富士山を眺めながらの湖畔ドライブ
都心から約1時間半高速を走れば、人気の観光エリア、山梨県・河口湖に到着する。目の前には富士山の雄姿が広がり、その壮大な景色は見るものを清々しい気持ちにさせてくれる。近年整備が進み、スムーズな走行を楽しめる湖北ビューラインは、湖畔越しの富士山を満喫できる絶景のドライブルートだ。


河口湖周辺には美術館やグルメスポットなどが多く、富士五湖観光の中心的スポットとなっている。大石公園や道の駅に立ち寄りながら、ホテルのチェックインまでの時間を過ごす。LEXUS LSの静寂性となめらかな走りは、周囲の自然豊かな景観に寄り添いながらゆったりとした気持ちへと誘ってくれる。

「アブラサス ホテル 富士 河口湖」でプライベートな休日を
チェックインの時間になったので、湖畔からホテルに向かうことにした。河口湖の駅周辺のにぎやかな通りを過ぎたところに突然現れる広大なファームエリア。そのほぼ中心に立つのが「アブラサスホテル 富士 河口湖」だ。

周囲に視界を遮る高い建物が一切ない場所に立つアブラサス ホテルは、富士山を見るために用意された特等席のよう。ガーデンからの景色に感動しながら、建物真ん中にあるオープンリビングのソファに座ってリラックスする。
2021年7月にオープンしたアブラサス ホテルは敷地面積710㎡のプライベートホテル。キッチン、2つのベッドルーム、バスルームのどの部屋の窓からも、まるで額縁に入ったかのような見事な富士の姿を眺めることができる絶景の宿だ。
ベッドルームは2つあるが、1つの部屋は「日本ベッド」のマットレス、もう1つの部屋は「フランスベッド」のマットレスと異なる寝心地なのが面白い。人数に合わせてセミダブルベッドを最大6台まで用意してもらえるので、家族だけの旅にも、友人とのグループ旅にもうれしい。
ベッドルームは2つあるが、1つの部屋は「日本ベッド」のマットレス、もう1つの部屋は「フランスベッド」のマットレスと異なる寝心地なのが面白い。人数に合わせてセミダブルベッドを最大6台まで用意してもらえるので、家族だけの旅にも、友人とのグループ旅にもうれしい。
浴槽前に配された窓は、京都の源光庵本堂の悟りの窓や、銀閣寺の華頭窓から着想を得たもの。富士山全景ではなく、あえて枠に切り取られた富士の姿をお湯に漬かりながら眺めるのは、雅な気分だ。お風呂の水は、富士山に降った雨や雪解け水が20年以上かけて森林の水源涵養機能により浄化された、豊富な地下水がベース。また、サウナを楽しむための浴槽が2つあり、左側は水風呂、右側はお湯を入れることができるよう工夫されている。

キッチンに入ると、本格的な厨房設備が整っているのに驚く。星付きレストランでも使われているホシザキ社の冷蔵庫やコンロを使って、仲間と料理に挑戦するのも、プライベートホテルの醍醐味だ。季節の野菜や肉類を事前に用意していただき、丁寧に書かれたレシピを見ながら実際に調理してみた。
キッチンの冷蔵庫を開けると、下準備済みのすべての食材が入っていた。アペタイザー、バーミキュラ無水鍋の野菜スープというようにメニューごとに使う食材がバットに入れてラップされている。ゲストが行うのは、焼く、煮る、燻すなど最後の工程のみ。使用する調理器具も分かりやすく説明されているので、料理初心者のファーストトライにも最適だ。
キッチンの冷蔵庫を開けると、下準備済みのすべての食材が入っていた。アペタイザー、バーミキュラ無水鍋の野菜スープというようにメニューごとに使う食材がバットに入れてラップされている。ゲストが行うのは、焼く、煮る、燻すなど最後の工程のみ。使用する調理器具も分かりやすく説明されているので、料理初心者のファーストトライにも最適だ。
さっそく、溶岩プレートで鶏肉、野菜、ソーセージをグリルしてみた。熱々に熱した溶岩石で焼くと素材本来の凝縮された旨味を堪能できるそうだ。皮がパリッと中はジューシーな鶏肉、地元の肉屋さんのこだわりソーセージはふんわり軟らかく、野菜は水分を閉じ込めたまま甘みが引き出されて美味だ。
新しいメニューとして人気なのが、地元で採れたトウモロコシで作るポップコーン。乾燥トウモロコシを鞘から外し、鍋にかければたちまちポンポンという音とともにポップコーンが出来上がる。塩、バターで味つけしてから24種類のスパイスを付けながら味変を楽しむ。これはビールやワインのお供にもいい。
食後には豆を焙煎して入れるコーヒーをアウトドアで。仲間とわいわい料理をし、好きなお酒を飲みながらの食事は格別。プライベートキッチンだからこそのホームパーティーのような雰囲気と、窓から見える雄大な景色。グランピング とも一味違う快適でゆったりとした感覚だ。
新しいメニューとして人気なのが、地元で採れたトウモロコシで作るポップコーン。乾燥トウモロコシを鞘から外し、鍋にかければたちまちポンポンという音とともにポップコーンが出来上がる。塩、バターで味つけしてから24種類のスパイスを付けながら味変を楽しむ。これはビールやワインのお供にもいい。
食後には豆を焙煎して入れるコーヒーをアウトドアで。仲間とわいわい料理をし、好きなお酒を飲みながらの食事は格別。プライベートキッチンだからこそのホームパーティーのような雰囲気と、窓から見える雄大な景色。グランピング とも一味違う快適でゆったりとした感覚だ。
アブラサスホテルに泊まるもう一つの楽しみは、薪を使ったロウリュサウナだろう。サウナの本場フィンランドから来たトレーラー薪サウナが心身をリフレッシュさせてくれる。暖炉のように、自分で薪をくべて好みの温度に調節しながらゆったりと。自分専用のサウナを心ゆくまで独り占めできる、至福の時となった。初めて経験した薪割りや点火は、スタッフの方が教えてくれるので心強い。
夜のアブラサスホテルも素晴らしい。キッチンで仲間と語り合うのもいいし、オープンリビングでストーブの炎の前で電気毛布にくるまれば心もほぐれる。好みの浅煎りで焙煎したコーヒーを飲みながら、ふと空を見上げれば空一面に輝く星の数々。ここは流れ星も多いというから、静かに空を眺めて過ごすのも普段ではできないぜいたくな体験になるだろう。
誰にも邪魔されないけれど、自分たちで豊かな時間を過ごすために必要なものがすべて揃っている。地元の厳選された食材や本格的な調理道具、お風呂にサウナ、部屋で遊べるボードゲームなど心細やかなおもてなしがある。雄大な富士山の魅力を体感するとともに、自分たちで考えて動いて過ごす時間は、クリエイティビティに溢れ、新しい楽しみを発見する旅になる。次は何をしよう、と仲間と考えて遊ぶ。まるで子どもの頃のような純粋な遊び心を取り戻したようだった。

心洗われるような富士の景色と、プライベートな空間で自由な時間を過ごすアブラサスホテルへの旅を、ぜひ満喫してほしい。
■abrAsus hotel Fuji
https://abrasushotel.jp/
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https://abrasushotel.jp/