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「LEXUS LS“INSTINCT”by DINING OUT」開催─
原始的な体験で内に秘めた本能を呼び起こす

2017.12.11 MON
「LEXUS LS“INSTINCT”by DINING OUT」開催─原始的な体験で内に秘めた本能を呼び起こす

レクサスのフラッグシップモデルとして、11年ぶりにフルモデルチェンジを果たした「LS」。その魅力とレクサスが発するメッセージを肌で感じてもらうべく、あるイベントが開催された。舞台は富士山の麓、屋外で行われた“本能”を刺激する特別な食事会だ。

(読了時間:約6分)

Text by Keisuke Tajiri

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レクサスの新型LSを本能で体感するスペシャルなイベント

レクサスが誇る新世代のフラッグシップセダンとして、圧倒的な静粛性と快適性を実現しつつ、シルエットはクーペスタイルとしてデザインを一新した新型LS。「世界トップクラスの一番安全なクルマ」を掲げているように、最先端技術の粋を尽くした安全性能を誇る、至高のクルマとして生まれ変わった。

そこでレクサスは「LEXUS LS“INSTINCT”by DINING OUT」と題した限定イベントを開催。INSTINCTとは本能。つまり。新生LSがもつ、人間の感性にダイレクトに刺激を与えるデザインと最先端テクノロジーを、イベントを通じて感じてもらおうというわけだ。招待されたのは雑誌編集長や若手経営者など年代も性別もさまざまなゲストたち。共通しているのは、常に新しい価値やスタイルを生み出してきた人たちだということ。

イベント当日は雲一つない快晴で、デビューしたての新型LSをドライブするにはまたとない最高の天気
イベント当日は雲一つない快晴で、デビューしたての新型LSをドライブするにはまたとない最高の天気
2日間にわたるイベントの初日、ゲストたちは自らLSのステアリングを握り、「風景美術館」とも称される絶景を望む静岡県の「日本平ホテル」へとドライブする。今回のテーマをとして『本能』を掲げているように、レストランという整った空間のなかで美食を味わいつくしてきたゲストたちにとって、ホテルでの食事だけでは本能に訴えかけるには要素がまだ少し物足りない。

そこで2日目は室内から外へと舞台を移し、初日につづいてシェフには熾火(おきび)焼きの名手、デイビット・ピント氏を迎え、キャンプスタイルの食事会が開催された。同氏がシンガポールに構えるレストラン「Burnt Ends」はAsia’s 50 Best Restaurantsのベスト10に選出されるなど、アジアで最も注目を集めるシェフの一人だ。ピント氏は今回のイベントのためだけにイベント数日前にシンガポールから来日し、仕込みに取り掛かかっている。

ゲストが生き物をハントし、さばいていく

2日目は、ゲストは3組に分かれ、そのうちの1組は渓流でニジマスを釣ってさばき、もう一組は北山農園で菊芋や、むらさきとうがらしなど無農薬有機栽培の野菜を掘り起こし収穫していく。残る一組はシェフのピント氏と共に会場で食材の仕込み作業を行った。
  • 自らで釣ったニジマスの仕込みを前に、思わず笑みがこぼれる
  • 採れたての人参は生で食べられるほど。小ぶりで甘さが控えめなのが特徴
各チームが食材をひと通り集め終えたところで、ピント氏の乾杯の挨拶とともに食事会がスタート。会場は富士山の頂上から麓まで、すべてが眼前に収まる素晴らしい見晴らしの高台に位置し、ピント氏の熾き火を囲むように、大木を削ってできた特注のスツールとテーブルが誂えられている。会場をDJで盛り上げるのはなんとFPMの田中知之氏だ。
富士山を一望できるぜいたくなロケーションと、贅を尽くした食事にゲストたちの会話も弾む
富士山を一望できるぜいたくなロケーションと、贅を尽くした食事にゲストたちの会話も弾む
食事は「スモークしたうずら玉子キャビア乗せ」から始まり、「ギリシャ名物のタラマサラータ」、「ジャマイカ産チキンのロースト」、「ビーフタコス」、大ぶりのホタテ貝など。ピント氏は繊細な火入れで食材のもつ旨味を存分に引き立たせていく。一番の盛り上がりをみせたのがメインとなるイノシシの丸焼きが完成した瞬間だ。早朝からじっくり炙り続けることおよそ5時間。こんがりとキツネ色に焼きあがったイノシシがカット台へ乗せられると、思わずゲストたちも足を運び、その艶やかな仕上がりに声をあげる。
  • 次々と運ばれてくる料理。こちらはゲストが釣ったニジマスを使った一皿
  • メインのイノシシの丸焼き。ひとたびナイフをいれるとじわっと肉汁が溢れ出す
いくつかのデザートをはさみ、いよいよイベントも終盤へ。気がつくとすっかり西の空が赤くなり始め、ふと目を移すと、富士山は赤富士のごとく美しい紅色を纏った荘厳な姿を見せていた。

“ぜいたく”というのは本能を刺激するということ

「日本の食材の素晴らしさについては多くを語る必要はありません。今度はプライベートで来ます」とピント氏
「日本の食材の素晴らしさについては多くを語る必要はありません。今度はプライベートで来ます」とピント氏
イベント終了後、ゲストのひとりであり「VISIONARY」でも連載をもつクリエイティブ・ディレクターのムラカミカイエ氏に感想を訪ねると、次のように語った。
「ラグジュアリーという言葉の価値の変化をレクサスは先駆けて実現した」とムラカミカイエ氏
「ラグジュアリーという言葉の価値の変化をレクサスは先駆けて実現した」とムラカミカイエ氏
「実はラグジュアリーライフスタイルブランドが仕掛けるイベントにはほとんど参加しないんです。型にはまったものばかりであまり面白くないので。自分の立場からみても世の中にインパクトのある企画を仕掛ける側なので、その難しさを感じているところでもあります。そのなかで今回のイベントの企画を見てすぐに参加を決めました。ラグジュアリーという言葉の価値が変わってきていますが、それを企業がうまく汲み取って表現するのは非常に難しい。それをレクサスというラグジュアリーライフスタイルブランドが先駆けて実現したことに、相当の気概と寛容性を感じますね。機能的価値をエクストリームに追求してきた企業が、そことは対局にある情緒的価値を取り入れて実現させたことは大きな出来事だと思います」

情緒的価値とは今回のテーマでいう“本能を刺激する”ということだ。天候や気温など環境が刻一刻と変化し続けていくなかで、ゲストたちが山海に出て鳥や魚をさばいて手に入れた素の食材を、ピント氏の高度な熾火のテクニックで極上な一品へと仕上げていく。
「自動車業界は転換期を迎えています。これからも本能に訴えかけるクルマ作りをしていきたい」と沖野氏
「自動車業界は転換期を迎えています。これからも本能に訴えかけるクルマ作りをしていきたい」と沖野氏
レクサス ブランドマネジメント部 Jマーケティング室長の沖野和雄氏は、イベントの成功を振り返り、「一流を知り尽くしたゲストの方々に、LSの魅力をお伝えするためには時間と空間を“唯一無二”の体験にすることが命題でした。人間の感性は二度と再現できない環境下で研ぎ澄まされていくものです。運がよく天気にもめぐまれ、最高のものをお届けできたのではないでしょうか」と締めくくった。

天候、天然食材、熾火──そのどれもが自然に左右される状況下での開催だったが、今回のイベントではすべてが味方となった。この奇跡的ともいえる環境こそが唯一無二であり、人間の奥底に眠る本能を刺激するのだろう。
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