VISIONARYMAGAZINE BY LEXUS

TECHNOLOGY

ハンズフリーのスマートスピーカーで
ショッピング革命が起きる

2018.09.28 FRI
ハンズフリーのスマートスピーカーでショッピング革命が起きる

すでに日本の家庭にも浸透しつつあるスマートスピーカー。アメリカ、中国を中心に大手テック企業が大規模な資本投下を行うこの分野の成長率は向こう5年で200パーセントと群を抜いている。今後、家電、キッチン、自動車などあらゆるデバイスに搭載される見込みで、音声だけによる買い物=ボイスショッピングが市場を席巻するとみられている。

(読了時間:約3分)

© 2018 Stylus

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2020年の市場価値は440億円相当!

スマートスピーカーの加速度的な一般家庭への普及によって、今後、音声検索によるショッピング(ボイスショッピング)の需要が大幅に高まると予測されている。2017年時点ですでにアメリカ、イギリス両国の合算だけでも市場価値は20億ドル(約220億円)と見込まれているが、5年後の2022年にはその倍の額に達するとの予測もあるほど。
アメリカでスマートスピーカー市場を牽引するのは、「アマゾン・エコー」「グーグル・ホーム」「マイクロソフト・コルタナ」の大手テック企業が製造する3大プロダクトで、マーケットシェアは、それぞれ10パーセント、4パーセント、2パーセントだが、これらの数字は今後5年間で爆発的に伸び、全家庭の50パーセント超がスマートスピーカーを利用するとされている。
食料品、エンターテインメント、電化製品がボイスショッピングでもっとも頻繁に購入される商品で、4位に衣料品が続くが、ファッションブランドもこのトレンドに乗り遅れまいと新種のサービス開発に余念がない。

また、スマートスピーカー市場の拡大は、英米のみならず中国でも顕著で、技術開発面ではグローバルリーダー的存在との見方もあるほど。中国市場においてもっとも多くのユーザーを獲得しているアリババは、2017年にリリースした「Tmall Genie」に続く最新モデルとして、子どもやお年寄りをターゲットにした「AliGenie 2.0」を発表した。「AliGenie 2.0」は、教材用のカードや児童向け絵本の表紙をカメラで認識することで、教材や絵本を読み上げる機能などを備えており、ビジュアルと音声を融合した新機種として注目されている。アリババのライバルは、Eコマース大手のJD.comだが、中国検索大手のバイドゥや、スマホメーカーのシャオミなども追随している。
ハンズフリーのスマートスピーカー

自動車の中はボイスショッピングに最適の空間

ボイスショッピングのもっとも大きな利点は、完全ハンズフリーの利便性だ。手元の仕事や作業を中断することなく、いつでも検索&ショッピングができる。この特徴がもっとも効果的に発揮されるのが、運転中の自動車の中だ。実際、アマゾン、グーグル、ニュアンス、サウンドハウンドといった大手テック企業は、車内の音声アシスタントシステムをすでに開発しており、アマゾンにいたっては同社のエコーを搭載し、ドライブ中に手軽にショッピングができるサービスをインドで展開しているという。

家電メーカーも同様で、テレビや冷蔵庫などの電子機器をハブにボイスショッピングできるモデルの開発に拍車をかけている。例えば冷蔵庫に音声アシスタントを搭載することで、足りなくなった食材を冷蔵庫に話しかけることで注文でき、即日デリバリーされるのだ。実際、サムソンは、同社のスマートアシスタントシステム「Bixby」をテレビと冷蔵庫に搭載しているほか、LGもアマゾンのアレクサを同社のスマートキッチン製品に搭載している。
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