VISIONARYMAGAZINE BY LEXUS

TECHNOLOGY

モバイル会計アプリで
ストレスフリーなショッピング

2018.06.20 WED
モバイル会計アプリでストレスフリーなショッピング

ショッピングで苦痛の種となるのが会計待ちの列。せっかく気持ちよく買い物しても、支払いのために待たされると、気持ちも萎えてしまう。イギリスのテック系スタートアップが開発した「Ubamarket」は、スマートフォンで商品の会計ができる優れもの技術だ。

(読了時間:約3分)

© 2018 Stylus

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世界で急速に拡大する「Scan as you shop」のモバイル会計

マーケティングの世界でも“カスタマー・エクスペリエンス”が一つのキーワードとして重要視される昨今。スマートかつシームレスな体験を提供できる企業やブランドが多くのファンを生み、SNSなどで裾野を広げていくことで売上の向上につながる。これまでレセプションやイベント開催などワンオフの機会を中心にカスタマー・エクスペリエンスの重要性が論議されてきたが、今やこのコンセプトが私たちの日常の行動体系にも浸透しつつある。
 
その一例がショッピング。店員の対応、品揃え、店舗デザインなどすべてに満足してあと残すは会計というところで、支払いの列で何分も待たされると、それまでの好感と高揚感が水泡に帰してしまう。そんな経験をお持ちの読者も少なくないだろう。

そうしたアンチクライマックスなショッピング体験を解決してくれるのが、イギリスのテック系スタートアップが開発した「Ubamarket」だ。これまでにイギリス国内のスーパーマーケット「Warners Budgens」、「Londis」の2大チェーンで導入され、今後、アプリ利用店舗の数は1000店以上に拡大すると予想されている。

Ubamarketの一番の利点は、スマートフォンにダウンロードしたアプリで商品のバーコードをスキャン、ショッピングが終了したら、レジにも向かわず文字通りその場で即時支払いが可能な点だ。これまで店舗に用意された専用スキャナーを使って買い物をするサービスはあったが、Ubamarketでは自分のスマートフォンですべてが完結するため、利便性はさらに向上する。また買う必要のあるものを事前に入力してショッピングリストを作成しておけば、アプリが店内の位置情報を認識して、最も効率的に買い物ができるよう“道案内”もしてくれる。

Ubamarketのチーフ・エグゼクティブを務めるウィル・ブルーム氏は、Ubamarketの成功要因についてスキャン技術への投資をあげる。「バーコードの種類は非常にたくさん存在しています。そのすべてに対応できるようテクノロジーのアップデートや、スキャン技術に対するダイナミックな見識を常に磨くよう切磋琢磨しています」。

スマートフォンによる会計技術の導入は世界的なトレンドとなっている。アメリカの高級百貨店「Macy‘s」も現在、技術開発中で、近い将来450〜650店舗での展開を予定しているという。

「私たちの店舗で買い物をする利用客にとって最も苦痛なのは、チェックアウト(=会計)のプロセスです。レジの場所を探さなければいけない。レジに行っても対応するスタッフがいないこともある。また会計の列が長かったら、少なくないストレスの原因となるわけですから」と、Macy‛s のチーフ・エグゼクティブ、ジェフ・ジェネッテ氏はモバイル会計アプリ導入の背景を指摘している。
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