fragmentum
光が表情を幾度も変える。
移りゆく時を表現した、
硝子と金属箔のバングル。
全てが一点物となるバングル「fragmentum」は、時間の移ろいを硝子と金属箔で移り行く様に視覚的に表現。一つ一つの硝子粒を石膏型に詰め鋳造する事により、熔ける痕跡を残し、バングルとして肌に身につけた時に陰影となり色彩を際立たせた。移ろいゆく美しさによって、完璧ではないものへ目を向ける大切さをメッセージとして込めている。
千葉県船橋市生まれ。奈良大学でササン朝ペルシャのガラスの制作方法を研究。卒業後、東京ガラス工芸研究所に入所しガラス制作全般の技法を習得。同研究所修了後、電気炉を使った鋳造技法であるキルンワークと呼ばれる技法を主体として制作活動を行う。現在、ガラス工房「Glass Studio ARGO」を主宰し、講座やレンタルスペースとしての運営を行う。