VISIONARYMAGAZINE BY LEXUS

SPORT

新感覚アクティビティー「SUP」がいま熱い

2019.11.25 MON
新感覚アクティビティー「SUP」がいま熱い

簡単に水上を移動できる新感覚アクティビティーとして、近年人気が高まっているスポーツ「SUP(サップ)」。2000年代にアメリカを中心に広がってきたスポーツがいま日本でも話題を集め、プロスポーツの分野でも注目され始めている。

Text & Edit by Keisuke Tajiri
Photographs by Lotus Outdoors

SHARE

この記事をシェアする

こちらの記事は音声でもお楽しみいただけます。

COLLABORATED WITH

SUPが人気になったワケ

SUPとはStand Up Paddle-board(スタンドアップパドルボード)の略で、サーフィンのようなボードの上に立ち、パドルを使って水上を移動するというもの。SUPの誕生にはいくつかの起源があるとされ、南米のペルー共和国の漁師が船の上に立って釣りを行ったという説や、1960年代にハワイのワイキキビーチで現地のビーチボーイたちがサーフボードの上に立って観光客を撮影していたという説などさまざまだ。

競技スポーツとして初めてコンテストが開催されたのは2004年。ハワイのマカハで開かれたこの大会をきっかけに、世界中で広く知られるようになった。日本では2010年ごろから取り入れられ、アクティビティーのほかにもヨガと組み合わせることでより体幹が鍛えられると、若い女性を中心に注目をあびている。また、SUPは全身の筋肉を使うため効率的にトレーニングが可能になり、トップアスリートのトレーニングメニューにも採用されているという。

「日本でSUPが広く支持された理由の一つには、ボードに立ったときの視点の高さがあります」。こう話すのは、群馬県の四万湖(しまこ)でSUP体験ツアーを開催しているロータスアウトドーアズの石川友則氏だ。
水の上でくつろぐことができるのもSUPの魅力
水の上でくつろぐことができるのもSUPの魅力
「たった少しの違いに思うかもしれませんが、“水の上に立つ”という感覚は不思議なものです。たとえばサーフィンもボード上に立って行うスポーツですが、サーフィンのように波の流れに乗る感覚とはまた違う楽しさがあります。また、SUPは進むだけであれば難しい技術は必要ないので、パドルの操作に集中することなく、ゆったりと景色を眺めることができるのも特徴です」

実際、水の流れに任せるようにゆったり進んでいくと、カヌーやカヤックのようにギアが視界に入ることがほとんどないため、まるで水上を散歩しているような感覚を体験できる。

さらに人気の理由として挙げられるのが、波が必要なサーフィンとは異なり川や湖でも楽しめることだ。たとえば、四万湖は“四万ブルー”と呼ばれるように、コバルトブルーの美しい湖水が見どころで、高い透明度を誇っている。「SUPも風景も楽しみたいという方にとって、四万湖は最適なスポットです」と石川氏は話す。
天候次第では霧がかかることも
天候次第では霧がかかることも
「透明度の高さもさることながら、四万湖の魅力はなんといっても大自然が目の前にあるということ。広大な海だと漕いでも移動している感覚を得にくいですが、四万湖は間近で風景の移ろいを楽しむことができます。また時期によっては霧が出ることもあり、まるで雲の中に入り浮いているような感覚になります。風の影響を受けやすいSUPですが、山間部に位置する四万湖は強い風が吹くことがあまりなく、時期を問わず楽しめるのも特徴です」

プロスポーツの分野でも日本人選手が活躍

SUPで使われるボードは目的別に大きく2種に分けられる。サーフィンのように波に乗ったり、レースなど本格的に使用するためのハードボードのタイプと、ヨガやフィットネスなど、手軽に楽しむための折りたたみ構造になったインフレータブルボートと呼ばれるもの。「ビギナーにお勧めなのは静水から流水まで対応している、インフレータブルボートのオールラウンドタイプのものです。サーフィン未経験者でも、ほとんどの方が立ってこぐことができます」
安定したボードなので簡単に移動することができる。湖であれば波も立たないためビギナーには安心
安定したボードなので簡単に移動することができる。湖であれば波も立たないためビギナーには安心
日本ではアクティビティーを中心に注目されてきたSUPだが、近年では全国各所で大会が開かれ、この9月にはISA(国際サーフィン連盟)公認による、アジア初の世界大会が大阪で開催された。

1kmの短距離コースから、10kmコースのロングマラソンなど複数の種目があり、どのレースでもアマチュアの参加が可能。また、プロの技術を間近で見られるのも醍醐味の一つだ。

日本人選手も輝かしい成績を収めており、世界ランク4位に女性プロレーサーがランクインするなど、プロスポーツの分野でも熱い盛り上がりを見せている。これからますます注目をあびることが予想されるSUP。ビギナーでも簡単に始められるので、一度体験してみてはいかがだろうか。
記事一覧へ

RELATED

関連リンク

RECOMMENDED

あなたへのおすすめ

RANKINGランキング
Daily
Weekly
PICKUP今週の編集部おすすめ記事

    FOLLOW US

    Mail News

    レクサスの最新情報をお届けしています。
    VISIONARYの記事情報も配信中。

    Twitter

    VISIONARYの最新記事や過去の人気記事を投稿します。

    配信通知

    VISIONARYの最新記事をプッシュ通知でお届けします。

    RANKINGランキング
    Daily
    Weekly
    PICKUP今週の編集部おすすめ記事
      FOLLOW USVISIONARYの最新情報をお届けします。
      • Mail News
      • Twitter
      • 配信通知