CAR

新型「RZ」詳細

世界初公開、

オンライン発表会の模様を

全文書き起こし

2022.04.20 WED
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新型「RZ」詳細

世界初公開、

オンライン発表会の模様を

全文書き起こし

2022.04.20 WED
新型「RZ」詳細世界初公開、オンライン発表会の模様を全文書き起こし
新型「RZ」詳細世界初公開、オンライン発表会の模様を全文書き起こし

カーボンニュートラルな社会の実現に向けて、電動化戦略を推し進めるLEXUSはバッテリーEV(以下、BEV)専用モデルとなる新型「RZ」の詳細を世界初公開した。本記事では、LEXUS International プレジデントの佐藤恒治氏とRZ開発責任者の渡辺剛氏による発表の全文を書き起こしLEXUS初のバッテリーEV専用モデル「RZ」の情報について皆様にお届けする。
※本記事は4/20に開催されたLEXUS初のバッテリーEV専用モデル「RZ」オンライン発表会の書き起こし記事です。──────

佐藤:
皆さん、こんにちは。Lexus Internationalプレジデントの佐藤恒治です。

先日、LEXUS初のバッテリーEV専用モデル「RZ」のデザインの一部を公開しました。

本日は、RZについてさらに詳しくお伝えしたいと思います。
昨年末、私たちはカーボンニュートラル社会の実現に向けた
新しい電動化戦略を発表しました。
電動化技術によりクルマの可能性を最大限引き出し、
ドライビング体験の楽しさを追求します。

スポーツバッテリーEVは、それを象徴するモデルです。
LFAの走りの味を継承し発展させ、他のモデルにも展開していくことでバッテリーEVブランドへと進化させてまいります。
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スポーツバッテリーEVは未来のシンボルですが、RZは、その変革の起点となるモデルです。

鍛え上げられた基本性能、4輪駆動力システム「DIRECT4」はLEXUSならではの乗り味を高い次元まで引き上げています。

リニアな加減速、ブレーキのフィーリング、気持ちの良いハンドリングより、LEXUSらしい走りを実現します。
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RZは、新しいテストコース "トヨタテクニカルセンター下山" の過酷な走行条件下でテストを繰り返してきました。

バッテリーEVの走行性能と静粛性はドライバーの感性を刺激すると共に、カーボンニュートラル社会の実現に向けて、歩みを進めていきます。
このバッテリーEV「RZ」が提供する価値を、お客様のお一人おひとりにご体感頂きたいと願っています。

それでは、耳を澄ませてご覧ください。

Concept Video

Youtube映像(是非、音声をONにしてお楽しみください)

渡辺:
こんにちは、RZ開発責任者の渡辺です。

カーボンニュートラル社会の実現に向けてクルマ屋レクサスが取り組むべきこと…

それは、自然や地球環境を大事にしながらも、バッテリーEVならではの特性を活かした、楽しいクルマを追求し続けることだと考えています。
静かで心地よく、クルマとの一体感を感じられるリニアでダイレクトな走り電動化技術でLEXUSらしいデザインと走りを更に飛躍させ、クルマを操る楽しさを提供し続けるRZは、そんなLEXUSの電動化の未来を体現したモデルです。
2030年に全カテゴリーにバッテリーEVフルラインナップを完成させるというビジョン実現に向け、クルマ屋レクサスの新拠点である、ここ「トヨタテクニカルセンター下山」で開発を着々と始動させています。
レクサスの走りの進化は、このRZから更に加速していきます。

まず、RZにはLexus Electrifiedのコアテクノロジーである駆動力制御技術「DIRECT4」を搭載。
前後のモーターの駆動力を、4輪の接地荷重に応じて自在に配分することで
ドライバーの操作に対し、素早く、リニアで、正確なクルマの応答を実現します。
どんな運転シーンにおいても安心して操る事ができ、レクサスが最も大事にしている、クルマと対話ができる、自然で一体感のある走りを実現しています。
また、このDIRECT4の強みを最大限に引き出すべく、バッテリーEV専用のe-TNGAプラットフォームをベースにクルマの素性を徹底的に鍛え上げ、レクサスらしい走りの味づくりを進めて参りました。
デザインも、走りの進化や機能的本質に根差したプロポーションや独自性を追求しています。

フロントフェイスは、バッテリーEV化に伴い大きなグリル開口が必要なくなったことを機に、これまでのスピンドルグリルから、新たレクサスのアーキテクチャーであるスピンドルボディーへ進化しています。
コックピットは、「人間中心」の思想のもと、ドライバーの操作性に拘った「TAZUNA Cockpit」を採用。

視線移動や煩雑なスイッチ操作をすることなく、運転に集中できる空間を提供します。

そして、運転に集中できるコックピットに、シーンに応じて自在にステアリング制御が可能なステア・バイ・ワイヤを組み合わせる事で、バッテリーEVならではのレスポンスの良さとリニアでダイレクトな走りを高次元で融合した、新たな運転体験を提供します。
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リヤ席は外形からは想像もつかない広いスペースと、調光機能付きパノラマルーフにより自然をより近くに感じられる解放感を実現しています。
乗って安心感があり、触れて心地よく、操って楽しいレクサスらしいバッテリーEVの実現を目指して、開発を進めて参りました。

このRZは、今年の後半から、皆さまにお届けできる予定です。是非、運転して体験してみてください。

チームレクサスがつくるバッテリーEVの本気度が必ず伝わると確信しております。
佐藤:
私たちはLEXUSらしいドライビング体験を提供していきますが、お客様のライフシーンでの体験も大切にしています。
例えば、世界各地の地域と連携して、お客様のための充電インフラを整備しています。

家庭用充電器の開発、充電ネットワークとの提携、そしてディーラーネットワークの活用を進めています。

バッテリーEVによって、一人ひとりのためのラグジュアリーをつくりだし、お客様に心の豊かさを提供します。バッテリーEVへのシフトは、お客様にとって全く新しい可能性を切り開くチャンスです。
2030年までにすべてのカテゴリーでバッテリーEVラインナップを構え2035年までに、グローバルでバッテリーEV100%を目指します。
また、世界各国や地域のニーズに応じて、適宜多様なパワートレインを提供することで、カーボンニュートラル社会の実現を目指していきます。

その一環として、今年の夏にも新型モデルを発表する予定です。そのクルマには、DIRECT4を搭載した新しいHEVだけでなく、新型NXのようなPHEVも搭載する予定です。

RZの開発で培った電動化技術を、すべてのレクサス電動車に展開していきます。
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そして、これからもレクサスのクルマづくりと走りの味を進化させていきます。

また改めて、これからのレクサスについてお伝えできることを楽しみにしています。
本日はありがとうございました。
・The New RZ
https://lexus.jp/models/rz/worldpremiere/

・LEXUS ELECTRIFIED
https://lexus.jp/magazine/technology/electrified/

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ご回答いただきありがとうございました。

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