VISIONARYMAGAZINE BY LEXUS

EXPERIENCE

休暇は冒険に行く!アドベンチャーツーリズム
という新しい旅のカタチ

2018.07.23 MON
休暇は冒険に行く!アドベンチャーツーリズムという新しい旅のカタチ

旅行の価値は、使ったお金の額ではなく、いかに特別な体験をなし得たかによって決まる。そう考えるミレニアル世代の台頭とともに人気拡大中なのが、バケーションと冒険をマッシュアップした新しい旅のカタチ、アドベンチャーツーリズムだ。

(読了時間:約4分)

© 2018 Stylus

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冒険、食、文化と多角的に楽しめるコンテンツが人気

“バケーション=リラックスタイム”の時代は終わりを告げた。零下20度の南極大陸を走破する極寒マラソンやインド奥地で身体を極限まで追い込むパーソナルトレーニングなど、いま最もトレンディーな旅はその名も「アドベンチャーツーリズム」。文字どおり“冒険”という非日常の体験を売りにするだけでなく、さらにフィットネスまで追求してしまおうという一石二鳥のプログラムで、近年、ワークライフバランスやウェルビーイングに対する関心が高いミレニアルズの間で人気が急速に拡大している。

大手旅行予約サイト「Booking.com」が行った2017年の調査でも、海外旅行を計画するユーザーのうち、実に半分を超える56%がアドベンチャーツーリズム的な旅行を計画したいと答えており、かつては一部の旅行者に人気のニッチなジャンルとして存在した冒険旅行が、主要マーケットへと加速度的に成長しつつある傾向が数字でも裏打ちされた。

世界各地の旅行協会や旅行代理店もこのトレンドに乗り遅れまいと、旅行アプリの開発業者などと提携して、ユーザーが旅先の地元住民と触れ合い、運動だけでなく食事や文化も体感できる360度エクスペリエンスのコンテンツ開発なども行っている。グローバルで見ると6,830億ドル(!)の市場規模と評価されるアドベンチャーツーリズムのなかでも注目される4つのジャンルをセレクトして紹介する。

極寒の南極すらも駆け巡る

2015年にイギリスの旅行代理店、グローバル・ランニング・アドベンチャー(Global Running Adventures)社が立ち上げた「ワールド・マラソン・チャレンジ」は、7大陸で7つのフルマラソンを7日間で完走するというもの。当然、移動日を含むので7日連続ではないが、南極、アフリカ、オーストラリア、アジア、ヨーロッパ、北米、南米の各エリアでそれぞれ42.195kmを1日の制限時間で走る。氷の上を走る南極に象徴されるとおり、ときに極限の環境に身を置くワイルドなプログラムだが、真の意図は難病患者の支援などを目的としたチャリティー活動で、アウェアネス向上や賛同者からの寄附金調達といった慈善活動的な側面も注目を集める要因となっている。
© World Marathon Challenge
© World Marathon Challenge

まだ見ぬ景色を求めて大地を進むトレッキングツアー

経験豊かなトレッキング愛好者をターゲットにしたツアーも世界的に人気急上昇中で、アメリカでは売上の成長拡大がもっとも著しいジャンルとする調査結果もあるほど。内容もヒマラヤ山脈のトレイルを走破するものから、キリスト教の聖地、サンティアゴ・デ・コンポステーラ(スペイン)への巡礼路をトレースするものまでバラエティーに富む。ここで取り上げたのは「グレート・タスマニアン・トラバース」。オーストラリアのタスマニアン・エクスペディションズ(Tasmanian Expeditions)社が企画するもので、合計39日間かけてオーストラリア南海岸沖にあるタスマニア島を横断する。同島に残された手付かずの自然を目の当たりにするツアーで、「地球上に残された、数少ない大自然のありのままを経験できる」と人気を博している。
© Tasmanian Expeditions
© Tasmanian Expeditions

女性限定のコンテンツも人気

アクティブでヘルスコンシャスな若い女性層に向けて開発されたプログラムも各種存在するが、なかでもフィットネス向上というストイックな目的だけにフォーカスせず、休暇中にライフスタイルを謳歌しようとするユニークなコンテンツも豊富にある。モロッコのサーフ・マロック(Surf Maroc)社は、「ガールズウィーク」と名付けたパッケージを開発。ヨガ、サーフィンといったプログラムのみならず、毎晩趣向を変えて行われるディナーパーティーも売りにしている。世界的ラグジュアリーホテルチェーン、W Hotelsが提供する「フューエル・ウィークエンド」は、”Detox. Retox. Repeat”をテーマに、インストラクター付きのワークアウトセッション(=Detox)に続いて、フードやドリンクをぜいたくに振る舞うビーチパーティー(=Retox)を開催。このDetoxとRetoxのサイクルを繰り返して(=Repeat)楽しむスタイルとなっている。一風変わっているのが、アメリカのワイルダー(Wilder)社が提供するプログラム。ランニングとライティング(!?)をセットにしたプランで、体を鍛えつつ、同時に詩作や執筆のライティングレッスンを受けることができる。
© Wilder
© Wilder

ラグジュアリーとサイクリングアドベンチャーの融合

ロードバイクにまたがって長距離を移動する自転車ツアー自体は新しいものではないかもしれない。が、こちらもアドベンチャーツーリズムの高まりとともに一部エンスージアストのみならず、より広い層へ向けたパッケージツアーが増加している。ツール・ド・フランスでも活躍したプロサイクリスト、ジョージ・ヒンカピー氏がオーナーを務めるラグジュアリーホテル「Hotel Domestique」(アメリカ)は、流麗な山容で知られるブルーリッジ山脈や風光明媚な海岸線を走るサイクリングルートなど、ヒンカピー氏自身もセレクトに加わり複数のコースを提供。1日が終わるとホテルに併設されたレストラン「Restaurant 17」で、地元の食材を使った豪華美食ディナーを楽しめる。ラグジュアリー体験とサイクリングがセットになったかたちだ。
© NTSQ Velo
© NTSQ Velo
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