祥鬼猫—SYOUKINEKO—
鬼瓦をアイデンティティに
奥深い表情が、
笑顔と幸福を運ぶ。
福井に長く伝わる鬼瓦の技術を活かし、福を呼び魔を払う「祥鬼猫—SYOUKINEKO—」。福井の粘土と専用の窯を使って焼き上げ、越前瓦を思わせる重厚感のある黒みがかった色が特徴。インテリアやペーパーウエイトとして楽しめるオブジェは、右手を上げた猫は金運を、左手を上げた猫は人を呼び込むという願いが込められている。鬼師の意匠を感じさせながら、眺めているとふと笑顔が溢れる、奥深い表情にトリコになる。
23歳の時に北川鬼瓦に弟子入りし、祖父、母より立川流(たてかわりゅう)鬼瓦の技術指導を受ける。32歳の時に低迷する伝統工芸の未来を憂い、通販サイトを立ち上げ販路の拡大に取り組み始める。また同じ頃から地域の催し(越前モノづくりフェスタ等々)にも参加を始めるなど、先代から継承した確かな業とこだわりで、北川鬼瓦の魅力を発信している。