四季取り(しきどり)
着る美から見る美へ。
色とりどりの生地が
米沢の四季を美しく表現する。
四季取り(しきどり)<br>米沢織を身につける美から、鑑賞する美に挑戦した「四季取り(しきどり)」。色ごとに織り上げた生地をパッチワークのように縫い合わせ、銀色に塗装した楓の木の額で作品を縁取り生地がより引き立つ作りに仕上げた。美しく、豊かな米沢の四季を一度に味あわせてくれる。
1980年機屋五代目として山形県米沢市に生まれる。2003年、京都老舗帯屋へ入社し、着物・織の基礎を学ぶ。2005年㈱新田に入社。2012年公益社団法人日本工芸会「正会員」認定。第58回日本伝統工芸展「日本工芸会新人賞」、第51回日本伝統工芸染織展「東京都教育委員会賞」、第19回MOA岡田茂吉賞「新人賞」、米沢市芸術文化協会「協会賞」、他多数受賞。