わずらわしい食事のログ入力が不要
ミレニアル世代のみならず社会全体に浸透しつつある昨今の健康増進ブームも手伝って、摂取カロリーのトラッキングなど我々の食生活を管理するアプリの数も加速度的に増えている。朝食、昼食、夕食の3食に加えて間食と、口に食べ物を運ぶたびにログをつけるわけだが、正確かつ継続的に摂取カロリーを記録していくのは、根気も必要でなかなか難しい作業だ。
スーパーやコンビニで売られる食料品のようにカロリー、糖質、塩分など主成分を列記したリストがパッケージにあればまだいいが、レストランなどでの外食となると、記録をつけるのが面倒なうえ、そもそも摂取しているカロリーや栄養分の詳細が不明でお手上げということにもなりかねない。
そんな悩める現代の健康志向派たちの救世主となる発明を、米国マサチューセッツ州にあるタフツ大学の研究者が発表した。歯の表面にシールのように貼って固定するだけで、摂取する飲食物すべての栄養分をトラッキングできるという優れもの。純金製の極薄レイヤー2枚でバイオセンサーをサンドイッチした構造をもつこのウェアラブルセンサーは、ユーザーが摂取した糖分、塩分、酒量などの情報と、摂取時に体がどう反応したかの記録を自動でトラックし、スマートフォンにダウンロードしたアプリにこれまた自動で送信する仕組みになっている。ユーザーによる入力作業は皆無で、文字通り飲食を気兼ねなく楽しめるわけだ。
「摂取した食物を記録したり、飲食による口腔内の変化をモニターすることで、歯の健康度だけでなく、心理的コンディション、疲労度などをチェックすることが可能です」と、開発をリードしたフィオレンツォ・オメネット氏は説明する。
「応用の可能性が広い技術」とオメネット氏も胸を張るが、医療的な用途はもちろん、ウェルビーイングと自分だけのためにカスタマイズされたサービスを好むミレニアル世代に対して、魅力あるプロダクトを開発する基礎技術にもなるとして注目されている。
スーパーやコンビニで売られる食料品のようにカロリー、糖質、塩分など主成分を列記したリストがパッケージにあればまだいいが、レストランなどでの外食となると、記録をつけるのが面倒なうえ、そもそも摂取しているカロリーや栄養分の詳細が不明でお手上げということにもなりかねない。
そんな悩める現代の健康志向派たちの救世主となる発明を、米国マサチューセッツ州にあるタフツ大学の研究者が発表した。歯の表面にシールのように貼って固定するだけで、摂取する飲食物すべての栄養分をトラッキングできるという優れもの。純金製の極薄レイヤー2枚でバイオセンサーをサンドイッチした構造をもつこのウェアラブルセンサーは、ユーザーが摂取した糖分、塩分、酒量などの情報と、摂取時に体がどう反応したかの記録を自動でトラックし、スマートフォンにダウンロードしたアプリにこれまた自動で送信する仕組みになっている。ユーザーによる入力作業は皆無で、文字通り飲食を気兼ねなく楽しめるわけだ。
「摂取した食物を記録したり、飲食による口腔内の変化をモニターすることで、歯の健康度だけでなく、心理的コンディション、疲労度などをチェックすることが可能です」と、開発をリードしたフィオレンツォ・オメネット氏は説明する。
「応用の可能性が広い技術」とオメネット氏も胸を張るが、医療的な用途はもちろん、ウェルビーイングと自分だけのためにカスタマイズされたサービスを好むミレニアル世代に対して、魅力あるプロダクトを開発する基礎技術にもなるとして注目されている。
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