0.01
技で自然の美に向き合う。
三日月の光のように
ひそかに心を動かす布。
麻の着物とストールの「0.01」。プロダクト名は三日月の明るさが0.01luxであることに因み、「目には見えない、写真にも映らない、けれどそこには確かにあって、理由は分からないけれど、誰かの心を動かす小さな要素になっている」がコンセプト。一見ごくありきたりなデザインだが、その実繊細な仕事を重ねることで、意識的な視覚の外側に訴え、心を動かす試みが施されている。
1973年滋賀県出身。<br>大学卒業後、サラリーマンを経て2001年山西整経入社。伝統工芸士 大西實氏に師事し、 近江上布の手織りをはじめ、2016年伝統工芸士となる。<br>現在は整経を生業としながら、賃機として近江上布を手がけ、日々仕事を重ねている。 <br>JFW JAPAN CREATION A/Wテキスタイルコンテスト グランプリ受賞。<br>