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スマートスキーで
リアルタイムなスキルアップが可能に

2018.04.25 WED
スマートスキーでリアルタイムなスキルアップが可能に

ウェアラブルデバイス等の登場で、日常生活がデジタル情報化される昨今。個々人に向けパーソナライズされた情報の提供に特化したテックの登場は後を絶たない。その最新モデルのひとつが、スキーの老舗「Elan Skis」が開発した、スマートスキーだ。

(読了時間:約2分)

©2018 Stylus

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スキーのバーチャル・コーチ登場

スキー愛好家にとっては特別な響きをもつ「Elan Skis」。ハイクオリティなハンドメイドスキーを70年以上の長きにわたって製造しているスロベニア本拠のスキーメーカーだ。そのElanが、2018年1月にドイツ・ミュンヘンで開催されたスノースポーツのエキスポ「ISPO 2018」で、最新テクノロジーを搭載したスマートスキーのコンセプトモデルを発表した。まだプロトタイプの段階ながら、スキー滑降中にリアルタイムで“バーチャル・コーチ”が上達のアドバイスを提供できるプロダクトとして注目を集めている。

今回、発表されたスマートスキーは、Elanがラインナップするハイパフォーマンスモデル、「SLX Fusion」に各種センサーを搭載、技術の粋を投入して開発された最新プロダクトだ。スキーヤーの体重移動、心拍数や筋肉の動きなどのデータを滑降中に随時収集し、Bluetooth経由でクラウドデータベースに送信。独自開発のアルゴリズムがデータを解析して、その分析結果がイヤホンを通してスキーヤーにリアルタイムで伝えられるという優れもの。

雪山をスキーで滑っている真っ最中に、個々人の滑降スキルを評価し、パーソナライズされたスキルアップのアドバイスを提供するというのだ。スマートスキーをヴァーチャルな個人スキーコーチとして機能させるテクノロジーで、スキーヤーにとっては自分の弱点をリアルタイムに修正できるという即効性が嬉しい。

「毎日の生活がスマートデバイスでモニターできる現代にあって、スキーヤーならびにスキーをテクノロジーと融合させるこのスマートスキーの開発は、単にElanというブランドにとっての進化というのではなく、スキー業界全体にとって大きく、ポジティブな前進といえます」と、Elanでプロダクトマネージメントを担当するメラーニャ・ソーバーは語る。

Elanが開発したこのスマートスキーのようにリアルタイムにアドバイスやレコメンドをユーザーに提供するヒアラブル・デバイスのリリースは年々増加傾向にあり、今後4年間で関連デバイスの売上は3倍に飛躍し、2020年までには55億ドル(約5900億円)に達するとの統計もある。

フィットネス関連のハイテクプロダクトも同様のトレンドを描いており、バーチャル・コーチや、バイオメトリクスなどの生体情報をリアルタイムで集積・分析するテクノロジーを擁したプロダクトは、将来的にさらに増加していくだろう。
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