶきの里」。「スプリングスひよし」から40分ほどのドライブで、茅葺きの家が並ぶ日本の原風景ともいえる集落へたどり着く。
京都市内からはいくつかのルートがあるが、周山街道沿いの北山地区にある、真っ直ぐに伸びる北山杉と、歴史を感じる木造倉庫群は、一見の価値があるだろう。景色を楽しむなら、嵐山高雄パークウェイもお薦めだ。
LEXUSオーナーでもある松下氏は、「ドライバーにとって、クルマは第二のマイホームのようだ」と語る。毎日乗るからこそ、車内のデザインをはじめ、車内空間のゆとりやシートの素材感や快適性、運転時の機能面(Bluetooth、スピーカーの音質、サイドミラーの車両感知、車線のブレ修正など)も充実しているクルマを選ぶという。LSについては、「ボディカラーから車内のあらゆるディテールにまで、LEXUSブランドとしてのアイデンティティを感じ、まさに『トップオブラグジュアリー』という印象です」とコメントしてくれた。
LEXUSオーナーでもある松下氏は、「ドライバーにとって、クルマは第二のマイホームのようだ」と語る。毎日乗るからこそ、車内のデザインをはじめ、車内空間のゆとりやシートの素材感や快適性、運転時の機能面(Bluetooth、スピーカーの音質、サイドミラーの車両感知、車線のブレ修正など)も充実しているクルマを選ぶという。LSについては、「ボディカラーから車内のあらゆるディテールにまで、LEXUSブランドとしてのアイデンティティを感じ、まさに『トップオブラグジュアリー』という印象です」とコメントしてくれた。
今後は、平日のデイキャンプや記念日プランなど、新プランも計画中。感染状況が落ち着くころには、野外で行うアウトドアイベントやキャンプフェスなどのイベントも実施予定だという。これからの展開も楽しみな「DOD CAMP PARK KYOTO」へ、手ぶらキャンプに出かけてみてはいかがだろう。
DOD CAMP PARK KYOTO
https://www.dod-campparkkyoto.jp
スプリングスひよし
https://www.springs-hiyoshi.co.jp/index.html
DOD
https://www.dod.camp/
https://www.dod-campparkkyoto.jp
スプリングスひよし
https://www.springs-hiyoshi.co.jp/index.html
DOD
https://www.dod.camp/