虚空
見る角度で、
デザインが変わる。
宇宙を着る藍染シャツ。
徳島県は藍染の原料「すくも」の生産地。藍染に初めて接する人にも楽しんで欲しいと願いを込めたシャツ。名付けられた「虚空」は弘法大師・空海の精神から。その言葉が持つ「宇宙すべて」の意を表現するかのように、雲、空、海をモチーフにした迷彩デザインは、角度によって藍の濃淡を見せる。
大阪成蹊大学芸術学部卒業後、パターン専門会社でアシスタントとして働きながら、マロニエファッション専門学校夜間部で学ぶ。その後高級服(プレタポルテ)の会社にパターンアシスタントとして入社。2012年徳島に戻り、スカート中心の衣服制作の「TRIANGLE」をはじめる。2015年にメインをスカートからシャツに切り替え、徳島市末広で店舗を構える。