世界が注目するパラダイスアイランドへ
石垣島からフェリーで渡るか、沖縄本島からプロペラ機に乗り継ぐか。かつてはアクセスに時間がかかった宮古島だが、いまや羽田空港から直行便で行けるようになったことは、国内のみならず世界中のリゾートラバーたちの間でも福音として話題になっている。
宮古島といえば、魅力は何といっても“宮古ブルー”と呼ばれる透き通った紺碧の海にあり、ここ数年は“遠くて近い楽園”として、数多くのリゾートホテルが新たにオープンしている。
そうした中、2019年5月に他とは一線を画すラグジュアリーなプライベートヴィラが誕生した。「ザ・リスケープ」──まだ人跡未踏の自然が残された宮古島東海岸のなぎさに沿うように立ち並ぶこのリゾートを訪ねて感じたのは、南国ならではのエキゾチズムに代えてのインターナショナルでモダンなセンスであり、別荘のようにくつろげる、日常からの心地よい連続性であった。
宮古島といえば、魅力は何といっても“宮古ブルー”と呼ばれる透き通った紺碧の海にあり、ここ数年は“遠くて近い楽園”として、数多くのリゾートホテルが新たにオープンしている。
そうした中、2019年5月に他とは一線を画すラグジュアリーなプライベートヴィラが誕生した。「ザ・リスケープ」──まだ人跡未踏の自然が残された宮古島東海岸のなぎさに沿うように立ち並ぶこのリゾートを訪ねて感じたのは、南国ならではのエキゾチズムに代えてのインターナショナルでモダンなセンスであり、別荘のようにくつろげる、日常からの心地よい連続性であった。
日常の延長線上にある快適さ
言ってみれば、家にいるときと同じく自然体で、何日でもリラックスして過ごせる場所。実際に連泊してみて至極快適だったのは、波の音が聞こえる大自然の只中に身を置きながら、空間や設備、家具調度品などにはむしろアーバンなセンスを感じられるからだろう。日常と遠くかけ離れた非日常には、ロマンはあるかもしれないが、そこで普段の利便性を犠牲にしたくないという人もいるとすれば、ここは都会の瀟洒なマンションを抜け出し、ひとっ飛びして出かける休日のデスティネーションとしては最適な解の一つと言えよう。
客室は、40〜112平方メートルまでの全9タイプ / 41室。滞在中はレセプションやレストラン、バー＆ラウンジのあるメイン棟を素通りして、自分のヴィラまで直接車で乗り着けられるから、まさに別荘のようにプライバシーが保たれる。何しろここのコンセプトは「プライベート ハイダウェイ」。各部屋には外からの視線を一切シャットアウトしたプライベートプールとアウトドアバスが設えられており、誰に気兼ねすることなく、宮古島の太陽と風を感じながらくつろぐことができる。
客室は、40〜112平方メートルまでの全9タイプ / 41室。滞在中はレセプションやレストラン、バー＆ラウンジのあるメイン棟を素通りして、自分のヴィラまで直接車で乗り着けられるから、まさに別荘のようにプライバシーが保たれる。何しろここのコンセプトは「プライベート ハイダウェイ」。各部屋には外からの視線を一切シャットアウトしたプライベートプールとアウトドアバスが設えられており、誰に気兼ねすることなく、宮古島の太陽と風を感じながらくつろぐことができる。
部屋には使い勝手のよいデスクもあるから、かすかに聞こえる波の音と小鳥のさえずり以外は何ら集中を妨げるもののない環境で、持ってきた仕事に打ち込むこともできる。頑張った後の気分転換には、目の前に広がる美しいビーチを散策してみよう。なぎさに遊ぶ色とりどりの熱帯魚たちが、心をほぐしてくれるはずだ。
ドライブなどのアクティビティも充実
レンタカーを借りていれば、「宮古ブルー」の海上に架かる全長3,540mもの伊良部大橋を渡り、隣の伊良部島を訪ねてみるのもいい。ほかにも池間島や来間（くりま）島など、橋でつながった島を訪ねて回るアイランドホッピング・ドライブでは、絶景スポットが目白押しだ。
シュノーケルやフィッシングタックルを持ってきていれば、さらに踏み込んで南の海の自然と触れ合えるだろう。あるいはゴルファーであれば、リゾートから車ですぐの場所にある絶景のゴルフコース「オーシャンリンクス宮古島」でのラウンドも、予定に組み込んでおきたいものだ。海抜けの素晴らしい眺望に打ち込むティーショットは、爽快そのもの。忘れられない旅の思い出の1ページとなるはずだ。
もちろんリゾートにも、ビーチでのサンライズヨガやSUPといったウェルネスのためのマリンアクティビティが充実しているが、ユニークなものでは「素潜り漁師 見学ツアー」がお勧めだ。地元の漁師と一緒に海に入り、目の前で水中銃を用いたダイナミックな魚突き漁を見学するというもので、ウエットスーツやシュノーケルなどの用意もあるから手ぶらで参加できる。
もちろんリゾートにも、ビーチでのサンライズヨガやSUPといったウェルネスのためのマリンアクティビティが充実しているが、ユニークなものでは「素潜り漁師 見学ツアー」がお勧めだ。地元の漁師と一緒に海に入り、目の前で水中銃を用いたダイナミックな魚突き漁を見学するというもので、ウエットスーツやシュノーケルなどの用意もあるから手ぶらで参加できる。
豊かな海、そして大地の恵みをいただく
日中の間、思う存分体を動かした後は、この島の豊かな海と大地に育まれた、自然の恵みそのものといえる食材を用いた料理を心置きなくいただこう。レストランで供されるのは、目にも、鼻にも、舌にもうれしいメニュー。バラエティ豊かにそろえられたワインに合わせて、このときばかりは普段よりもゆっくり流れる島時間を楽しもう。ふと外に目をやると、窓の外には目路の限りに広がるたそがれの水平線が。「宮古島に来てよかった」──そう実感する瞬間だ。
食後は場所を変えて、階下のバーラウンジでディジェスティフ（食後酒）をいただこう。スタンダードなカクテルから、沖縄ならではの泡盛を用いたカクテルまで、物語のある1杯と出会えるはずだ。
ただ休むだけでなく、遊ぶだけでもなく、次にまた頑張るための癒やしと、チャージが得られるリゾート。「ザ・リスケープ」は想像よりもずっと近いところで、あなたが訪れるのを待っている。
食後は場所を変えて、階下のバーラウンジでディジェスティフ（食後酒）をいただこう。スタンダードなカクテルから、沖縄ならではの泡盛を用いたカクテルまで、物語のある1杯と出会えるはずだ。
ただ休むだけでなく、遊ぶだけでもなく、次にまた頑張るための癒やしと、チャージが得られるリゾート。「ザ・リスケープ」は想像よりもずっと近いところで、あなたが訪れるのを待っている。
