VISIONARYMAGAZINE BY LEXUS

CULTURE

極上の一杯が自宅で楽しめる
──新世代カプセル式コーヒーメーカー3選

2021.04.28 WED
極上の一杯が自宅で楽しめる──新世代カプセル式コーヒーメーカー3選

在宅ワークが当たり前になるなか、自宅で過ごす時間が増えている。その時間をもっと快適に楽しくしたい。そう考えている人に見逃せない家電がある。それが新世代の「カプセル式」コーヒーメーカーだ。

Text by Yasuhito Shibuya

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エスプレッソだけじゃない新世代

通勤時間がなくなるのはうれしいけれど、在宅ワークには別の問題がある。辛いと感じていた通勤やオフィスワーク、お昼の外食やカフェコーナーでの休憩が、実は大事な気分転換になっていたのである。続く在宅ワークでそのことに初めて気付いた人も多いはず。仕事を気分よく、効率よく進めるためには気分転換が欠かせない。でも自宅ではそれが難しい。

そこでお薦めしたいのが、家庭やスモールオフィス用のカプセル式コーヒーメーカー。それも新世代のモデルだ。

カプセル式コーヒーメーカーはこの数年で、劇的に進化している。

コーヒーマニアなら、本当においしいコーヒーを淹れることがいかに難しいかご存じだろう。同じコーヒー豆でも、その鮮度、挽き方、量、お湯の温度や量、注ぎ方、蒸らし方でコーヒーの味は大きく変わる。言うまでもなく、バリスタなどコーヒーのプロの技は素晴らしい。

新世代のカプセル式コーヒーメーカーは、彼らプロの技と味を独自の技術で見事に再現し、誰でも簡単に「本当においしい一杯」が淹れられる。

カプセルの中には、厳選されたコーヒー豆が理想的な状態で密封されているから、豆が酸化する心配もなく、後始末もカプセルごと捨てるだけ。

カプセルの種類も豊富で、定番のほか、特別な産地や風味のカプセルが店頭でも通販でも手に入る。一杯当たりの価格もほとんどが100円未満と、コンビニのコーヒーより安い。

さらに最新モデルは、使う人の好みに合わせて味をカスタマイズできる。専用カプセルに加えて、挽いたコーヒー豆が使えるモデルもあるから、好きな豆でコーヒーを淹れることもできる。さらに、おいしい紅茶や中国茶、緑茶を淹れられるシステムもある。

コアなコーヒーマニアでも、日常でぜひ使いたい。そんな、お薦めの最新カプセル式コーヒーメーカーをご紹介しよう。

クレマも量もリッチで「異次元のおいしさ」
──ネスプレッソ ヴァーチュオ

リビングにもマッチする洗練されたデザインも魅力
リビングにもマッチする洗練されたデザインも魅力
「ネスプレッソ」は、世界最大の食品関連企業である「ネスレ」が1986年から発売するカプセル式コーヒーシステムの先駆的存在。「オリジナル」と「ヴァーチュオ」2つのタイプがあり、オリジナルはエスプレッソ式だが、今回ご紹介するヴァーチュオは、2020年1月から日本での販売がスタートした、遠心力を抽出に用いた新システムだ。

ネスプレッソのコーヒーメーカーはどれもデザインが素晴らしいが、このヴァーチュオも期待を裏切らない美しさ。

しかもヴァーチュオで作ったコーヒーは、他のコーヒーメーカーでは作れない特別なもの。写真のような透明なグラスを使うと、その特徴がよく分かる。抽出されたコーヒーには、今までにはない厚みのある、なめらかなクレマ(コーヒーを淹れた際にできるヘーゼルナッツ色のコーヒーの泡)がのっている。そしてひと口飲むと、このクレマがふんわりと柔らかに口の中に広がり、次にコクのある、奥深いアロマが味わえる。さらにスプーンを使ってクレマをコーヒーの中に沈ませてみると、また別の香りや味わいが楽しめるのである。
なめらかなクレマが「ヴァーチュオ」で淹れたコーヒーの特徴
なめらかなクレマが「ヴァーチュオ」で淹れたコーヒーの特徴
このふんわりと柔らかで分厚いクレマを生み出すのが、ヴァーチュオだけの「セントリフュージョン(遠心力抽出法)」という新抽出技術。

半球状のコーヒーカプセルをセットし、フタを閉めてそのレバーを左にスライドさせてしっかりとロックすると、まずカプセルの中央と周辺に放射状の穴が開く。そして、フタの中央にある抽出ボタンを押すと、カプセルの周囲にあるバーコードから各カプセルのカップサイズや回転数、湯量や湯温、蒸らし時間といった最適な抽出設定をマシンが読み込み、カプセルがモーターの力で、高速回転を始める。そしてモーターの小さな高周波音とともに、カプセルの周囲にあるバーコードからマシンが読み取ったカプセルの情報に合わせて、中央に開けられた穴から、適温で適切な量のお湯が注入されていくのだ。

この高速回転の力、つまり遠心力で、カプセルの中で粉砕されたコーヒー豆と湯がまんべんなく混ざり合う。その結果、コーヒーが抽出され、それが空気をたっぷりと含んだクレマになってカプセルの周囲に開いた穴から出てきて、カップに注がれる仕組みになっている。
アルミ製のカプセルにはフタの縁にバーコードがあり、抽出中はコーヒーメーカーの中で高速回転する
アルミ製のカプセルにはフタの縁にバーコードがあり、抽出中はコーヒーメーカーの中で高速回転する
また、さまざまな量の多彩なコーヒーメニューが楽しめるのもヴァーチュオの魅力。エスプレッソ:約40ml、ダブルエスプレッソ:約80ml、グランルンゴ:約150ml、マグ:約230ml、アルト:約414mlと、5つのサイズのコーヒーが淹れられる。だから、マグカップでたっぷりコーヒーを飲みたい人にはピッタリ。カプセルの種類も充実しているので、さまざまなタイプ、さまざまなテイストのコーヒーが楽しめるのである。

これまでにない新しいコーヒー体験がしたい。マグカップでたっぷりの量のコーヒーを飲みたい。そんな人には、ぜひお薦めしたい1台だ。
ネスプレッソ ヴァーチュオ ネクスト

世界初の遠心力抽出で、なめらかなクレマと多彩なコーヒーメニューが楽しめる最新のコーヒーメーカー。本体サイズは幅14×高さ31.8×奥行き42.9cm(カップサポート含む)。本体重量4kg。カラーは全4色。価格はオープン。直販サイト価格は2万900円(税込)から。さまざまな種類、サイズが用意されたカプセルの価格は1箱(10個カプセル)で864円(税込)から。季節限定のコーヒーカプセルセットや、特別なフレーバーのコーヒーカプセルも販売されている。
http://www.nespresso.com

プロのハンドドリップコーヒーをボタンひとつで
──UCC ドリップポッド DP3

UCC上島珈琲は「いつでも、どこでも、一人でも多くの人においしいコーヒーを届けたい」と考えた創業者、上島忠雄氏が1933年に創業。現在は「カップから農園まで」というモットーの下、ジャマイカ、ハワイの直営農園でコーヒーの苗木を育てることから、レギュラーコーヒーや缶コーヒーなどのコーヒー関連商品の開発・製造・販売、さらには喫茶店やコーヒースクールの運営まで、国内外で唯一無二のコーヒー事業を展開する世界有数のコーヒー企業へと発展した。

そして日本のコーヒー文化を常にリードしてきた同社が開発し、2015年から販売している日本生まれのカプセル式コーヒーメーカーシステム「ドリップポッド」。その最新マシンが「DP 3」だ。
プロのバリスタがハンドドリップで淹れたようなコーヒーを楽しめる「ドリップポッド DP3」
プロのバリスタがハンドドリップで淹れたようなコーヒーを楽しめる「ドリップポッド DP3」
いちばんの魅力は、コーヒーの抽出方法が日本で好まれるドリップ式で、しかも「プロがハンドドリップで淹れた」味を実現していること。コーヒーマニアならご存じだろうが、ドリップ式でおいしいコーヒーを淹れるのは本当に難しい。豆の鮮度から挽き方、量、お湯の温度や量、注ぎ方、蒸らし方。すべてが適切でないと、おいしいコーヒーは作れない。

しかしドリップポッドなら、水量調節をカプセルのフタに印刷された数字に合わせ、スタートボタンを押して約60秒間待つだけで、プロがハンドドリップで淹れたようなおいしいコーヒーが出来上がる。またレギュラーコーヒー用のフィルターが標準で付属していて挽いたコーヒー豆が使えるのも、コーヒー好きには大きな魅力だろう。
紅茶や日本茶のカプセルがラインナップされているのも魅力だ
紅茶や日本茶のカプセルがラインナップされているのも魅力だ
2つめの魅力は、本体もカプセルもコンパクトで場所を取らず、重量も軽いことだ。だから、コーヒーを淹れるときだけサッと取り出すという使い方ができる。狭い日本のキッチンやリビングにピッタリなのだ。

さらに3つめの魅力は、コーヒー以外に紅茶や日本茶も作れること。だからコーヒーが苦手な人がいるオフィスや、まだコーヒーが飲めない子どもがいるファミリーにもお薦めだ。
本体カラーは全4色。右のペールミントのみ公式直販サイト限定色
本体カラーは全4色。右のペールミントのみ公式直販サイト限定色
UCC ドリップポッド DP3

「プロがハンドドリップで淹れた一杯」がいつでも簡単に楽しめる、本体もカプセルもコンパクトなコーヒーメーカー。濃い目のストロングモードやアイスコーヒー用のモードボタン、湯量調節ボタンを搭載。コーヒーの標準的な抽出量は約140mlだが、好みで約70〜200mlの間で7段階に調節が可能だ。本体サイズは幅13.3×高さ22.4×奥行き29cm。重さ3kg。オープン価格。本体のみの直販サイト参考価格は1万3200円(税込)だが、お得なカプセルとのセット販売や、カプセルを定期購入することで6カ月でマシンが手に入る「サブスクカフェ」プランも用意されている(契約期間は6カ月〜)。カプセルもオープン価格。公式直販サイト参考価格で12個入り816円(税込)から。
https://drip-pod.jp/

アメリカNo.1のペーパードリップ式コーヒー&ティーメーカー
──キューリグ BS300

「KEURIG(キューリグ)」はアメリカで1998年に創業され、その本国では4世帯に1世帯が使用しているといわれるほど人気のカプセル式コーヒー&ティーメーカーだ。アメリカによく旅行する人なら、このブランド名をご存じだろう。

今回紹介する最新モデル「BS300」でまず目を惹くのが、1950年代、世界が憧れたミッドセンチュリー時代の家具やアメリカ車のデザインを彷彿させる魅力的なデザイン。クロームメッキがアクセントになっている。

機能的にもBS300は最先端だ。抽出に使うのはK-Cup®と呼ばれる独自形状のカプセル。その中にはペーパーフィルターと厳選された一杯分のコーヒー豆が最適な状態に挽かれて密封されていて、抽出ボタンを押すことで、最適な温度のお湯が注がれ、いつでも約30〜50秒でおいしい一杯を淹れることができる。つまりドリップ式のコーヒーマシンだ。
またコーヒーに加えて、紅茶や中国茶、日本茶のカプセルも楽しめる。さらに、有名カフェブランドとのコラボレーションで開発されたコーヒーや紅茶、日本茶などのカプセルが多数用意されているのも、キューリグの大きな魅力。コラボレーションの相手は、上島珈琲店や英國屋、小川珈琲、セガフレード・ザネッティやタニタカフェ、カフェ・ド・クリエ、PRONTO、Scropコーヒーロースターズ、Afternoon Tea、中村藤吉本店など。
つまり、自宅で日頃足を運んでいるカフェの気分まで味わえるのだ。

また、本体の右側にあるスタートボタン(抽出ボタン)を3秒長押しすると、濃い目に調節できる「ストロングモード」を搭載。さらに、本体左側にはボリューム型のつまみがあり、これを操作することでカプセル抽出するときのお湯の量を70ml〜300mlの範囲で、好みの濃さや味に調整することができる。お湯だけを専用口から出せるから(最大300ml)、給湯ポットとして使えるのもこのマシンならでは。水タンクも1.5リットルと大容量なので、こまめに水を継ぎ足す必要もない。

デザインはおしゃれなリビングやオフィスにもよくなじむ。有名カフェブランドのさまざまな味を楽しみたい人には特にお薦めだ。
キューリグ BS300

有名ブランドとコラボレーションしたさまざまな味のコーヒー、紅茶、中国茶、日本茶が楽しめるアメリカ生まれのカプセル式コーヒー&ティーメーカー。幅18×高さ30×奥行き31.8cm。重さ約3.8kg。オープン価格。公式オンラインストアの本体価格は1万4850円(税込)だが、同じ価格でK-Cupsがセットになったお得な特別セットのキャンペーンも多数ある。さらに毎月定額を支払えばマシンが無料レンタルになり、月ごとにおまかせのK-Cupが届く「キューリグコーヒーおまかせ定期便」というプランもある(利用期間は最低6カ月から)。K-Cupカプセルもオープン価格。1箱12個入りで公式オンラインストアでの参考価格は1036円(税込)から。
https://www.keurig.jp/

今回紹介したコーヒーメーカーは、いずれのモデルもそれぞれ唯一無二の魅力がある。あなたの好みやライフスタイルに合わせ納得の1台を選んで、極上の在宅カフェライフを楽しんでみては。

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