BRAND SPACE

INTERSECT BY LEXUSで新たな発見に触れ、
“自分らしさ”を取り戻す

2021.07.12 MON
BRAND SPACE

INTERSECT BY LEXUSで新たな発見に触れ、
“自分らしさ”を取り戻す

2021.07.12 MON
INTERSECT BY LEXUSで新たな発見に触れ、“自分らしさ”を取り戻す
INTERSECT BY LEXUSで新たな発見に触れ、“自分らしさ”を取り戻す

東京・青山にある「INTERSECT BY LEXUS」の扉を開けると、外部とは少し違う種類の時間が流れているように感じられる。訪れる度に新しい驚き・発見があるだけでなく、この空間に身を置いていると“自分らしさ”を取り戻せるような感覚が生まれてくるのだ。それはなぜなのか。その理由を探るべく、改めて「INTERSECT BY LEXUS」を訪ねてみた。

Text by Takeshi Sato
Photographs by Atsushi Kawashima (amana)

暖かく迎えてくれるコーヒースタンド

東京・青山の「INTERSECT BY LEXUS」(以下、INTERSECT)は不思議な場所だ。2013年8月にオープンして以来、多いときには月に何度か利用してきたけれど、訪れる度に新しい発見がある。だから飽きるということがない。もうひとつ、ここで食事や打ち合わせをしていると、よく知っている場所にいるような、穏やかな気持ちになる点も不思議だ。

この空間がもつ魅力はどこからくるのか。“なんとなく”感じていたことの理由を明らかにしたいという筆者の希望を受けて、INTERSECTのゼネラルマネージャーである河野哲也さんが案内してくれることになった。

初めてINTERSECTに入った瞬間は、少しだけ緊張したことを覚えている。一応、外にはメニューが出ているものの、中がどうなっているかを外観からは想像するのが難しかったからだ。扉を開けると入り口近くにコーヒースタンドがある一方で、奥のスペースではなにかの展示が行われている。しかし、間違った場所に来てしまったのではないか、という気持ちをすぐに解きほぐしてくれたのが、「いらっしゃいませ」というスタッフの方のやわらかい言葉だった。そのひと声で、パッと世界が切り替わったように感じた。
周囲を見渡すと、コーヒーカップを手に談笑している人々のリラックスした姿が目に入る。同時に、自分も同じようにくつろいだ時間を過ごしたい、という感情が芽生えてくる。
“街一番のコーヒーを提供する”コーヒースタンドをコンセプトにしたカフェ(1階)
“街一番のコーヒーを提供する”コーヒースタンドをコンセプトにしたカフェ(1階)
INTERSECTに入った瞬間に世界が切り替わったように感じるもうひとつの理由は、場に漂う薫りだろう。建物に入るとコーヒーを運ぶ人がいて、それを楽しむ人がいる。自分もコーヒーの香りに包まれた時、そこがとても温かく、フレンドリーな場所だと感じた。そして、まるで秘密を共有する仲間意識のような感覚が生まれてくるのだ。
カフェから天井を望むとLEXUSの世界観を表現した写真ギャラリーも
カフェから天井を望むとLEXUSの世界観を表現した写真ギャラリーも

クルマの機能美を体感するパーツ・ウォール

2階からはかすかな食器の音が聞こえ、いかにも美味しそうな食事のいい匂いが漂ってくる。そんな気配に誘われて階段を上ると、壁が、純白に塗られ整然とレイアウトされた自動車のパーツで埋め尽くされていることに気づく。つい立ち止まって、ひとつひとつをじっくりと眺めてしまう。クルマは外観のデザインだけでなく、普段は見ることのない、エンジニアたちが精魂込めて開発し、匠の技で作りこまれた部品のひとつひとつも美しいのだと気付かされる。
純白に塗られた無数のパーツが階段の壁一面を覆う
純白に塗られた無数のパーツが階段の壁一面を覆う
“パーツ・ウォール”と呼ばれるこの壁に飾られるパーツは、展示用の模型ではなく、すべて本物を使っているとのことだった。だからこそ、無駄をそぎ落とされたパーツのもつ究極の機能美が心に迫ってくるのだろう。何度見ても飽きることがない理由も、そこに見つけることができる。

2階のビストロでは、「さあ、どこに座ろうか」と悩む楽しさがある。テーブルはゆったりとした配置になっているから、どの席に座っても居心地がよく、周囲が気になることもない。その日の気分によって、青山の景色が望める窓際の明るい席に座りたい時もあれば、気持ちの良いソファで包まれるようにまったりとしたい時もある。またインスピレーションに溢れた書籍を気軽に手にできる本棚近くも捨てがたい。
美味しい食事とくつろぎの時間を求めて、連日様々なお客様が訪れるビストロ(2階)
美味しい食事とくつろぎの時間を求めて、連日様々なお客様が訪れるビストロ(2階)
今日は窓際の席に座ることに決めて、気持ちがいい光が差し込むファサード越しに外を眺める。通りを歩く人やクルマを見ていると、青山という街とつながっているという感覚を得ることができる。ふらりと立ち寄っても自分の居場所があると感じられるのは、ここにいると自分もこの街の一員だと感じられるからだろう。そして、適度な間合いをとりながらも、常にこちらの気持ちを察してさりげなく対応してくれるスタッフの心配りもある。スタッフとの対話もとても心地が良く、ゆったりとした気持ちで時を過ごすことができるのである。
LEXUSのスピンドルグリルをモチーフにしたファサードのデザイン
気持ちのいい自然光が屋内に差し込んでくる
11

車内空間を再現したオーディオシステム

最後に、特別な空間として利用できるサロン的スペースである地下1階へと下りた。1階から地下1階へと下りながら、美術館や博物館を歩いているような錯覚を覚えるのは、階段の壁がウッドパネルで覆われているからだろう。色も木目もさまざまで、見とれてしまうから階段を下りるスピードがついつい遅くなってしまう。ここはスピーディに、効率的に移動するための階段ではなく、豊かな時間を過ごすための空間なのだ。
地下フロアへと続く壁面にはレクサスの内装に使われるウッドパネルがデザインされている
地下フロアへと続く壁面にはレクサスの内装に使われるウッドパネルがデザインされている
ソファに座って地下1階の全体を見渡す。木製の板を組み合わせた天井のアーチがきれいな弧を描くことは以前から気づいていたけれど、この日は板の組み合わせが織りなす陰影に目を奪われた。この天井のアーチやフロア、それに調度品が繊細かつ美しくデザインされていて、地下1階はフロア全体が映画のセットのようだ。だからソファに座っているだけなのに、映画の登場人物になったような特別な気持ちになるのだろう。
天井アーチが美しい地下1階
天井アーチが美しい地下1階
実は地下1階できちんと音楽を聴いたのははじめてだった。オーディオの専門家ではないけれど音楽は好きだから、耳に心地よい、クリアな音で鳴っていることはわかる。ただし驚いたのは、音そのものではない。LEXUSの車両用オーディオシステムを応用していて、運転席にあたる場所では、LEXUSの運転席にいるのと同じように音が響くのだという。どの座席に座っても、そこに合った最高の音を届ける。ビストロのスタッフの気配りが嬉しかったように、オーディオ好きには、このオーディオシステムがきっと心に響くはずだ。

今日ご紹介した内容はまだまだ一部にすぎないが、INTERSECTには、一見しただけではつい見逃してしまいそうなディテールにまでも、いろいろな楽しみ、発見、体験が詰まっている。そしてその空間の隅々にはスタッフの絶妙な気配りと温かさが満ちているのだ。だからこそ、この場所で過ごす時間はいつも新鮮で、自分をリセット・リフレッシュできるように感じられるのだろう。忙しい毎日で忘れがちな“素の自分”に戻ることができる——。その瞬間をINTERSECTで体感してみてはいかがだろうか。訪れる人の数だけ多様な「INTERSECT体験」がそこにはあるはずだ。

この記事はいかがでしたか?

ご回答いただきありがとうございました。

RECOMMEND

LATEST