BRAND SPACE

五感で満喫するINTERSECT BY LEXUSでの

食体験

2022.03.14 MON
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五感で満喫するINTERSECT BY LEXUSでの

食体験

2022.03.14 MON
五感で満喫するINTERSECT BY LEXUSでの食体験
五感で満喫するINTERSECT BY LEXUSでの食体験

「一杯のコーヒーを味わいに来る方、しっかり食事をしたい方、ふらりとお酒を飲みに来る方。どなたにも気楽に立ち寄って、おいしい記憶を持ち帰ってもらいたい」という想いを込めて丹念に作り上げられた「INTERSECT BY LEXUS」のフードメニューの数々。連載第3回目となる今回は、五感を通じて楽しむこの食体験についてお伝えする。
INTERSECT BY LEXUSの魅力を紐解く連載はこちら 第1回第2回

Text by Tamako Naoe (lefthands)
Photographs by AKANE (amana)

友人宅に招かれたような心地良さ

“都市とつながり、人と人、人とクルマが交わる”というテーマのもと、LEXUSブランドの世界観とライフスタイルを体感できるINTERSECT BY LEXUS(以下、INTERSECT)には、くつろぎと上質が共存している。特に2階の「ビストロ ラウンジ」は、店舗というより“部屋”をイメージしたデザインで、ソファやダイニングテーブル、スツールなどカジュアルな雰囲気の中、東京らしいミクスチャーカルチャーを凝縮した料理を楽しむことができる場所となっている。
低めの天高も、落ち着く空間を演出する
低めの天高も、落ち着く空間を演出する
ここは何度訪れても、フロア全体を眺めたくなってしまう魅力がある。テーブルやソファの奥に本棚が配置され、センスの良い友人宅に招かれたような感覚になるからかもしれない。それぞれデザインの異なるランプや椅子は、その日の気分で気になるものが変わり、来るたびに新しい発見がある。飛沫防止用に設置された「フラッグパーテーション」には、滅菌効果を持たせた、軽やかなイメージのメッシュ素材が使われ、季節により変わるグラフィックデザインが店内に彩りを添えている。

また、吹き抜けからは、階下のカフェマシーンの音や、食器を並べる音が少しくぐもって聞こえ、まるで海外のビストロにいるかのような気分にもさせてくれる。
写真パネルが飾られた吹き抜けの下には1階のカウンターがある
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INTERSECTのメニューは、東京・青山という土地柄から、洗練さとカジュアルさを兼ね備えた、人やカルチャーが入り交じる東京らしいミックス感のあるビストロをイメージし、日本産の食材にこだわって構成されている。

“今の時代の東京フード”をワンプレートにアレンジしたランチ「お肉の御定食」や「お魚の御定食」、「お野菜の御定食」のほかに、定番の「カレーライス」や「パスタ」から選べる。旬の食材がふんだんに使われたメニューは、多様な食の好みにも対応している。
料理だけでなく、インテリアやBGM、並べられた本についても丁寧に説明してくれる
料理だけでなく、インテリアやBGM、並べられた本についても丁寧に説明してくれる
日本各地の旬の食材を使用し、“箸でも食べられる上質な東京のコンフォートフード”を提案しているディナーでは、「テーブルに出したときや、口にしたときのちょっとした驚きを演出するような料理」が揃う。地産地消の考えから、国産の生ハムやオリーブなどを取り入れ、作り手の顔が見える素材が意識して使われている。そのこだわりの食材は、INTERSECTのスタッフ自ら現地に行って探してくることもあるという。INTERSECTオリジナルのワインも、日本ではここでしか飲めない特別感と共に味わってもらいたい。

アラカルトメニューで人気のアペタイザーは、「鮮魚のカルパッチョ オレンジライムムース」や「自家製鴨ハムとインゲンのサラダ」。「ブッラータチーズとフルーツトマトのカプレーゼ」はバジルの泡やバジルシードを使うなど、食感も見た目も特別な一品だ。メインのLEXUSを象徴する「あか牛のLボーンステーキ」は800gのボリュームに圧倒されるが、とてもジューシー。2名でシェアしても楽しい。鮮魚のクオリティの高さから、魚料理もファンが多い。その日の種類と調理法をスタッフに聞いてみて欲しい。パスタなら、通年メニューの「ずわい蟹と蟹味噌のソースリングイネ カラスミ添え」がINTERSECTのゼネラルマネージャーを務める河野哲也氏のお薦め。このパスタを食べるために来店する方もいるほどだ。同様に人気なのは大山鶏を使い、野菜の甘みを活かして無水調理された「チキンカレーライス」。どちらも濃厚でありながら素材の味がしっかりしておいしい。

当日オーダーも可能なコースは、5〜7品で構成されていて、季節の食材によって品数が変わるので、説明をしてもらうのがお薦めだ。アレルギーや苦手な食材についても、考慮して調理してくれるので、安心して食事を楽しむことができる。アラカルトで選べる定番のメニューはもちろん、季節のメニューに使われている旬の食材や調理法について、こだわりを聞きながら選ぶと料理への期待感が一層高まっていく。

視覚、嗅覚、味覚、食感、聴覚のすべてが喜ぶ

今回は、コース料理とワインのペアリングをオーダー。アミューズのグジェールから始まり、アカザエビのボイルに旬の野菜とエディブルフラワーのサラダ、イタリア産ポルチーニのソテー、甘鯛とホタテのポワレとリゾット、北海道産の子羊へと続く5品に、デザートと食後のコーヒー。それぞれスモールポーションだと思っていたが、男性でも満腹感を感じるほどのボリュームだった。
- Starter -  アカザエビ 根野菜
- Starter -  茸 地卵 ネギ
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食事中、アカザエビに敷かれたとんぶりとアボカドディップの酸味とピリ辛が、何からきているのか気になって視線を上げると、スタッフがすぐに気がついて説明に来てくれた。レモン汁やマヨネーズ、タバスコなどが絶妙なバランスで調合されているそうだ。離れたところにいても、常に気をかけてもらえているのを感じ、丁寧なおもてなしに心が温まる。

次に出てきたイタリア産ポルチーニのソテーは、まるで小さな鳥の巣のような盛り付け。パリパリとしたネギのフリットは、半熟卵を崩すと食感と味が変わり、違うつけ合わせのような感じで2度楽しめる。美味しくてゆっくりと味わっていたら、「今回使用している奥久慈卵(おくくじらん)は、大きさはもちろん、濃厚な味と鮮やかな色が特徴です」と教えてくれた。まるで心の中を読まれたかのようで面映ゆいが、驚きのカラクリを知ることができて嬉しい。
- Fish -  甘鯛 ホタテ カルナローリ
ペアリングは「シャトーヌフ・デュ・パプ ル・ヴュー・ドンジョン」の2006年
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甘鯛とホタテのポワレに合わせるペアリングの白ワインは、「シャトーヌフ・デュ・パプ ル・ヴュー・ドンジョン」の2006年。ヴィンテージワインをペアリングで飲める贅沢さに驚く。ワインを選んでくれた河野氏も「ペアリングだからこそ、グラスで出していないワインを楽しみながら、新しい発見をしていただけると嬉しいです」と話す。
- Main - 子羊 トマト 蜜柑
ペアリングは「サンマルコ カステッロ・ディ・ランポッラ」の1994年
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メインは北海道産の子羊。ペアリングのワインは、1994年の「サンマルコ カステッロ・ディ・ランポッラ」で、合わないはずがない。このワクワクする気持ちに合わせたかのようなBGMと一緒に、ゆっくりと味わうことにする。まるで自分のために演出されているかのような食事シーンになった。
- Dessert – リンゴ バニラ ラズベリー
- Dessert – リンゴ バニラ ラズベリー
デザートはヒメリンゴのコンポートにラズベリーのソース。爽やかな酸味と柔らかな甘味は、寒さの中で花が咲き始める春をイメージさせてくれた。

心豊かな時間とおいしい記憶を共有したい

他の席では、一人でゆっくりと食事を楽しんだり、仕事帰りに集まって情報交換しているようなグループ、夕食後の一杯を飲みに来ている人がいたり、それぞれが自由に心豊かな時間を過ごしている。よく見ると、ソファ席とテーブル席は座面の高さが異なり、視線が交わらないよう配慮されていることに気がつく。隣の席との距離も贅沢にとられており、人がいるのを感じつつも気にならない。これが自分らしく自然にくつろげる、ちょうど良い空間デザインなのだろう。似たような趣味を持つ仲間同士が、同じ空間で好きなことをしている感覚になる。
また、吹き抜けに飾られた、海外の街並みや大自然の中を走るLEXUSの写真は、旅への想いが駆り立てられる。誰かと一緒に食事をしつつ旅行の計画を語り合うなら、この場所がいいかもしれないと頬が緩む。
食事中も心地良く、耳を楽しませてくれていた音楽のセレクションは、テイ・トウワ氏。彼が毎月セレクトするのは曲だけでなく、月替わりのDJも選んでいる。実際にセレクトした曲を聴きに、セレクターたちがフラッと立ち寄ることもあるそうだ。

居心地の良い空間に後ろ髪を引かれつつ、五感を刺激された満腹の幸せを感じながら、階段を降りる。このおいしい記憶を誰かに伝えたいと強く思う。話のきっかけとして、また、帰宅しても今宵のディナーの余韻に浸れるように、INTERSECT定番のオリジナル「あんぱん」をお土産に購入する。
銀座木村家とのコラボレーションでできた「あんぱん」は、「AMAZING」の焼き印を押すために真ん中の穴を無くし、また大きいサイズに合わせて餡の甘さは控えめ。まとめ買いして帰る人がいるというのも納得の味だ。さらに、木村家の職人がこだわるパンの焼き色にならないと焼き印が押されないというこだわりも。手で押されている焼き印のつき方もよく見て選びたい。

また、2021年夏からメニューに追加された「ガーリックトースト」と「コーンパン」も隠れた名品だ。届けたい相手に合わせて選ぶのも楽しい。

もちろん、テイクアウトメニューも幅広い品揃えだが、そちらは今度次の機会に。
銀座木村家とのダブルネームのINTERSECTオリジナル「あんぱん」
自宅用にも、つい手が伸びる「ガーリックトースト」と「コーンパン」
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それぞれが自分らしく過ごせる空間で、五感を刺激される食事や、好みの一杯で癒されながら、心豊かな時間を楽しむ。INTERSECTは、その時間を誰かと共有できる場所。ここでのおいしい記憶を、大切な人に伝えたい。きっとそう思える食体験が待っている。

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