VISIONARYMAGAZINE BY LEXUS

SPORT

波動拳で世界を制す?
デジタルとフィットネスを融合した
新しいコンテンツの誕生

2018.08.01 WED
波動拳で世界を制す? デジタルとフィットネスを融合した新しいコンテンツの誕生

仮想現実(VR)、拡張現実(AR)技術の進化により、かつて不健康の代名詞とされていたコンピューターゲームは、リアルにカラダを使うアクティブでフィジカルな余暇となりつつある。世界各国のユーザーをつなぎ世界選手権も開催されるeスポーツの最前線とは?

(読了時間:約3分)

© 2018 Stylus , Hado

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コンピューターゲームがオリンピック種目に?

コンピューターゲームが運動不足や不健康の代名詞として語られる時代はもう終わりを告げた。ヨーロッパにおいてはゲーマー全体の約44%が「コンピューターゲームは身体を使うスポーツの一つである」と答えた調査もあるほどで、今後はオリンピック競技の一つとして採用されるべきという声も少なくない。実際、ゲームとフィジカルな競技コンテンツを融合したeスポーツは、スポーツエンターテイメント業界に革命を起こし、市場規模も2017年現在の7億ドルから2020年までに15億ドルほどまで拡大すると予想されている。文字通りバーチャルがリアルへとクロスオーバーすることで、これまで存在し得なかったまったく新しい基軸のコンテンツが生まれているのである。

ワールドカップも開催されるグローバルなeスポーツ

ドッジボールのコンセプトとAR(拡張現実)の技術を融合した「Hado」は、カラダの動きを感知するウェアラブルデバイスを活用することで、コンピューターゲームが高度にフィジカルなアクティビティになり得ることを実証する良い例だろう。日本企業であるmeleapが開発したこのゲームでは、プレイヤーがVRヘッドセットとアームセンサーを装着、3対3の2チームに別れて「エナジーボール」を投げ合い、相手プレイヤーを倒しながら得点を稼ぎ出し最終的な勝者を決める。また特定のジェスチャーをすることで敵からのエナジーボールを防ぐ「シールド」を作り出し防御することもできる。2016年から、世界中のHadoプレイヤーが戦う「Hadoワールドカップ」も開催されており、3年目となる2018年には1000万円を超える賞金が用意されるなど、年々盛り上がりを見せている。
© Hado
© Hado

自分のアバターを追い抜き自己ベスト更新!

シンガポールのクリエイティブエージェンシー、BBHシンガポールが開発した「ナイキ・アンリミテッド・スタジアム」は、8の字型をした陸上競技トラック。自己最高記録タイムを入力すると、全長200mのコースに沿って建てられたLEDスクリーン上を自分自身のアバターが駆け抜ける。参加ランナーは、バーチャルな自分を追い抜こうと全力疾走することでパーソナルベストの更新が図れる仕組みになっている。
© Nike
© Nike

筋トレの世界王者を決める

一人で黙々とカラダを鍛えるイメージが強いジムでのトレーニングも、バーチャルリアリティ(VR)技術の進化で様相を根本から変えつつある。アメリカのブラック・ボックス社は、VRゴーグルを装着したユーザーが3Dゲームを通じて筋力トレーニングを行えるプログラムを開発。地味な印象の“筋トレ”だが、同社によると2018年中にリアルなジムをオープンし、今後5年間のあいだに、ユーザーがバーチャル空間でお互いの筋力を競うことのできる「筋トレイベント」の開催を企画しているという。
© Black Box VR
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