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フィンテックと銀行の未来!
クライスデール銀行の挑戦

2017.07.12 WED
フィンテックと銀行の未来!クライスデール銀行の挑戦

スコットランドのクライスデール銀行が、銀行の支店機能以外にも、インタラクティブ・フィンテックの新サービスを体験する場やイノベーションラボとしての機能を併せ持つ、ハイブリッドなスペースをロンドンにオープンし、注目を集めている。

(読了時間:約2分)

©‘Studio B’ by Clydesdale, Kensington High Street / Stylus

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最先端テックイノベーションやデジタルバンキングソリューションを実際に試すことのできる場

クライスデール銀行は昨年、預貯金の管理アプリ「B」をリリースしたことで話題になった。今回それに続く新しい試みとして、「スタジオB」と名付けられた空間をロンドン西部のハイエンドなショッピングストリートであるケンジントンハイストリートにオープンした。

ちなみに、「B」は支出をタイプごとに分類し、データをインフォグラフィックスとして可視化する、予算管理のスマートタグ機能を備えた管理アプリだ。また、支出が予算を下回った月には、残ったお金を自動的にユーザーの貯蓄預金口座に振り替える「予測預金」機能も搭載している。

一方「スタジオB」は、通常のサービスを提供する支店であると同時に、クライスデール銀行の最先端テックイノベーションや、開発者とユーザー間の議論を活性化させるデジタルバンキングソリューションを実際に試すことのできる場としての役割も担っている。ここで得られたフィードバックやインサイトをもとに、すでに計画されている事業アイデアをブラッシュアップする狙いがある。
空間中央のオープンエリアに設けられたラボスペース
空間中央のオープンエリアに設けられたラボスペース

アマゾンアレクサのスマートスピーカーで音声バンキングも可能

フューチャリスティックな空間が特徴の「スタジオB」。そのコンセプトを手がけたのは、イギリスのデザインエージェンシー、Four-by-Twoだ。エントランスには、アルファベットの「B」をかたどった鏡やデジタルスクリーンが設置され、錯視絵画であるオプ・アートに着想を得たカラフルなビジュアルが映し出されている。

中に入ると、店舗中央のオープンエリアにラボスペースが設けられ、ベンチにもなる大きな白いデスクにはバンキングアプリにアクセスできるタブレットが並べられているほか、アマゾンアレクサのスマートスピーカーを通して音声バンキングもできるという。

また、この空間を取り囲むように、プライベートな使い方をするお客様相談室やカフェ、ATMが配置されている。オープンゾーンでは、顧客が自分自身で財務をコントロールできるようになるためのイベントも定期的に開催される予定だという。最新のイベントは、「行動的な変化と習慣:われわれは年老いた犬に新しい芸を教えることができるのか?」と題したパネルディスカッションだ。
インテリアデザインは、イギリスのデザインエージェンシー、Four-by-Twoが手がけた
インテリアデザインは、イギリスのデザインエージェンシー、Four-by-Twoが手がけた
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